先日「
iPad mini2 RetinaからiPhone6 Plusに買い替えした理由」を掲載しましたが、ヤフオクで購入した新品のiPhone6 Plusが届きました。

まずは使い始めのファーストインプレッションとAndroid(XPERIA Z3)ユーザーとして、どの程度iOSが変わったのかレビューしたいと思います。
とにかくサイズとサイドのラインが非常に好み
購入したのは大好きなゴールド色で容量は128GBモデルのドコモ版。
ヤフオク新品で83500円でした。
昨年円安でiPhoneが値上がりしてSIMフリーは10万円以上、キャリア版でも定価から2万円ほどしか安くなっていないぐらい高価ですが、これから購入される方は絶対128GBをオススメします。
というのも本体価格が圧倒的に128GBのほうがお得で、ドコモでの端末価格は
16GB・・86,832円
64GB・・97,200円
128GB・・99,792円
64GBとの差は僅か2500円程度しかありません。16GBは少なすぎるのでダメです。

Plusはサイズがデカすぎると言われていますが、これは4インチ→5.5インチに変化したiPhoneだけを使っているユーザーがそう感じているだけであり、Androidも使っている側からすると普通でようやくiPhoneも端末サイズのニーズに合わせてくれたといった具合。
むしろ、手薄な6インチのファブレット市場にも攻め込んでいたらトップシェアがとれたのでは思うのに残念。
サイズ感が小さく感じるもう一つの良いポイントはサイドの薄さと丸み。
XPERIA Z3も丸くなってようやく好みのデザインになっていますが、私の理想はPlusのようにもっと丸みを帯びて柔らかいデザインが好きです。
思えば4SでiOSを見限った理由の大部分は、画面サイズと持ちにくいのべ板デザインだったのですが、両方共クリアされているのでアップルを見直しました。
SIMカードが無いと起動できない

あくまでメインスマホはAndroidであるため、PlusはSIM無しでWi-Fi或いはテザリング通信で使うつもりだったのですが、iOSはSIMカードが入ってないと初回設定ができないことをすっかり忘れていました。
幸い、OCNモバイルONEのナノSIMが手元にあり、IIJmioにしたため契約せず無駄な買い物をして残っていたのですが、思わぬ所で役立ちました。
契約していないSIMカードを入れっぱなしにしておけば、システムアップデートも可能で不自由なく使えるようになります。
どちらか一方寄りのユーザー意見ではありません
ここで断っておくと、私は実用的にも使えるAndroidをメインに使うことは今後も変わりないと思いますが、iPhone4Sで打ち止めした後も、iPad miniのほうでずっとiOSは使い続けているので、どちらか一方に肩入れした意見ではなく、公平に見てこっちのほうが使い勝手に優れている部分に対し良い・ダメの判定をしています。
iOS歴は
iPhone3GS、4、4S
iPad1st、2st、3st
ipad mini1st、2st
iPod Touch
4S以降、iOSの興味が薄れてブログでもあまり書いていませんでしたが、端末自体はソコソコ買い替えて使ってきています。
文字はクッキリ、写真・書籍まで幅広い用途に使える
iPhone6 Plusの解像度は1920×1080(401ppi)
XPERIA Z3の解像度は1920×1080(424ppi?)
同じような画質ですが、横幅がそれほど違わないこともありPlusのほうが使い勝手もよく、より大きな画面で見れるのでブラウザから電子書籍まで幅広い用途に使えるオールマイティーな端末です。
以下ブラウザ(PC用サイト)、ブラウザ電子書籍、dマガジン雑誌、写真比較
※明るさ設定と蛍光灯の影響で写真映りが悪いですが実物の明るさはどちらも一緒で見やすい。色合いだけXPERIAのほうがやや青が強い感じ




もうiPhoneは画面が小さくて使い物にならないという感想は一切無く、もうこれだけでiPhone見なおしたといってもいいぐらい大満足。
4インチから乗り換えたiPhoneユーザーでも使い続けていると大きすぎると感じなくなってきますし、一度慣れてしまったら小さい端末は使いたくないと思えるはずです。
ただポケット収納愛好者には好かれないかも。バッグやポシェットの持ち運びが前提です。
通知領域のウィジェットがAndroid以上に良い
端末サイズばかりに購入前から目を奪われていましたが、iOS8から通知領域にアプリによってはウィジェット対応していたとは知らず、これがAndroid以上に見栄えがよくスゴイと感心。

