ARROWS NX F-05Fを1ヶ月使用後のまとめ評価

ドコモARROWS NX F-05Fを約1ヶ月半使用してきました。
F-05Fは価格が高価な為かあまり売れておらず、メーカーから誘いのあった借り物レビュー的な大手サイトが多く、個人が使った実直な感想が少ない感じですが、この記事はいつものように自腹購入した個人感想になります。

DSC00798_RA (1)


遂に出会った理想のデザイン


r3y33SGT-1.jpg

F-05Fを評価する上で一番良かった部分を挙げるなら端末デザイン。

過去相当数のスマートフォンを買い替えて来ましたが、これまで1~2ヶ月も使用すると飽きてしまい、次の新作端末に心移りするのですが、F-05Fだけは別で初めて次は買い換えず使い続けたいと思わせるようなステキなデザイン。

ポイントを挙げていくと

・スマートフォンでは数少ないゴールド色で、下品なピカピカ感は無くベージュ寄りの高級感ある色

・サイドのラインデザイン、ベゼル(ブラウンに近い黒)は光に当てると薄っすらラメ状の粒子が光りオシャレ感ある仕上がり

・上部が角張り、下部が丸みを帯びたU-Frameデザインで、カッチリ感も出しつつ甘さも兼ね備えたボディ。
背面にかけても緩やかなカーブを描き持ちやすさもほぼ完璧。

・背面には本物のダイヤモンド粒子が使われている「ハイパーダイヤモンドタフコート」と呼ばれますが、この謳い文句に嘘は無く、F-01Fの時でも一切傷が付かず本当に丈夫なボディ

・液晶は「ゴリラガラス3」で、こちらも今まで傷が付いたことも無く指さわりも滑らかなのでフィルムいらず。(フッ素コートを散布すればなお良い)


F-06Eでは角張り背面もゴムっぽい感じで無骨すぎ。F-01Fでは逆にシンプルになりすぎ高級感が薄れる。
そしてXPERIAシリーズは相変わらず、見た目は良くても使いやすさを重視しないデザインが続いていますが、F-5Fだけは私がスマホに求める理想のデザインをしています。


Super ATOK ULTIASは一生使えるキーボード


2014y07m19d_112812236.png

キーボードの見た目は従来のARROWS専用ATOKと変わりませんが中身は大幅に進化しており、イチオシ機能と呼ばれるに相応しい一生もののキーボードになっています。


2014y06m22d_110328671.png

一生モノと書きましたが、その理由が「ATOKキーワードExpress」という無料サービス。

従来のメーカー独自のキーボードは端末アップデートでも新しくならなかったので、数年経てば新しい用語には対応しなくなり、最新仕様にするには買い替えすることが必須でした。
(例えば、ぼるて → VoLTEはXPERIA Z2でも変換できません)

しかしATOKキーワードExpressが搭載されたことにより、毎週金曜日に必ず新しい用語が20語以上追加されるため、数年先も常に最新キーボードとして使えるようになっています。

※ATOKキーワードExpressはGooglePlayの有料アプリ「ATOK」でも搭載されているようなので、ARROWS以外の端末では、このアプリを使えば同じ機能になると思います。


XPERIA Z2とのキーボード変換検証も行っており、Poboxも結構賢いですが、やはりATOKキーワードExpressの存在は非常に大きいと思います。



音質・画質



音質補正についてはハッキリ言ってこれまでのARROWS同様、XPERIAに遠く及ばないデキです。
理由を挙げると

専用のミュージックプレイヤーが相変わらず作成されないことからもわかるように音楽機能に拘りが感じられない。
(一応ドルビーオーディオは付属していますが、ONにしても普通)

音自体は高価なイヤホンを買い求めればARROWSでも良い音で聞けます。
しかし音楽のジャンルに合わせた音質の微調整は、端末側で調整してもらわないとどうしようも無い。
イコライザーなど最適にセッティングされるような、初心者でも簡単に扱える音質機能が無いことにはARROWSで音楽を聞くことはありません。

もちろんストアでミュージックプレイヤーを別途購入すればいいわけではありますが、高価な日本メーカー端末である以上、独自に開発したアプリ・補正機能もあってほしい。

スピーカーもモノラルで音が篭もりやすく、ステレオ対応となったXPERIA Z2と比べ更に差を付けられた感じになった。


画質補正面においては多少向上したと思います。

F-05FGASITU.jpg

F-01Fまでは白飛びしやすく、メリハリの無い色合いで端末独自の画質補正が感じられなかったですが、F-05Fでは若干色合いにメリハリが付いて補正が良くなった印象を受けました。
私はXPERIAのようにハッキリ目に画質補正された映像のほうが好みなので、まだARROWSでは物足りなさを感じてしまいます。


