先週末SBI証券でNISA口座が開設できました。
(住民票自動取得代行サービスを利用し開設までの時間は2ヶ月)
NISAで購入する上ではメインのクリック証券での売買とは違いルールを決めて
・長期(少なくとも半年以上)保有前提。
・配当利回りは2%以上(2.5%以上が望ましい)
・株主優待があること(自社商品券等ではなく実用的なもの)
・できるだけ東証一部銘柄
これら条件を満たすものとして最適な銘柄はズバリ化粧品関連株。
化粧品株は軒並み配当利回りは高くそれでいて優待も高額。
高不況関わらず、常に需要がある商品なので業績も非常に安定しているのでNISA向き。
早速月曜日の寄り付きから狙っていた銘柄を購入しました。
4928 ノエビアホールディングス
東証一部 2255円購入
配当利回り 2.63%
優待 自社商品2000円相当(100株以上)
PER 17.8倍


今回購入した中で一番オススメだと思っているのがノエビアHD。
配当は9月の期末一括配で60円。
上場から増配が続き、業績も非常に安定しています。
そして、優待が
3月と9月の計2回行われるので、一括配銘柄に有りがちな配当落ち後に暫く低迷する心配が少なさそう点も◎
PERも同業種の中でも低めで割高感も無しです。
4926 シーボン
東証一部 2851円購入
配当利回り 2.82%
優待 自社商品5000円相当(100株以上)+自社サロンケア利用券1枚
PER 27倍


配当は3月と9月に各40円の計80円。
業績は頭打ち傾向ながら配当はここ4年ほどこの水準をキープしており、株主還元がいいため株価も上がり続けています。
優待は1年未満だと5000円相当だけど、1年以上で10000円、3年以上で12000円に設定されていて、とりあえず1年継続保有すればかなりの優待利回りとなる上、サロン券は使わなければヤフオクでも結構落札されているので換金可能。
ただ月足でボリンジャーバンドの+3σにタッチしそうなぐらい上昇してしまっているので、3月の優待後は一時2500円ぐらいまで下げることも想定して購入しています。
ここは1年以上保有する予定。
4921 ファンケル
東証一部 1740円購入
配当利回り 1.91%
優待 自社商品3000円相当(100株以上)
PER 51.5倍


6年連続配当は3月・9月17円の計34円が続いており、業績の売上は6年連続微減が続いており、今回の銘柄の中ではあまりよろしくない銘柄。
(四季報では16年は増収増益予想)
その割には、ここ半年でチャートは底打ち反転している。
過去20年でみると、1999年に9000円を付けていたぐらいで、長期チャートで見るとちょうど2000円前後がネックラインになっている。
20万円以下と買いやすい価格が魅力。
7506 ハウスオブローゼ
東証一部 1441円購入
配当利回り 2.77%
優待 自社商品3000円相当(100株以上)
PER 135倍


今期大きく利益が落ち込んでいるが、来期は少し戻すようでそれを考慮するとPERは52倍程度。
ただ、6年連続で3・9月各20円の計40円配当が続いており、この先も変わらなさそうなのであまり業績は気にしなくて良さそう。
出来高が日々4桁しかない典型的な優待株なので、この先も配当落ち後に一時急落、その後また1年かけてゆっくり上昇チャートが続きそうなので、安心して長期保有できそうな銘柄。
4929 アジュバンコスメジャパン
東証一部 1009円購入
配当利回り 2.39%
優待 自社商品5000円相当(100株以上)
PER 23.39倍


簡単にいうとハウスオブローゼより更に安い上に優待商品価格も高いこれぞNISA株。
ハウスオブと違って、こちらは上場以来増収傾向で、配当も5円→24円まで増配されている。
出来高も少なく、売買で利益を得るような銘柄では無いので数年定期預金する感覚で購入すると良さそう。
今回の銘柄の中では一番ローリスクなので初心者の方にも安心して購入できるオススメ銘柄。
以上で残り購入枠が70400円となったので、枠ピッタリに合わせるべく選んだエクストラ銘柄は・・・
3082 きちり
東証一部 700円購入
配当利回り 1.07%
優待 3000円相当の商品券もしくは商品(100株以上)
PER 16.9倍


女性向け居酒屋を運営する会社で、クォンツスコアでも成長性「10」評価。
増収増益が続き、6月が配当で12月が優待設定となっているので今後も安定上昇が見込めそう。
とにかく優待付き10万円以下の東一銘柄としては貴重なので、NISA枠の端数埋めにはピッタリな銘柄です。

SBI証券ではこんな感じでNISA口座が表示されます。
この6銘柄は優待付きの定期預金感覚で購入したので1年以内に売る予定は今のところ無く株価チェックもほどほどにするつもりです。
最後に化粧品銘柄で枠が足りず購入できなかった次点銘柄は「6630 ヤーマン」
自社商品10000円優待が魅力で、毎年12~3月ぐらいにかけて上昇し優待落ち後急落するというキングオブNISA銘柄。
ヤーマンは化粧品というより美顔器メーカーのイメージがあり、優待の化粧品は価格ほどの価値があるかは疑問だったのでやめて、株価が同じぐらいなファンケルにした次第です。