約1年使用したXPERIA Z3 Tablet Compact(SGP611)を売却し、Wi-Fi版iPad mini4の64GB版に買い換えしました。

色は好きなゴールド。金ピカでは無く落ち着いた色な所が気に入ってます。
iPad mini2以来のiOSタブレットとなりますが、使い始めの感想を書きます。
9月21日追記:IEEE802.11acの速度計測した結果を記載しました
SGP611からの買い替え費用
SGP611をヤフオクで売却し買い替えにかかった大体の総費用を計算しました。

※参考:ジョーシンで発売日当日に44780円(1782ポイント還元)で購入
ヤフオク落札価格:33820円(手数料5%引き)
オリコモール経由で出品:356オリコポイント還元(1%)
合計:34176円
iPad mini4購入費用(ヨドバシオンラインで購入)
価格:58100円
ヨドバシ1%ポイント還元:581ポイント
クレカP-one wizカードで支払い(2.5%還元):1452円分還元
合計:56067円
差し引いた買い替え費用:56067-33820=
22247円大体の計算になりますが、2万弱の支出で買い替えできました。
最近は意外とXPERIAも値打ちが下がらなくなってきたので助かります。
金属質感なのに軽くて携帯性が増した
iPhone6s Plusと違って、mini3と比べ厚みが7.5mm→6.1mm
重量が331g→298.8gへ減少したことが大きなサプライズでしたが、実際に手にした実感としてはmini2を使っていた時よりも遥かに軽く感じますし、SGP611(270g)と遜色無い軽さだと感じました。

今日、帰省で往復5時間ぐらい車に乗ることになったのですが、片手で持っても疲れないですしポシェットにもギリギリ入って重たくも感じなかったので、SGP611と同じ感覚で使っていくことができそうです。
気になる点としては、mini2では確かあったと思うのですが、音量無音に切り替えるスイッチが無くなっていました。
このスイッチは6Plusでも頻繁に使用しているスイッチだったので、ここがデザイン面では一番残念なポイントです。
あと、すでにネットでも情報が発信されていますがメモリは2GBでしたので、CPUの性能はiPhone6並でも、アプリのタスク落ちが無くなり、再読み込みが発生しなくなったので使った感触では全くの別物といっていいほど快適でした。
恐らくメモリ2GBと確定した時点で迷っていた人の多くが購入を決めたはずです。
電子書籍端末機としてはNo1のタブレット
普段タブレットの使用用途の大半は電子書籍閲覧です。
mini2の頃と違って今は電子書籍販売が活況になり、雑誌でもほぼ対応するようになったのでi文庫HDにデータを入れる必要性も無くなったので、容量は64GBでも十分足ります。
主に使用している電子書籍アプリは
「dマガジン」「ソニーのReaderストア」「アメーバの読書のお時間です」の3つ。

dマガジンは上下に若干余白があるものの、ほぼ画面サイズで表示されSGP611よりも余白が少なく見やすい。
そして一番のポイントは起動・読み込みともサクサクで、Android版でイライラした、その日1つ目の電子書籍読み込みが異常に遅い、ページを捲った時の画面ボヤけ、が一切無くキャッシュ保存した雑誌をオフラインでもスムーズに閲覧できる所が本当に気に入ってます。
Android版のdマガジンは全ての端末でそうだったので、アプリの作りが悪いのか、それともAndroidのシステムがイマイチかどちらかに原因があるような感じがします。
関連記事:
今日で1周年となったdマガジンの現在を改めて再レビュー
iOSでは使用者が少ないのかストアレビューがイマイチなReaderですが、こちらは雑誌データを予めダウンロード保存して閲覧するタイプで、Android版と殆ど同じ挙動で読みやすいです。
紙面サイズは余白も無く画面サイズピッタリ。
配信初期の頃は一部フォーマットのマンガがiOSでは読めなかった気がするのですが、現在販売されている本は全てiOSでも対応しているので問題無く読めると思います。

