ソニーのWALKMAN「NW-ZX1」のレビュー。
今回は目玉であるハイレゾ楽曲を聴き比べてみての感想です。
ハイレゾ楽曲購入~ZX1音楽アプリの機能~聴き比べ感想の紹介になります。

イヤホンはソニーの
XBA-30を使用。
1万円以上する高級イヤホンですが昨年モデルでハイレゾには未対応なので、それを踏まえた上での感想となります。
→XBA-H3も購入し別記事に改めて感想を書きました■
SONYハイレゾイヤホン「XBA-H3」レビュー ZX1を使った音質の感想
ハイレゾ購入はmora

音楽配信サイト
moraで中森明菜のハイレゾ楽曲を購入。
moraでは購入した楽曲は10回まで再ダウンロード可能。
でもDRMフリーなのでPCに保存しておいて何度でもコピーして取り込めるので安心です。
1曲あたりの容量は
100MB。35曲のアルバムで
約3GBもありますのでダウンロードもWi-Fiで10分ぐらいはかかります。(まとめてダウンロードはできない仕組み)
※ファイル名が適当な数字でダウンロードされますが、音楽ソフトに登録するとちゃんとタイトル名が表示されるので大丈夫。
気になるようならファイル名を書き換えてもOK。
Media Goで音楽ファイルをインポート

最近はMediaGoがお気に入りで、このソフトからまとめてZX1へインポートします。
ケーブルをPCに接続してアルバムを選択(今回はShiftキーを押してアルバムを全選択)してから
「転送」ボタンを押すだけ。
全部で13.5GBありましたが、
約25分で全て取り込みが完了しました。
<ジャケット埋め込み>
MediaGoの場合、
楽曲を右クリックして
「プロパティ」→「アートワーク」→「追加」でジャケット登録できます。
複数登録してる場合
「既定値として設定」を押すと、そのジャケットが優先して表示されるようになります。(画像右下にマークが付く)
ジャケットはAmazonやYahooの画像検索をすると解像度の高い綺麗なジャケットが見つかります。
<歌詞埋め込み>歌詞の埋め込みは
iTunes+フリーソフトLyricsMasterを組み合わせると簡単に登録できます。
詳細は「
iTunesを使ってMP3に歌詞を埋め込む「Lyrics Master」使い方」
ZX1のWALKMANアプリ
ZX1もWALKMANアプリがありますが、XPERIAシリーズのものとは機能が異なっており、私にとっては待ち望んでいた機能が全て搭載されていたので大満足でした。
<フォルダ表示ができる>
XPERIAシリーズでは無かった
フォルダー表示があります。
これで音楽ファイルのタグ情報が一部違っていても、フォルダーからなら絶対にバラバラに表示されることが無くなります。
<待望の個別ジャケット表示>
XPERIAでは個別にジャケット登録していても、WALKMANアプリを使うとアルバム内の楽曲が全て同じジャケットに統一されていました。
それがZX1では個別ジャケットで表示されるようになって大満足。
これはアルバム・アーティストなど、どのモードでも個別表示されます。
<歌詞埋め込み表示にも対応>

