Androidでは「MX動画プレイヤー」など便利なメディアプレイヤーは沢山ありますが、iOSでは「VLC for iOS」一択で他に選択肢が無い(有料アプリ除く)ぐらい必須のメディアプレイヤーです。

公式サイト:http://www.videolan.org/
対応OS:Android版 iOS版動画ファイルの入れ方や便利な機能を簡単に紹介します。
●iTunesを使う
1:iPhone/ipadをPCにUSBケーブルで接続しiTunes起動
2:APP - ファイル共有 -VLCを選択
3:VLCの書類のリスト部分に動画ファイルをそのままドロッグ&ドロップで入れるだけ
●i-Funboxを使う
1:iPhone/ipadをPCにUSBケーブルで接続しi-Funbox起動
2:Managing App Data - iTunes File Sharing - VLCを選択

3:右側のスペースに動画ファイルをドラッグ&ドロップで入れる
※この画面からPCに取り出したり、端末内のファイルを直接削除もできる
i-funboxについては
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最新2.9ver対応「i-Funbox」使い方と2014版での注意点解説●Wi-Fiでブラウザ経由
1:VLCを起動しメニューの「WiFi経由で共有」スイッチをONにする
※同一ネットワークを使用していること
2:PCのブラウザ(何でも可)のURLに、表示されているアドレスを入力
3:「ファイルをドロップ」と書かれている部分に動画ファイルを入れると端末に入る
「ファイルのダウンロード」は端末に入っている動画をPCにダウンロードできる
●クラウドサービスを使う 最もオススメ!VLC最大のメリットが、主要クラウドサービスからのストリーミング再生ができること(端末の容量を圧迫しない)なので、絶対利用したい機能です。

1:VLCメニューから「クラウドサービスを選択」
※dropbox、GoogleDrive、Box、OneDriveと主要なサービスが全て使える点が◎
2:ログインするとクラウド内のファイルが閲覧できるようになる

3:動画・音楽ファイルを開くとストリーミング再生される
※↓をタッチするとiPhoneに直接ダウンロードすることもできる
●nasneも使える
nasneはDTCP IPに対応していないので地デジ録画した映像は見れませんが、mp4など制限のかかっていない動画ファイルをNAS代わりに再生できます。

1:VLCメニューから「ローカルネットワーク」を選択
2:同一ネットワークで繋がっていれば自動的に機器が見つかります。
※画像のようにアイコンに更新マークが入っている場合、処理中で中身が表示されませんが暫く待つとマークが消えアクセスできるようになります。

3:動画・音楽ファイルをストリーミング再生できます。
※クラウドサービスのように↓でダウンロードすることはできませんでした。

よほど細かい点で気にならなければ、無料でこれだけ使いやすい機能が搭載されていれば文句なしだと思います。
以上がVLC for iOSの機能と基本的な使い方でした。