シーマ3Q決算も引き続き絶好調 4度目の上方修正も確定的で利益余剰金は8億まで増加

7638シーマの第3四半期決算が2月10日に発表。
1月26日にすでに通期上方修正発表があったので、2Q→3Qでどこまで売上が拡大しているかが鍵だった。

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15年1Q:1,491 ▲174 ▲177 ▲44
15年2Q:1,971 ▲24 ▲61 ▲110
15年3Q:2,268 112 41 21
15年4Q:2,576 268 269 262
16年1Q:2,668 189 181 141
16年2Q:3,357 552 547 569
16年3Q:3,826 652 648 538


先の通期修正で、3Qの売上で最低ラインは3,500で考えていたけど、結果は1Q→2Q並の増収増益ペースが続いており、昨年9月の上海ショック以降の景気不安はシーマにとって何の影響もなかったことが見て取れた。

進捗率も良好で毎期毎のパーフェクト上方修正は確定的。
時期的に来期の予想数字が重要視されるが、現状の絶好調ぶりを見る限り大幅な減収減益となる可能性は0%で、無難に今期最終数字にに1%~10%増益した来期予想となるはず。

次は事業説明内容



(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年12月31日)におけるわが国経済は、中国をはじめとした
新興国の景気減速の影響は懸念されるものの、国内においては企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、景気は緩
やかな回復基調にあり、個人消費は総じて底堅い動きとなりました。
このような経済状況のもと、当第3四半期連結累計期間における、当社および当社の関係会社(以下「当社グルー
プ」という)の業績は、特に主力のジュエリー・アート事業において、当第2四半期までの好調さを秋口からクリス
マス時期という需要期も維持する形で、集客および受注の伸びが続きました。

エステ事業においても、売上高前年比2ケタ成長を継続中であり、またグループ全体での費用については、効率的
な広告宣伝費の使用をはじめ抑制的使用が功を奏しました。



①ジュエリー・アート事業
当第3四半期連結累計期間における、ジュエリー・アート事業の売上高は75億49百万円、セグメント利益は11億77
百万円となりました。当第2四半期までの好調さを継続し、集客数の増加に乗ずる成約率の向上により売上の拡大が
続いております。月間売上高で開店以来の最高値を更新する店舗も出始めており、業績回復が確実なものになってき
たと認識しております。今後も、社員教育や営業推進に注力し、体制の整備・チェックを怠ることのないよう取り組
んでいきます。また、来期以降の更なる売上・シェア拡大に効果的な店舗の出店のためのリサーチを再開しており、
まずはその第一弾として「銀座ダイヤモンドシライシ町田マルイ店」を今年3月に開設予定
です。今後も収益性を念
頭に置きながら、業績の向上に有効な販売促進策の調査・企画を進めてまいります。


②エステ事業
当第3四半期連結累計期間における、エステ事業の売上高は23億3百万円、セグメント利益は2億40百万円となり
ました。集客から成約そして施術までの一連の体制整備が進み、安定的に売上を上げることが出来る構造が整いつつ
あり、第3四半期においても業績が伸長しております。前期平成27年3月期の第4四半期では、同第3四半期までの
累計利益を減少させる結果となりましたが、今季においては売上の底上げを図りながら、収益を落とさぬ様進めてま
いります。なお、平成27年12月15日公表の通り、現地法人運営により香港および上海に海外店舗を出店しておりま
す。
当社グループ全体でのサービス品質や技術レベルの向上から、新たな商品・サービスの開発まで、今後は国内だ
けにとどまらない事業規模の拡大を目指し取り組んでまいります。


・販管費が抑制され利益が出やすい状態
・ジュエリー部門で開店以来の最高値を出す店舗が出てきた
・来期は海外を含め新規店舗オープンで売上は拡大しやすい

2Qと同様不安要素を全く感じさせない事業説明だった。
(特に開店以来~の文言は前回発表では無かった)


B/Sで大きく変動した所は
2Q → 3Q
受取手形及び売掛金 1,568,755 → 2,316,113
商品及び製品 2,403,535 → 2,061,067
利益剰余金 317,592 →  856,248

余剰金はすでに8.5億あり、1円復配は出そうと思えば今期から可能なぐらい余裕があるということ。

水曜日のPTSは36.9円で終わり、これまでの上方修正後とは違いやや落ち着いた価格。
恐らくヤフー掲示板で復配についての期待が結構書き込まれていたので、決算書をよく読まない短期ホルダーからしたら復配無しで出尽くしと判断したのかもしれない。

決算書を見れば業績不安も無く、最低でも来期の1円復配は確実(発行株式は3.3億株)なので、下値不安は無く50円以上になる可能性も非常に高いので、これほど長期保有に適した銘柄はないかと思う。
円高でインバウンド消費の低迷が懸念されはじめてるけど、ダイヤモンドシライシはブライダルジュエリーの販売がメインなのでさほど影響はないかと。

金曜日も全体相場は不安定になりそうだけど、ここまでシーマの株価は大きく変動しなかったので、噴き上がるかどうかは、雑貨屋ブルドックやRISEみたいに低位株銘柄として注目されるかだけで順番待ち状態。
ヤフー掲示板では久しぶりにランキング50位以内に入っている。

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保有数に変わりは無く最低でも50円。目標は70円前後であることに変わりなし。

[ 2016/02/11 21:00 ] | TB(0) | CM(3)

私も買っちゃいました

こちらのサイトを見て35円で1万株ほど。
ひどいことになってるりそな株(100株だけだけど)の穴を埋めてくれれば。
ずいぶん昔、セラーテム株でネットの書き込み見てピンときて買ってすぐ倍になったことがありました。
今回も同様になることを期待です。
[ 2016/02/12 06:17 ] [ 編集 ]

私も買いました。

鎌倉さんの方ではさっぱり取り上げられなくなりましたが、
私も今度の安心して黒字が見込めると思い、この暴落の中、買いましてます。

ただ、他にもバーゲンセール状態なお得な株が何個かあるので、
どこに資金を集中するかは迷いましたが・・・
[ 2016/02/12 14:50 ] [ 編集 ]

コメントありがとうございます。

復配が無かったとはいえ30円まで下がってしまい、週足チャートでもこれ以上下げると厳しい水準になってしまうのでポジション的にも危なくなってきました。。。
リーマンショック以前の暴落は体験してはいるものの中々うまくはいかないものです。
[ 2016/02/12 21:12 ] [ 編集 ]

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