XPERIAでは未対応だったファイルに埋め込んだ歌詞表示にも対応。
なおハイレゾ楽曲の場合は
「HR」マークが表示されるので区別できます。
<サウンドエフェクト>
ClearAudio+をOFFにすると別途音機能を自由にいじれるようです。
ただ曲に合わせてイコライザーの調節等が慣れていないと難しいので、私はおまかせでいい音にしてくれるClearAudio+をONにして使っています。
※ClearAudio+OFFにしてここのチェックを全て付けて聴くとフラットな感じで癖の無い音で鳴っていると感じられます。(低音の派手さが抑えられるといった感じ)
ハイレゾ音源の聴き比べ
中森明菜「DESIRE」をAAC320kbpsとハイレゾ音源で聴き比べしました。
最初の1分間を聴いただけでオーディオ初心者の私でもかなりハッキリと違いが感じられました。ハイレゾ音源だと明らかにこれまで聴こえていなかった楽器演奏がハッキリと沢山鳴っているように聴こえています。
また全体的に低音がズンズン響くような感じになりゴージャスな雰囲気になりました。
※今までXBA-30をXPERIAで使っていた時は澄んだ音質で高音が綺麗で低音は抑え気味に聴こえていました。
ただAAC320kbpsが悪いかというわけでは無く、どちらも音質はいいけど曲の特徴がガラッと変わって別物のように聴こえるといった感じ。
AAC320・・聞き慣れた原曲のメロディーなので気持よく歌が聴ける
ハイレゾ・・演奏が派手になって色々な楽器が聴こえる反面、メロディが今までと違った感じで聴こえるので別歌のように感じる
試しに母にも聴き比べて見てもらったのですが、
AAC320kbpsのほうが良いと言ってました。
今回のハイレゾは
リマスター+リミックスされていて、当時の歌声で収録されていますが演奏はたぶん高度な技術でいじられているのだと思います。
なので、当時のメロディに慣れている母にとってはハイレゾ楽曲は少し違和感があったのかもしれません。
<ハイレゾをXPERIA Z1で聴いた場合>ハイレゾ楽曲をXPERIA Z1に入れても認識するようでした。(ハイレゾ再生では無いはず)
ZX1と聴き比べて見たのですが・・・・
多少ZX1のほうが低音とクリアな音質かな、と感じましたが正直な所、端末を教えられず聴き比べて言い当てられる自信が無いぐらい微妙な差でした。
XBA-30がハイレゾ未対応のイヤホンだからZX1で本来のハイレゾ再生ができていないせいもあるのかもしれませんが、これはちょっと意外でした。
音楽機能まとめ
・ZX1のWALKMANアプリに今まで欲しかった機能が全て搭載され大満足
・AAC320kbpsとハイレゾは音質の良し悪しは感じられずそれぞれ別物の音楽として楽しめる
・イヤホンがハイレゾ未対応だとフルに力を発揮できないのかもしれない
以上がオーディオ初心者が感じたハイレゾ聴き比べ感想でした。
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XBA-30がハイレゾ未対応だから~というのがよくわからないのですが
もしかしてイヤホンの周波数特性でハイレゾに対応してるか否かを判断してたりしませんか?
ハイレゾ対応or未対応って言葉が既に意味不明な言葉なので書き込む際には気を付けた方が良いです。
というか使わない方が賢明です。
DAPがハイレゾに対応してるかどうかならともかく、イヤホンにハイレゾ対応も何もないですよ。
カスタムIEMのUE18proとか周波数特性が20Hz~18.000Hzだからハイレゾ未対応だよね!
なんて書き込みがもしあったら、ちょっと面白すぎてニヤニヤしてしまいます。
メーカーのヘルプページ
(
http://helpguide.sony.net/dmp/nwf880_zx1/v1/ja/content/cd-high-win.html)
によりますと、
「NW-ZX1 はコンデンサー「OS-CON」や「POSCAP」の特性により、使用開始時から少しずつ音質が変化し、100時間ほど使用すると安定します」
とありますので、zx1自体に対する評価はエージングを行った後のほうが良いのではないかと思われます。
XBA30を使ってるなら7万のDAP買うお金で
イヤホン買った方が良い音聞けるんですけどねぇ…
費用対効果的に考えると勿体無いかなと思いました
コメント参考になります。
スマホと違って使うほど味がでてくるとは知りませんでした。
イヤホンは近いうちにXBA-H3を購入するつもりです。
>>1の言うとおりハイレゾ対応ってのはSONYさんの独自規格になってるからハイレゾって書いてないMDRCD-900STとか論外になってしまうわけで...BAイヤホンは周波数帯が狭いからスペック表を見るだけだとなんだだめじゃんになってしまうのです。実際にBAの様々なイヤホンをZX1できいてみるべきと考えますよ
レビューご苦労様です
私も購入しました。
参考にさせてもらいます
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