海外版のXPERIA Z2 Tablet(SGP511 Wi-Fiモデル)を購入して1ヶ月経過しました。

前機種であるTablet Zと感触を比較してパワーアップ具合をS~Cランクで評価してみました。
バッテリー
動画視聴時 C
スリープ時 S
参考記事:
XPERIA Z2 Tabletバッテリー検証|連続動画視聴は約10時間可能Z2 Tabletの一番進化した部分はどこ。と聞かれた場合、私は間違いなくスリープ時の安定度を一番に挙げます。
タブレットはスマホに比べ使用割合が低く、主に動画鑑賞か写真表示をメインにしているため、平日は殆ど使用する機会は無く1週間ぐらい起動しないことも多々あります。
前機種では1週間放置するだけで30~40%減ってしまい、使いもしないのに充電するはめになりましたが、Z2 Tabletではスタミナモードの安定性が更に向上し、1週間放置しても10~20%減少で済んでいます。
動画視聴については、カタログ値の13時間は持たないものの、X-Realityを使用して10時間も連続再生できるなら十分だと感じます。
デザイン・性能
デザイン進化度 B
性能進化度 A
見た目は全く変わらないものの、重量約75g減に加え0.5mm更に薄くなった点は数字以上に軽く感じます。
将来的には別売りのキーボードとセットでVAIO Proのように使おうと考えていますが、重量面では同じぐらいになりそうで持ち運びもしやすい。
他、細かな部分では電源ボタンの押し込みが深くなり押しやすくなっています。(前機種は非常に浅かった)
性能はCPUがSnapdragon S4 Pro APQ8064 → Snapdragon 801と大幅に強化されているので、スクロールやアイコンを移動させたりするときのモタツキは一切なし。
メモリ・バッテリー容量は変わらずですが、安定度が増していることは先の項目で書いた通り。
画質・液晶(飛散防止フィルム撤廃)
画質 B
液晶の質感(防指紋・滑らかさ) C
参考記事:
XPERIA Z Ultra超解像エンジンX-Realityの効果XPERIA Z2 Tablet レビュー|価格・外観・起動直後の状態編液晶画面を一瞬で艶めき肌へ変える魔法の薬「PRO GUAR LFC」 液晶というか、ソニー独自機能である「モバイルブラビアエンジン」→「X-Reality」に進化していますが、これはタブレットがやっと搭載されただけで目新しさは無く、初めてX-Realityの画質を見る人でも、ブラビアエンジンと手元において比較してやっとわかるぐらいの差で、元々画質はいいこともありそれほど驚きは感じられないかも。
今回最もガッカリした仕様が飛散防止フィルム撤廃の期待はずれ。
レビューにも書いていますが、当初フィルムが貼られているのではと思えるぐらい、指紋は目立つし滑らかさはイマイチで指が突っ張る感じがします。
コーティング剤を使って多少マシにはなりましたが、ゴリラガラスが使用されているARROWS NX F-01Fと比べると歴然とします。(液晶に耐指紋性撥油コーティングがされてないのだと思います)
海外版のXPERIA Z2も購入済みですがこちらも全く同じ液晶でしたので、事前にコーティング剤を用意しておいたほうがいいです。
音質
進化度 C
スピーカーが両サイド全面部分に移動したことで、発売前から音質が良くなると言われていましたが、前機種から若干音は聞き取りやすく感じるものの大幅な音質向上は無く、元々スピーカー口が小さいこともあり、音量を大きくすると音割れするので、ステレオスピーカー・S-Force フロントサラウンドという言葉を鵜呑みし過ぎると期待はずれになります。
スピーカー口が大きく、デジタルアンプ「S-Master」まで搭載していたXPERIA Tablet Sが過去最高の音質だったことは今回も変わりませんでした。
とは言え、ClearAudio+などソニー独自の音質機能も含め、現在出回っているタブレット端末では断トツの音質なのでがっかりすることは無いでしょう。
SONYアプリ
※WALKMAN・ムービー・アルバム・カメラ
進化度 C
参考記事:
XPERIA Z2 Tablet|ムービー・WALKMAN・アルバム編UIに多少変化が見られるものの、独自機能(ClearAudio+・ダイナミックノーマライザーなど)に全く進化が見られないし、相変わらずWALKMANは歌詞表示未対応、アルバム内のジャケットが全て同じになってしまうといった部分は修正されず。
カメラはタブレットで使用しないので未評価。
SONY独自機能
※映像・音質以外の実用的な独自機能
進化度 B
参考記事:
XPERIA Z2 Tablet|独自機能と設定編エンタメ機能の進化が見られないかわり、実用的な独自機能は追加や改善が多く見られました。
前出したスタミナモードに加え、XPERIA同士でBluetoothなど複数の設定を簡単にペアリングできる「ワンタッチ設定」
通知領域のアイコン表示を自由に指定したり、通知メニューを閉じるだけで全て既読扱いにできる「個人設定」
ARROWSシリーズではお馴染みの持ってる間は点灯し続ける「スマートバックライト」
前機種が1年前発売だったので、設定周りの項目が沢山増えて便利機能が増えてます。
価格
お買い得度 A
参考記事:
日本版を待つより海外版XPERIA Z2 Tabletを買ったほうが経済的DTCP-IP非対応の海外端末でも地デジ再生可能「TV SideView」使い方日本で販売されている、Wi-Fi版XPERIA Tablet Zはポイント還元も含め実質51000円前後で販売中。
海外から発売当日に輸入購入しましたが、送料・関税を含めても55895円。
日本より2ヶ月近く早く使用できてこの価格差なら、仕様が殆ど変わらないWi-Fi版を日本で待つ理由があるのでしょうか。
ドコモ版のXPERIA Tablet Zは3月の時点で34000で売却することが出来ており、2万円程度の費用で買い替えできています。
海外サイトで輸入購入は確かに初心者にはやや敷居が高いでしょうが、
Amazon
で販売されているXPERIA Z2 tabletなら住所やクレジット情報はAmazon登録したもので注文できる上、関税・送料は商品代金に含まれているので初心者でも安心して購入できる。
あと、海外端末は日本の地デジがレコーダーから再生できない仕様ですが、SONYから提供されている「TV SideView」アプリを使えば再生できることは実証済みなので、海外端末によるデメリットは全く無くなりました。
※参考記事は海外版XPERIA Z Urtraで検証。Z2 Tabletはまだ日本未発売で未対応ですが、発売後はインストールできるようになるはずです。
<関連記事>
XPERIA Z2を1ヶ月使用した感想
こんにちは。
価格コムから飛んできました。
当方、電子書籍端末を探して今して、当機も候補の一つです。
全機種から解像度が上がってなく、残念に思っていたのですが
漫画(自炊も含めて)これ以上、必要ないのでしょうか?
他の候補として
kalos、omni10を考えています。
ももんが様
ブログご訪問ありがとうございます。
電子書籍(雑誌系)を読む分にはフルHDでも文字潰れは全く感じず読めますのでそんなに解像度は影響しないと思います。
端末の重量が軽い点も魅力で持っていて疲れない点がいいです。
Z2 Tabletは画質の強化というより、動作面の性能向上+バッテリー安定度の向上が主な強化ポイントだと感じました。
ありがとうございます、色々悩んで楽しんでみます。
すみません、改めて自分の文章読むと漢字変換間違っていますね。
ちなみに、スマホはXperia acro HDからXperia Z Ultraと
SONYを使っています。
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