Androidはホーム画面上にウィジェットを配置できる優れた機能の一つですが、配置サイズがある程度決まってしまっているため、あまり多く出し過ぎると見栄えが悪いという欠点もあります。
しかしiOSでは複数追加していっても通知画面1枚構成で、どんどん下に追加していくタイプで収納性がよく非常に見やすいUI。
現在はまだ対応するアプリは少ないみたいですが、これで使い道が悪かった天気アプリも一々起動すること無くすぐに確認することができるようになっていました。
不便ポイント:端末での戻る、タスク一括消去
iPad miniを使っていた時はさほど気になりませんでしたが片手で持てるサイズになると、どうしても端末に戻る機能が無いと不便極まりなく、ついホームボタン横の空いてる部分を押さえてしまっています。
ホームボタン一つというのはライトユーザーにもわかりやすい操作になりますが、それだけ酷使することにもなるので、反応が悪くなってしまわないか心配になります。

タスクの一括消去ができないのも使いづらい所。未だに巨大画面で一覧性に悪い部分も改善されていない。
ただiOSはスリープ中のバッテリー消費など全体的に安定度が高いので、溜まっていてもそれほど影響しないです。
iPad専用アプリは使えない、未対応アプリは黒帯
5.5インチでも基本はiPhone用ということでブラウザでもデフォルトはスマホページが表示され、iPad専用で配信されているアプリもインストールできませんでした。

最初期の頃に配信された「アイムジャグラー」は今でも売れ続けているからか、しっかりPlusに対応しており画面サイズに調整され最適化されていますが、3~4年前でアップデートが止まっている買い切り有料アプリの殆どは上下黒帯が表示されてしまいます。
しかしこの頃のアプリはまだRetinaディスプレイの解像度に対応しているので、ボヤケも少なく我慢できる画質で遊べます。
「Sword&Poker」のように、Retina対応以前に開発が止まってしまったアプリは、起動できても異音が発生しとても満足にプレイできるものではありませんでした。

昔購入した有料アプリを中心に入れなおしました。
ナムコの買い切り有料アプリの殆どは2015年3月30日をもってサービス終了との掲載が入っていたので、もしかするとストアから完全削除されてしまうかもしれないので、購入していた人は再インストールしてPC同期しておいたほうがいいかも。
産経新聞もPlusはスマホ扱いということで朝刊とビジネスアイの全ページが無料で読むことができます。
3年半ぶりにiPhone復帰となったわけですが、4Sで見限った頃に比べAndroidのいい部分を取り入れてくれたので、久しぶりにiOS系の記事も色々書いてみたくなりました。
内蔵アプリの汎用性が低く、無線動画視聴やファイルの取扱なども別途アプリを使うことが前提で、依然Androidの万能さに比べると制限されることも多いですが、公平に見てもiPhone6 Plus(iOS8)は今まで不便だった部分が改善された優良機種だと感じました。
当方もplusの大きさに一目惚れして購入しましたが、iPhone4以降まったくiOSに触れてなかったためか、様々な個所が改良されていて感心しました。
一番変わってほしかったタスクキルに関しては(悪い意味で)そのままだったのがなんとも・・・といった感じでしたが。
複数指フリックでまとめてアプリをキルできることに気づいてからはAppleやるじゃん!なんて思いもしましたが、インテントや諸々の操作でどうしても気を使ってしまうのでメインで使うには厳しいと判断し結局Z3Cに戻ってしまいました。
wssさま
>複数指フリックでまとめてアプリをキルできること
これ同時に消せること気が付きませんでした。
でも画面に2つしか見えてないので、2つ消しでも大変なのは変わらないですね^^;
iOSとAndroid双方がいいところを真似て良くしてくれることが一番いいのですが。。
タスクを全部キルするというの発想がiOSには不要ですね。
コメントの投稿