この記事は古くなったので2016年12月に作成した記事で再確認してください。
■【最新2.34】PC⇔スマホ連携パスワード管理ソフト「KeePass」の使い方PCで使っているパスワード管理ソフトをスマートフォンアプリと連携して使えるものは、殆どが無料だと期間が制限され月額課金しないと使えません。
しかしオープンソースで開発されているPC用フリーソフト
「KeePass Password Safe」を使うと、完全無料で簡単にスマートフォンアプリと連携することができるので便利です。
ここではPCソフトの使い方をメインにスマートフォンへ連携させる使い方を紹介。

PC用ソフト:KeePass Password Safe
PC用日本語化ランゲージファイル:ダウンロードページ
Android版:KeePassDroid
Android版:Keepass2Android Password Safe
iOS版:MiniKeePass
※スマホ用アプリは複数提供されているので、中でもDL数が多く評価の高いものを抜粋
【インストールと日本語化】
リンク先から新しいシリーズである
Professional Edition Keepass 2.25をダウンロードしPCへインストールする。
続いて日本語化ランゲージファイル配布サイトから、Japanese欄にある
2.25+用のファイルをダウンロードする。
中に入っているファイルは本体フォルダ内に入れておくだけでよい。
最後にKeepassを起動し
View - Change Laungageで日本語化できる
【基本の使い方】高度な設定は行わず、サイト毎にIDとパスワードを記録しておくだけの使い方の手順で掲載。

左側列の一番上に設定しているものが
親その下にあるグループが
子簡易的に使うなら、親項目の所で右クリックし
「グループを追加」でサイトの種類を大まかに種類分けして作成してやります。
グループはゴミ箱の下に作成されるので、順番を入れ替えたい場合は右クリック-
「並び替え」ドラッグ&ドロップをすると子の中に孫グループとして入ってしまうので注意。

子グループをいくつか作成したら、その中に各サイトのIDとパスワードを入力して保存します。
右クリックし
「エントリーの追加」を選択。

この画面にサイト名とIDとパスワードを入力して保存します。
なおこのソフトでは毎回パスワードが自動生成されますが、この部分を消してパスワードを入力すればいいです。
マスク表示はその横の
「・・・」をクリックすると解除できます。
欄は追加できないので、パスワードを忘れた時の質問の答えなんかは備考欄にメモしておきます。
URLは面倒なので設定しなくていいです。
完成後保存する場合は
「ファイル名をつけて保存」でkdbxファイルとして出力します。
スマートフォンへはこのkdbxファイルを読み込むだけでいいので、Dropboxなどへアップロードしておけば便利。
★他ソフトのIDM/CSVファイルインポートについて★KeePassの前に使用していた管理ソフト
「ID Manager」から移行できるか試しましたが、KeePassでインポートはできるもののやはり項目がズレて表示されてしまったので、面倒でも一から綺麗に作成し直したほうがいいです。
【スマートフォンアプリにデータをインポート】KeePassDroid

Android版は起動してすぐにファイル指定画面が表示されるので、kdbxファイルを指定してやるだけですぐに反映されます。
Keepass2Android Password Safeアプリのほうが対応クラウドサービスが多く、最近もアップデートされているのでオススメ。
MiniKeepass

iOS版は少し面倒でアプリ内から直接kdbxファイルをインポートすることができないので、まずGoodReaderや個別のクラウドアプリからkdbxファイルを端末内へダウンロード。
その後ファイルを選択し他のアプリへ送る機能にminiKeePassが表示されているのでタッチするとアプリの中にファイルをインポートできます。

一度インポートすれば後は直接起動するだけで見れるようになります。
※PCソフトで一番最初にマスターキーを作成することになるのでセキュリティ面での不安はありません。
マスターキーは重要なので「1111」などわかりやすいものは避けるべき
現時点では完全無料でお手軽にPC⇔スマホ連携できるソフトはKeePassしか選択肢がありません。
以上がPC⇔Android/iOS連携可能なパスワード管理ソフト「KeePass」使い方でした。