昨年末、オススメの資産(家計簿)管理アプリとして紹介したマネーフォワードですが、最新VER5からUIデザインがフルリニューアルされたため、改めて現在の5.0.3VERでの利用用途を紹介しました。
昨年末の記事
至高のクラウド資産管理アプリ Android版「マネーフォワード」使い方
マネーフォワード:PC版サイト Android版 iOS版
※アカウントを作成(Google,Yahooなど)をすれば、全てのプラットフォーム間で自動同期されます
サービスの安全性
全自動資産管理アプリということで、利用の際は個人口座のIDとパスワードを登録する必要がありますが、大手金融機関からも出資され、セキュリティも256 bit SSL暗号化で通信されるので安全性については全く問題ありません。

月額課金方式での無料アプリですが、保有資産を管理するだけであれば無料会員で十分です。
(ここでの解説は1年間無料会員で使用した上での記述となります)
以上をふまえ、開始する前にPCサイトもしくはアプリから新規会員登録(Google・Yahooアカウント連携が便利)します。
金融口座を一通り登録しましょう

トップ画面。
登録し終えた後はこんな感じで表示され、上から順に「総資産」「当月の収支」「日毎の入出金」が日々自動更新されるので、ここを見るだけで給料やネット通販での支出も自動的に反映されます。
まずは「
連携を追加」をタッチして、使用している全ての口座を登録していきます。

項目は各期間毎に異なりますが、基本的に口座情報を入力するだけでOK。
ソニー銀行ではトークン式のパスワードで運営されていますが、それもこのアプリでは対応済み。
その他、クレジットカード、携帯キャリア、ポイントサイト、電子マネーなど登録できるサービスは多岐に渡るので、使っているサービスは全て登録を済ませてください。
口座登録が終わったら、次は手元の財布を登録するため連携先選択画面にある「
財布作成」をタッチ。

ここで重要なのは「財布と連動する口座設定」
ここでチェックを入れておいた口座は、ATMからお金を引き出した際に自動的に「財布」に入るので、入力する手間が省ける上に、2重帳簿も防ぐことができます。
以上の口座と財布を登録するだけで下準備は完了。
これからは、財布から現金払いした時にだけ手動入力が必要ですが、各口座に絡む収支が発生した場合は自動的に管理してくれるようになります。
無料会員では手動更新限定

基本1日に1回全ての口座が自動更新される仕様になっていますが、今すぐ更新させたい場合、一括更新はプレミアム会員限定となっており、無料会員は口座毎に更新する必要があります。
口座の中に入って上部左にある「更新アイコン」をタッチするだけ。
これで数分後にその口座は現時刻での最新状態に維持されます。
※IDやパスワードは再度入力する必要はありません。
パスワード横の目玉は点灯していると、パスワードが記憶されていることを表します。
補足しておくと
真ん中はパスワードなど変更があった際にこのアイコンをタッチすると情報が上書きされます。
右側のゴミ箱は、その口座を消去したい時にタッチ。
便利な管理機能
無料会員でも便利な管理機能が色々使えます。
機能は画面を左から右にスワイプ(なぞる)とメニューが出てきます。

収支内訳、入出金履歴で細かな収支が月ごとに把握できます。

携帯電話分析は複数回線を利用している場合に、番号毎の費用が把握しやすいです。
※MVNO企業には対応していませんが、費用はクレカ口座から引き落とされるので、資産は正確に反映されます。
資産推移はグラフとして増減が視覚的に確認できます。
※VER5になった直後、GMOクリック証券が反映されないバグがあり現在は修正され同期されるようになりましたが、修正された9日以前のグラフデータはおかしな状態のままになってしまいました。

予算管理では、1ヶ月に使える金額を設定しておくと、どの勘定項目で無駄使いをしてしまったのかひと目でわかるようになります。
設定方法も簡単で一応手動設定で行ったほうがいいですが
毎月の収入で金額を入れて、下の項目ごとに1ヶ月でここまでなら大丈夫な金額を入力します。
以上がマネーフォワードの機能ですが、これらは全て無料会員でも使うことができます。
Android版で紹介しましたが、これら登録・閲覧は全てのプラットフォーム共通ですし、機種変更してもアプリをダウンロードしログインするだけで元通り復旧するので誰でも簡単に使えます。
UIが大幅変更になりましたが、以前と同様使いやすく手動更新にかかる時間も短くなった気がするので、スマートフォンに必ず入れておきたい大定番のクラウド家計簿アプリとしてオススメします。