「読書のお時間です」はブラウザで閲覧するタイプで、データは保存されずその都度読み込んで表示する電子書籍サービスです。
使用するブラウザにもよりますがURLバーがある部分に余白ができますが、紙面サイズは大きく読みにくさは感じません。
関連記事:
ブラウザ電子書籍販売でも綺麗で軽快 Amebaが運営する「読書のお時間です」レビュー一番重要だった電子書籍の閲覧はどのサービスも満足できました。
8インチの4:3写真表示はやっぱりいい

SGP611は手元に無いのでXPERIA Z3との写真表示比較です。
簡単に表示違いを説明すると、iPadは明るめでスッキリとしたクセの無い写真表示。
対するXPERIAは、色の濃淡を付け写真をより豪華に見せる写真表示。
X-Realityモードで表示していますが、更に色味付けを強めにするダイナミックモードもあり。
色好みは個人差あると思いますが、両方とも元写真をキレイに表示してくれます。
でも、ワイド画面のXPERIAより4:3比率のiPad miniのほうが大好きなサイズです。
レコーダー等からのネットワーク再生
iPadならやっぱり動画視聴も外せないので、レコーダーに録画したTV番組もネットワーク再生させたいです。
こちらについては少し長くなるので、iOS9で対応しているオススメアプリを別記事にて記載しました。
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iOS9でレコーダー・クラウドからストリーミング再生できるオススメアプリiPhoneとのテザリングがAndroidよりもお手軽
私はSIMカードを1枚しか契約していないので、どうしても旅行などお出かけ時にはスマホのテザリングでタブレットを接続することになるのですが、iOS同士ではAndroid以上にお手軽にできることがわかりました。(iOS9からの仕様?)

まずiPhoneで「インターネット共有」からテザリングに接続するためのパスワードを決めておきます。
その後は、スイッチOFFにしてスリープ状態にしておいて大丈夫。
※もしかしたらiOS同士ではパスワード設定の必要ないのかも

iPadでWi-Fiに入ると、検索されるネットワークに「インターネット共有」にiPhoneが自動的に見つかります。
ここをタッチすると。

パスワード入力すること無く、Wi-Fi接続からiPhoneを使ったテザリング接続に切り替わります。
この切り替えが非常に早く、体感では2~3秒ほどで切り替わりますし接続不安定な状態も無く非常に正確。
また、iPadをスリープにすると一定時間後に自動的に接続が切れていたのでiPhone側のバッテリーやパケットの無駄な消費を気にすることもありません。
Androidでは毎回テザリングを通知メニューのアイコンでON/OFFさせる必要があったので、この仕様はすごく利用しやすいと思いました。
iOS9は他にも便利だと思った機能がいくつかあったので折を見て紹介したいと思います。
Safariのスクロールが高速
iOSでネックだとiPhone6 Plusの感想でも書いたSafariのスクロール挙動ですが、iPadmini4ではAndroidと同様に高速でしっかりと惰性スクロールしていたので、別のブラウザアプリを別途使用する必要がありませんでした。
確かmini2でもスクロールはこんな感じだったので、iPhoneだけが違うのでしょうか。
Safariだけならまだしも、他のアプリでも場所によってスクロール挙動が混在しているので使いづらい。
今、一番iPhoneで改善してもらいたいのはスクロール挙動です。
IEEE802.11acに対応
無線LANの仕様ではmini3には無かったIEEE802.11acに新たに対応しています。
光プレミアム ファミリータイプ100Mを契約し、無線ルーターはバッファローのWXR-1900DHPを使用。
自宅は3階建てでルーターは2階に設置。(親機のみで中継器はありません)
定番のSpeedtest.netアプリを使ってacの速度を計測してみました。

左が3階で計測。右がルーター目の前で計測した数字です。
ルーターから離れていても速度が落ちること無く、電波も安定しているので100Mコースでも不自由なく使えています。(ビームフォーミング効果?)
というわけで以上がiPadmini4使い始めの感想でした。
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