XPERIA Z2 Tabletのバッテリー検証報告。
4月21日更新:1週間スリープ放置し続けた結果を掲載。もの凄い安定力。
【検証条件】
・Wi-Fiは常時ON(使用機器はWi-Fiモデル)
・X-Reality for mobileはON
・サウンドエフェクト(ClearAudio+・ダイナミックノーマライザー)ON
・使用素材はHD解像度の1時間mp4動画を3時間繰り返し再生
・再生アプリは「ムービー」
<1時間後>

<2時間後>

<3時間後>

結果は89% → 78% → 66%になり、1時間辺り約11%程度の減少となります。
この結果からフル充電からの連続動画再生は約9時間~10時間の連続再生が可能であることがわかります。
なお
IT Mdediaが掲載している前モデルとのスペック比較では
Z2 Tablet 動画再生 13時間
Tablet Z 動画再生 9時間50分
※バッテリー容量は両機種とも6000mAh
カタログ値ほどの再生は出来ない模様。
しかし最低水準設定でのカタログ値の可能性もあるので一概には言えない。
以下はX-Reality for mobileだけOFFにした状態でも計測した。
<1時間後>

<2時間後>

このブログでは以前から言っているが、X-Reality for mobile自体が前身モバイルブラビアエンジン2から省電力になることを絶対条件として設計されている為、この機能をOFFにしたところでバッテリーの持ち具合はせいぜい1時間程度伸びるぐらいでほぼ変わらない。
ネット上でOFFにしたほうが持ちがよくなるという書き込みはハッキリ言って思い込みのガセ情報。
ソニー独自の色味付けがどうしても気に入らない一部のユーザーのみOFFにすればいいでしょう。
1週間スリープ放置した結果

※19日23時頃に15分程度使用した為、その時間帯のみ消費が多くなってます
※スタミナモードON、モード中の除外アプリは設定していない
4月15日~4月22日まで1週間スリープ放置した結果のバッテリー消費は
84% → 65% = 19%の消費率でした。
この結果を見て、たぶんiPadユーザーなら結構消費してるじゃんと思うでしょうし、最近のXPERIA Z1を使っているユーザーならまぁまぁの結果かなと感じるかもしれません。
ただ前モデルのXPERIA Tablet Zと比較すると、比べ物にならないぐらいスリープ中の変な暴走がなくなり安定したと実感できます。
Tablet Z使用時は使わなくても1週間放置していたら30~40%ぐらい毎回のように減っていましたし、バッテリーミックスでの稼働プロセスを見ても、イマイチ原因を掴めず結局手放すまで改善させることはできなかった。
なおZ2 Tabletも購入直後の3日間ほどは色々アプリを入れて設定したせいか、スリープ中のバッテリー消費は前モデル程では無いものの少し多かったですが、その後は非常に安定しておりスタミナモードがしっかり効いてます。

稼働プロセスはこんな感じで、Google+が断トツトップでした。
このブログの写真はPicasaにアップしているので、そのせいで度々データ受信が行われている?
毎回悩ませる謎の「Other」は僅か0.74でした。
参考までにその他XPERIAシリーズのバッテリー検証記事
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XPERIA TABLET Z フルセグ感度とバッテリーの持ち具合■
XPERIA Z1バッテリー消費検証 ARROWS NX/Z Ultraとの比較■
XPERIA Z Ultra超解像エンジンX-Realityの効果