株を始めて11年ほど経ち、これまで証券・FX口座は10社以上開設しました。
特に株は色々な所を使ってきて今はクリック証券に落ち着いていますが、1社で完璧かというとそうではなく、やはりニュース配信、専用アプリの使い勝手も考慮すると複数の会社を使っています。
これから始める人、初心者の人にオススメな会社、アプリを紹介したいと思います。
株 第1位 GMOクリック証券 手数料の安さがウリ
ここ6年ほどメイン口座として使い続けているのが
GMOクリック証券
です。
使い続ける最大の理由は売買手数料の安さがトップクラスであること。
詳細はクリック証券の
手数料ページでご確認ください。
私はよく株主優待をクロス取引(制度信用)を使って獲得するのですが、特に50万を超えてくるような銘柄だと、買いは制度信用で購入しその後「現引き」することで、手数料は100円に抑えられるのですごくありがたいです。
※信用取引口座は現金200万円ほど入れて開設できました。

専用ソフトをインストールすることなく、ブラウザ上で売買できる「レーザートレード」が特に使いやすく気に入っていますが、フル板対応の「スーパーはっちゅう君」も専用ソフトで提供されているので上級者も満足できます。

専用アプリについては、注文する分については逆指値など対応しているので問題ありませんが、情報量・閲覧しやすさについては正直イマイチだと感じており、その点については別の証券会社のアプリを使うことにしています。
株 第2位 SBI証券 情報量とPTS売買が魅力
クリック証券の前にメインで使っていた会社が
SBI証券、現在はNISA口座専用として使っています。
現物手数料の安さはクリック証券とヒケを取りませんが、信用取引手数料が154円~388円と高くなっている所がネック。しかしPTS取引ができる点が大きな魅力でもあります。
あとは情報量の多さが魅力で、株主優待情報・銘柄業績情報・特集記事など読みたい情報が盛りだくさんあるので、売買しなくとも絶対開設しておきたい証券会社です。
(チャートで数少ない1時間足や30年といった長期が見れる点もポイント高い!)

専用アプリはクリック証券同様、登録銘柄の切り替えやチャートの表示がイマイチで、情報を見たい場合はPCサイトで無ければダメ。
株 第3位 楽天証券 専用アプリが◎
楽天証券は専用アプリの作りが非常に良く出来ており、日々銘柄の値動きを楽天アプリで確認した後、クリック証券アプリで注文と、2度手間になってしまってもいいぐらい充実しています。

登録銘柄は10ページで合計1000銘柄(1ページ100)対応しており、しかもサーバー上にデータ保存されるので機種変更時もアプリにログインするだけで復旧できますし、PCサイトから登録銘柄をそのまま移行もできるので非常に良いです。
情報量も非常に多く、四季報、ニュース、指標といったデータが左右移動で簡単に切り替えて見れます。

チャートは一目均衡表やボリンジャーバンドなども対応していますが、とにかく他の証券会社のアプリと違ってゴチャゴチャしておらず見やすいですし、タッチ操作で細かな所まで見れるので、これは使ってみると絶対違いがわかると思います。
(15分、1時間足に対応していないところだけが残念)
あとはPCツールのマーケットスピードで日経テレコン21(日経新聞など)が無料で閲覧できるメリットもあります。
FX 第1位 GMOクリック証券 全てにおいてNo1
株と同じく
GMOクリック証券
ですが、FXは株以上に優れていてあらゆる面で業界トップクラスなので、FXするならほぼ1社で十分といってもいいぐらい。
スプレッドなど安さも業界トップクラスで、株口座⇔FX口座への現金振替も即日行えるので両方行う場合でも資金移動がスムーズにいきます。

株アプリは使いにくいですが、FXアプリのほうは非常に使い勝手がよく瞬時に注文を行えるので、PCの専用ツール並の使い勝手。

チャートも1分~8時間足まで対応しており、楽天アプリのチャート表示に匹敵するぐらいの使いやすさ。
(なぜ株アプリがマネできないのか不思議なぐらい)
あと、FX以外にも外貨オプションや日本225、原油CFDも業界先駆けで行っています。

専用アプリのデザイン性は素晴らしく、スマホだけで売買しても問題無いぐらいの完成度。
FX 第2位 外為どっとこむ ニュース配信に価値あり
FX会社の老舗といえば「
外為どっとこむ」で、クリック証券が唯一及ばないニュース配信の情報量においてはNo1で、ニュース配信目的だけに開設してもいいぐらいです。
※ドル円など主要通貨のスプレッドはクリック証券とほぼ同じ水準なので、FXだけする人ならメインでもいいかもしれません

PCサイトでは有名アナリストの動画配信、ニュースではGI24、フィスコ、ロイター、ダウ・ジョーンズが配信されており、外為どっとこむ1社のみで補完できてしまうぐらいの情報量。

専用アプリでも簡易テキストになるものの、フィスコ・ロイターといったニュース配信が閲覧可能。
単体アプリ フィスコ レポート・指標が充実
フィスコ 株~企業情報
Android版 iOS版証券会社提供のアプリには無い情報を得るために使っています。
・過去数年毎の指標
・フィスコ独自レポート(一部の小型株)

業績は中間・通期だけの数字では無く四半期毎の推移が見れるので、4Qに売上が集中しているなどの把握がしやすい。
また過去数年間のPER、ROE推移なんかもわかるので、現在の株価が割安でも過去を見てみるとずっと割安で推移していた事もわかったりします。
レポートは小型株の一部ですが、フィスコ独自のレポートが見れますし、決算発表などのpdfも収録されているのですぐに閲覧できるところがいいです。
単体アプリ メタトレーダー 上級者向けのFXチャート
MetaTrader 4
Android版 iOS版MetaTrader 5
Android版 iOS版私は難しくて使いこなせませんが、FX上級者には必須のメタトレーダーもスマホアプリで提供されています。

メニュー周りだけは日本語化されており、会員登録せずに使うことができます。
フリーソフト 株価一括取得ツール(Excel VBA)
配布先→
株Web
マクロ知識が無くても、配布されているエクセルシートを使うだけで最新の株価・指標をYahooファイナンスから取り込めます。
OpenOfficeだとうまく動作せず、純正のOffice2013を購入して使うことができました。
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マクロ(VBA)知識が無くても誰でも簡単にエクセルで株価自動取得方法初心者向け書籍
私も最初は2004年頃少年マガジンに連載されていた株マンガ「MIQ」で興味を持ち、初心者向けの書籍でチャートの見方やPERといった用語を覚えました。
上記の書籍は2014年12月出版と比較的新しく評価も高いみたいので、必ず始める前は初心者向けの書籍を1冊読むことをオススメします。
(口座開設はすぐにできないので、申し込みだけ先にしておくのもあり)
以上が私が実際に売買しオススメできる証券会社、アプリでした。