VAIO Z CanvasをWindows10にアップグレードし殆どの箇所は戸惑うことなく使えていますが、一部の設定は8.1以前と変わっていたり少し使い心地が悪かったりしたので変更を加えています。
この記事ではそういった個人的に気になった細かな設定変更を忘れないようにために臨時書き残して更新します。
2016年8月4日更新
スタートメニュー、エクスプローラー周りの設定変更
■スタートメニューの「エクスプローラー」をデフォルトの「クイックアクセス」→「PC」に変更する
1:スタートメニューから「エクスプローラー」を開く
2:「クイックアクセス」部分を右クリックして「オプション」を選択
3:全般タブの、エクスプローラーで開くを「PC」に変更
→これでマイコンピュータで開く時と同じ画面になる
■「クイックアクセス」の下段に表示される「最近使用したファイル」を自動で残してほしくない
■「クイックアクセス」の「よく使うフォルダー」に勝手に登録してほしくない(Windows10で一番余計なお世話だと思った機能かも)
1:上記の「オプション」を開き、「プライバシー」項目のチェックボックスを外す
→これで非表示となるので8.1以前と同じような挙動になる
■「クイックアクセス」に好きなフォルダを追加する1:任意のフォルダを右クリックし「クイックアクセスにピン留め」を選択
※外したいときはクイックアクセスに登録しているフォルダーを右クリックし「クイックアクセスからピン留めを外す」を選択
※ショートカットの違いとしては、フォルダ横に注射器みたいなマークが入っていて、右クリックメニューに「削除」がないことで違いがわかる
→手動登録をする場合は、上記の自動登録機能を外すことをオススメ!
■スタートメニューにドキュメントやピクチャなどを登録したい(アップグレード直後「エクスプローラー」と「ダウンロード」しか無く登録方法をかなり探しまわった)

1:スタートメニューの「設定」を選択
2:「パーソナル設定」→「スタート」→右側画面一番下の「スタート画面に表示するフォルダーを選ぶ」を選択
3:表示させたいフォルダーのON/OFFを切り替える。
→ここで登録できるものは以下のフォルダ
「エクスプローラ」「設定」「ドキュメント」「ダウンロード」「ミュージック」「ピクチャ」「ビデオ」「ホームグループ」「ネットワーク」「個人用フォルダー」
■スタートメニューの「よく使うアプリ」を非表示にしたい1:スタートメニューの「設定」を選択
2:「パーソナル設定」→「スタート」→「よく使われるアプリを表示する」をOFFにする
→非表示にできるのですが、この部分に任意のアプリを固定で登録する方法はまだわかりません
現時点では隣のタイルにアプリをピン留めするのがベストかも。
★スタート画面へのピン止め方法
1:アプリ本体(ショートカットアイコンも可)を右クリック
2:「スタート画面にピン留めする」
→タイルは左クリック長押しで自由に場所移動ができる
■ピン留したフォトのライブ画像を固定にしたい
1:フォトを開く
2:左下にある「設定」を選択
3:フォトタイルに表示するものを選択を「1つの写真」に切り替える
4:「写真の選択」で好きな画像を指定する
→これでピン留されたフォトは指定された画像固定となる
■「ライブラリ」フォルダの出し方(個人的には使わないけど一応記載)
1:エクスプローラーを開き、クイックアクセスなどがある左側の適当な空いている部分を右クリック
2:「ライブラリの表示」を選択すると左側一覧に追加される
■「マイコンピュータ」や「コントロールパネル」アイコンをデスクトップに出したい(Windows10では初期状態ではゴミ箱しか登録されていません)

1:スタートメニューから「設定」を選択
2:「パーソナル設定」→「テーマ」→「デスクトップアイコンの設定」を選択
3:コンパネやコンピュータにチェックを入れるとデスクトップに登録されます
(登録したアイコンは直接右クリックから削除したらチェックも自動的にOFFになるので大丈夫)
→Windows8シリーズと同じく、スタートメニューマークを右クリックするとコンパネ、デバイスマネージャ、イベントマネージャなど一覧表示されるのでこちらのほうが手っ取り早く開けます。
■タスクバーの検索窓をアイコンにしたい(ボックスの幅が結構長くて見栄えが悪かったです)

1:検索窓の部分で右クリック
2:「検索」→「検索アイコンを表示」にすると画像のような虫眼鏡アイコンになる
※隣のタスクビューアイコンもこの方法で非表示にすることもできます
★日本語入力ができない不具合
Google日本語入力を使っている場合、検索ボックスで日本語入力できない不具合がありました。
MicrosoftIMEにキーボードを切り替えると日本語入力できるので、修正されるまでは現状で我慢するしかない
■既定のアプリを変更する1:スタートメニューの「設定」
2:システム → 既定のアプリ
3:アプリ毎の細かな指定をする場合は右画面下の「アプリによって既定値を変更する」から可能
→Windows10ではミュージックやピクチャなどが一新されています。
悪くは無いのですが、やはりペイントや高機能なプレイヤーを使いたいので変更させました。
■コントロールパネルを強化した設定モードを作成する
1:適当な場所に新規作成で新しいフォルダーを作る
2:フォルダーを「名前変更」
3:○○○.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C} と入力する
※○の部分は好きな文字。ドット以下はその通りに入力します
→フォルダーがコンパネと同じものに変更されれば作成できています
★補足
ネット上では
GodMode.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}
と掲載されてることが多く「神モード」と呼ばれているようです。
エクスプローラー上でPC内の設定が一覧表示されるのですごく使いやすかったです。(Windows7などでも使えるみたい)
先にも書いたようにGodModeと入力する必要は無く名前は各自お好みで。
私は「設定」としましたが日本語でも大丈夫なようでした。
■MSへの自動フィードバック、デバイスデータ送信を無効にする1:スタートメニューの「設定」を選択
2:プライバシー → フィードバックと診断
3:フィードバックの間隔は「無効」、デバイスデータの送金は「基本」に変更
→MSの
FAQページに送信説明が記載されていますが、メリットは無いと思うので無効が良さそう。
Windows10の便利機能
■標準ゲームキャプチャの使い方
1:スクリーンショットまたはキャプチャしたい画面を開く
2:(キーボードの)Windows+Gを押す
3:カメラが静止画、赤マークが録画
4:保存ファイルはユーザーフォルダ-ビデオ-キャプチャフォルダに入る。
★補足
PC画面全体では無く、開いているウインドウ画面に対し静止画・動画が撮影されるので、余計な部分が映り込まないところが良く出来ている。
動画撮影中は右上に小さい赤バーが表示されていてここをクリックすると停止する。
また録画対象の画面を閉じたり最小化したりした場合も自動的に停止してしまうみたい。
ゲームに限らずブラウザなどあらゆる動作を録画可能だと思われる。
■Snipping Toolでもスクリーンショット保存可能※以前からある機能で、こちらはマウスカーソルで自由に範囲指定できるので便利