20140612203955eecs_2014071912064057a.jpg

画質補正機能では無く、純粋な液晶の見やすさではARROWSが勝ります。

F-05Fでは更に進化した「新WhiteMagic」になっていますが、F-01Fでやや白味がキツイ所がネックと感じていましたが、今回は白味を抑えつつ自然な発色でより画面が見やすくなりました。

屋外の使用ではARROWSに勝るものは無いと思えるぐらい反射も無く綺麗に表示。
夜間室内の蛍光灯下で使用するには、XPERIAぐらいの表示が一番目にやさしいですが、「ブルーライトカットモード」も搭載されているので問題なしです。


カメラ


上がARROWSで20M(HDRあり)、下がXPERIA Z2で8M(プレミアムおまかせオートは8M固定)
ARO1.jpg
XP1.jpg

店内で撮影すると毎回こんな感じで発色が分かれます。


左がARROWSで20M(HDRあり)、右がXPERIA Z2で8M(プレミアムおまかせオートは8M固定)
AR1-1.jpgXP1-2.jpg

屋外では屋内ほどハッキリとした発色の違いは感じられませんが、空の色など全体的にARROWSは若干ぼやけた感じに見えなくもありません。

KAMERA.jpg

スペックだけ見ると同じ2070万画素で同じに見えますが、やはりここでも独自の処理エンジン技術の差が出てしまっている印象で、F-01Fの頃と一緒で進化は感じられません。


多彩な便利機能


なぞってコピー
L_cm4gOz-1.jpg

新機能の「なぞってコピー」は画面右下から中央に向かってなぞると機能が呼び出せます。
特徴は標準ブラウザだけに留まらず、あらゆるアプリ(ゲームアプリでさえも)でなぞって文字認識させられる点。
但し縦書き文章には対応しておらず、横書き文章のみです。


マルチコネクション
2014y07m19d_133007259.png

Wi-FiとLTEを同時接続することで片方が切れても途切れること無く使える機能。
公衆無線LANやdocomoWi-Fiを使う際に効果的。


IP電話アプリの音質サポート
2014y07m19d_133021252.png

※設定 - 便利機能 - 電話 - 通話設定
体感的には違いがよくわかりませんでしたが、LTE回線でViberアプリから自宅固定電話にかけてみましたが、やや音量は小さいものの途切れたりすること無く、実用並の通話ができました。


フルセグ
ARROWS TV (1)

F-06Eと同じくアンテナ内蔵となりましたが、こちらのほうが受信感度がよくなっているのか自宅内の殆どの場所でフルセグが映りました。
フルセグ録画ができるのもポイントですが、流石に容量が大きくなるので保存用には向かず、あくまで一度見たら消すような使い方になります。


他にも、伝言メモ(留守番電話機能)、歩数計&カロリー計算、指紋認証などなど従来の機能も搭載されており、実用面での独自機能は完璧に近いものがあります。


まとめ


2013年の冬モデル辺りから端末スペックはこれ以上良くなっても体感的に変わらないので、今後はメーカー独自機能や端末デザインで勝負しないと売れない時代に入ったと思います。

今回のF-05Fは、エンタメ機能は相変わらず弱いARROWSのままでしたが、実用部分においてはSuper ATOK ULTIASの価値は非常に高いですし、端末デザインに関しては理想的であったので、もしかすると次の新作で買い換えずこのまま使い続けるかもしれないぐらい気に入ってます。
(今後、ファブレット・タブレットはXPERIAにして、スマホはARROWSのみにするかもしれません)

あまり市場に出回っていないこともあり、白ロムでも6万円前後で特にゴールド色は見かけません。
秋ぐらいには夏モデルの販売価格が見直される可能性もありますが、正直な所SONY贔屓な私でも今回ばかりは断然ARROWS推しですのでぜひ購入を検討したほうがいいと思います。
※XPERIA Z2は独自機能の進化が見られず、マイナーチェンジに近いので評価低め


