集中的に投資していたDeNA株を一時方針転換して全株損切りして出直すことにしたので臨時に記録を残しておきます。
一旦撤退理由した2つあり、1つはミクシィの下落でゲーム株全体の時価総額が下がってきて、DeNAが上昇しなくても間接的に割安度が無くなってきたこと。
ミクシィは昨年11月ぐらいから旬は過ぎたと見て一切触らず、モンスト1本だけで成長した会社は下がるときもガンホーみたいになると想定していたのだけど、ゲーム銘柄中心に売買する個人投資家が未だに決算数字の良さでナンピン買いしているようで、信用取組も悪く3月末の配当落ち後は確実に4000円割れどころか3000円付近まで落ちそうな雰囲気になってきている。
もう1つは、バンダイナムコHD先日の決算で増配したにも関わらず、相変わらずの超保守的とも受け取れる中期計画で大幅下落している点。
バンナムはミクシィと違って玩具もあるし多彩なコンテンツを持っているので、ある程度下落しつくしたら反転するけど、現時点でPER15倍で配当利回りが期末分だけで1.8%(加えて優待もあり)。
この数値を見たら現在DeNAのPER12倍、配当利回り1.2%を塩漬け覚悟で持ち続けるのは勿体ない気がするし、むしろバンナムを短期で割り切って狙ったほうが良さそう。
という2つの理由で今日1396円で全株損切り。
グリーが自社株買いでしぶとく残っているように、DeNAも自社株買いのようなハッキリした還元策が無いことには今のジリジリチャートが払拭できそうにないので、キッカケを待つよりも出てから買い戻しても遅くないような気がしてきました。
ゲーム系については、広告事業が柱としてしっかりし藤田社長の手腕が安心できる大好き企業のサイバーエージェントのみ保有することにしました。
(好きな企業はどうしても利確&損切りできずに持ち続けてしまう傾向が昔からあるので治したほうがいいのかな)
因みにゲームだけのソーシャル企業で将来性があるのはコロプラだけだと思っています。
この企業はヒット作品も多く収益バランスもいいですし、位置情報を使ったリアル連携事業(今もやってるのかな?)など、ゲーム以外の事業にも進出すれば機関評価も上がって持ち直すはず。
もう一つは、今年1月に実践した配当+優待利回りが高いエーアイティーの投資術が成功したことで、第2のエーアイティーが期待できそうなアイビー化粧品を狙ってみることに。

2月10日に発表された決算内容をキッカケに暴騰しています。
その内容は
・3月期末一括配当5円~10円予想 → 10円確定
・発行済株式総数の9.25%にあたる200万株、取得総額5億円を上限とする自社株買い
自社株買いだけでも相当なインパクトがあるのに、それに加え配当利回りが驚異的で今日の終値で計算しても4.18%もあります。
※中間配当が0円の期末一括配当銘柄というところがミソ
月曜の張り付き時点で諦めていたのですが、今日お昼に見てみると始値が48円安でスタートするという思いがけない振るい落としがあったようで、急遽247円程度で4000株購入。

2月末に権利を迎えるエーアイティーの動向ですが、現在1261円で配当利回り3.1%(期末配当分のみで計算)
優待利回りも含めると4.7%。
発表から3日目に今日のアイビー化粧品みたいに安寄りして押しましたが、結局そこが最後の底で日経のブレも関係なしに本当に見てて安心の板並びが連日続いて上がり続けました。
アイビー化粧品は優待が無いので、値幅取りの売買で仕手性が強そうな所がちょっと怖いですが、エーアイテイーの実践を照らし合わせると配当利回り3%弱まではありそうで、少なくとも今日の4.1%というのは絶好の買い場だったかもしれません。
利確目標は利回り3.3%~3.5%にあたる280円~300円がターゲットにしています。
今日の買いは出勤してからの気が付きだったので、じっくり考える暇がありませんでしたが、最大保有8000株を目処に明日も少し下がるようなら買い足して、今回は本格的に狙ってみようと考えています。
※しかし発表以前は1日の出来高が0の時もあるぐらいで流動性が著しく低いので、変な動き方だったらすぐに損切りも視野にいれる。初日のストップ高価格ラインあたり?
現在の保有株