1:検索バーで「Snipping Tool」と入力
2:右クリックでスタートメニューやタブバーにピン留めしておくと起動しやすい
★補足
「新規作成」で撮影できる。
▼から自由形式・四角形の領域切り取りがよく使う撮影方法。
■アクションセンターのショートカットキー1:(キーボードの)Windows+Aを押す
→Windows8.1のチャームが10ではアクションセンターとなりスマホのような通知やワンタッチ設定切り替えができる。
8.1では画面右下にカーソルを置くと表示されたが、10ではタスクバーのアイコンをクリックする必要があり、操作状況によっては開きにくいのでショートカットキーも合わせて覚えておくといいかも。
システム、アカウント系
■起動時のパスワードを省力してログイン※Windows8.1で設定していた場合も正常に10に引き継がれました。手順もほぼ同じです
★PC起動時のパスワード省略手順
1:タスクバーの検索ボックスに「netplwiz」と入力
2:「ユーザーがこのコンピュータを使うには~」のチェックを外す
3:現在使用しているMSアカウントパスワードを入力し最後に「適用」
★スリープ復帰時のパスワード省略手順
1:スタートメニューアイコン右クリックし「電源オプション」
2:「スリープ解除時のパスワード保護」-「現在利用可能ではない設定を変更します」を選択
3:「パスワードを必要としない」に切り替え「変更の保存」
★新機能のPINコードでログインする場合なら
1:スタートメニューから「設定」
2:「アカウント」-「サインインオプション」
3:暗証番号(PIN)の「追加」から設定
→パスワードの代わりに4桁の数字で認識するので、セキュリティも維持したいならこちらのほうが良さそう。
■文字・画像がぼやける時の解像度(スケーリング)調整手順※Windows8.1で設定した状態が10では変更されていたので要確認したほうがいいと思う

1:スタートメニュー右クリックし「コントロールパネル」
2:「デスクトップのカスタマイズ」→「ディスプレイ」→「カスタムの拡大率を設定」

3:標準サイズに対してこの割合で大きさを変える の%を任意で変更する
※100%がPCの解像度に合わせた表示になるが、高解像度PCほど豆粒表示になってしまう。
WQXGA+(2,560×1,704)なら「150%」
フルHD(1,920×1,080)なら「125%」
が見た目と使いやすさを考慮したバランス良い表示。
4:適用するには「今すぐサインアウト」を選択し、再ログインすれば完了
→この方法ではPC全体に対しての解像度が変更できる
★補足
アプリ個別毎に対応したい場合は
1:アプリを右クリックし「プロパティ」
※ショートカットアイコンでも可
2:「互換性」タブを開く
3:「高DPI設定では画面のスケーリングを無効にする」にチェックを入れる
→そのアプリだけスケーリングが「100%」として表示できるようになる
■Wi-Fiアクセスポイントのパスワードを変更させる※Windows10では最初に入力したネットワークパスワードを保存後、ルーターのパスワードを変更させた際、再度「接続」をしても自動的にパスワード入力画面が表示されずややこしくなっていた
1:スタートメニューから「設定」
2:「ネットワークとインターネット」の「Wi-Fi」
3:アクセスポイントリストの下に詳細オプションがあり「Wi-Fi管理を設定する」に入る
4:既知のネットワーク管理にパスワードを変更させたいアクセスポイントをクリックし「削除」
→この後、タスクバーにあるWi-Fiアイコンからもう一度「接続」するとパスワード入力し直すことができた
■起動時にGoogle日本語入力キーボードを最優先で使えるようにしたい
※すでにインストールしている場合、手順2からでも大丈夫なはず
1:ソフトをインストール直後の「Google日本語入力を既定のIMEとして設定する」にチェック入れる
2:コントロールパネル - 言語の追加- 詳細設定に入る
3:既定の入力方式の上書き- 「日本語-Google日本語入力」に切り替えてOK
4:再起動後、Googleキーボードで立ち上がる
■AVG AntiVirus 2016不完全なアンインストールを完全消去する※WindowsDefenderにするためAVGをアンインストールしたけど、プログラムが消えてもなぜかタスクに残り続けてしまったので、完全消去は以下の方法にしました。
1:AVGの
サポートページから「AVG Remover」をダウンロードする
2:実行はサポートページに書かれている手順にてセーフモードで実行した所、タスクに残り続けていたプログラムを完全消去することができました。