<F-05F関連記事>
フルセグ録画対応ARROWS NX F-05Fのテレビ機能レビュー
Super ATOK ULTIAS VS PObox Plus変換精度対決
ARROWSだけの特権アプリ「DiXiM Player」使い方
ARROWS NX F-05F 外観デザイン・XPERIA Z2との液晶比較など

<参考:XPERIA Z2評価記事>
XPERIA Z2を1ヶ月使用した感想
XPERIA Z2 Tabletを1ヶ月使った感想

[ 2014/07/19 13:57 ] ARROWS NX(F-05F/F-01F/06E) | TB(0) | CM(3)

参考になりました

初めまして、しゅなです。
ARROWS NX F-05Fの記事を拝見させてもらいました。とても参考になりました。

私は9月下旬に新しいスマホを購入しようと思っているのですが、AQUOS ZETA SH-04F、ARROWS NX F-05F、Xperia Z2 SO-03Fでとても迷っています。ドコモの最新スマホを調べ始めたとき、「ARROWSは昔から問題ばかりだったからパスかな」と思い、AQUOSとXperiaを重視しリサーチしました。デザイン、機能、初期不良の数を踏まえてAQUOSにしようと思っていたのですが、ネットで見る限り、どのドコモショップも売り切れだそうです(オンラインショップも売り切れです)。Xperiaも同様にほとんど在庫がないそうです。

渋々とARROWSに関して調べたところ、F-04Fは「「アアアッ」時代のARROWSの面影がまったくない」というレビューの数に驚きました。機能やスペックの詳細、個人ブログでの感想を調べ始めたら「ARROWSもなかなかいい機種!」と思い始めました。今ではARROWSがAQUOSの優先順位を超えていると思います。管理人さんのARROWSの記事がとても参考になりました。わかりやすい解説と写真付きの比較画像がARROWSの魅力を伝えてくれました。

気になる点として、富士通の次期モデルですね。9月だと夏・冬の中間なので、新しいスマホを買うにはなにかと中途半端な時期かと思われます。自身の都合上たぶん9月の下旬に購入しなければならないのですが、もしスマホの購入を遅らせることができるとしたら、冬まで待つほうがいいと思いますか?SonyのXperia Z3に関して読みましたが、個人的にはあまり魅力的ではありませんでした。AQUOSは「大幅にスペックアップする」という噂もあるのですが、信用していいものか。。。

長文になってすみません。

しゅな
[ 2014/09/08 00:42 ] [ 編集 ]

Re: 参考になりました

しゅな様
ブログご訪問ありがとうございます。

スペックについては、F-06Eを使っていた時はアプリが多くなると若干モタツキが感じられましたが、F-01FとF-05Fでは一切感じなくなりましたので、現行機種でも満足できるかと思います。

F-05Fは今でも白ロムはヤフオクで出品が少なく現在も高価安定していますが、そろそろドコモオンラインでも夏モデルの値下げがありそうなので、機種変更で9月末に買われるのでしたらちょっと微妙な時期かもしれません。
(ちなみに昨年冬モデル発表会は10月10日でした)

F-05FがF-06Eのようなアンテナ内蔵型で高コストな端末だったので、もしかすると冬モデルではF-01Fのような低コストな端末になる可能性もあるかもしれません。
そういった経緯でF-05Fが値下げされてないのだとしたら、今購入してしまってもいいのかもしれません。

[ 2014/09/08 21:33 ] [ 編集 ]

Re: Re: 参考になりました

mikan111さま

返信ありがとうございます。

月サポで5万の機種が一週間後に新規契約で0円になっていたらショックですよね(笑)
貴重な意見、ありがとうございます。iPhone 6の発売も迫ってる中、他メーカーは低コストで攻めるかもしれないですね。Z3のように富士通の情報リークがあれば少しは意を決せることができるのですが、気長に待つしかないですね。

F-05Fの画面についてよく読むのですが、炎天下の中でも普通に見れるのはとても魅力的ですね。ZETAと違ってゴリラガラス(保護フィルムなしでも安全、画面の滑り具合も抜群)を使っているのもプラスです。私は音楽プレイヤーを別に持っていて、カメラはあまり詳しくないので、エンタメ重視のZ2とZETAより実用性重視のF-05Fのほうが合ってるかもしれません。

できれば10月10日のドコモ冬モデル発表会まで待ちますが、無理でしたらF-05Fに決めると思います。適格な情報とアドバイスをありがとうございます。

しゅな
[ 2014/09/08 23:23 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://app-roid.com/tb.php/1292-637bb20b