LINE Payカードを使う前に絶対に覚えておきたい仕様総まとめ

還元率2%(チャージの合わせ技で3%)のLINE Payカードはおさいふカードの中ではダントツの高還元カード。
使い始めて約2か月ですが、JCB加盟店ならほぼこのカードで決済できるので、今ではクレジットカードはやめてLINE Payカード1本化しつつあります。

※ファミマTカードチャージは2017年3月末を持って終了となったので、このチャージ技は使えなくなりました
※2018年6月1日より常時2%還元は終了し新しいマイカラープログラム施策に切り替わりました。


これまで簡単な使い方や還元率にピックアップした情報記事を書いてきましたが、ちゃんと理解しておかないといけないLINE Payカードの覚えておきたい仕様をまとめておきます。


LINE Pay専用パスワードは絶対忘れないこと


LINEをしている人なら、自分アカウント用のID(メールアドレス)とパスワードを覚えていると思いますが、LINE Payでは独立したパスワードを設定する必要があるので、絶対に忘れてはダメ。

初めてLINE Payを使い始めるときに7ケタのパスワード(数字のみ)を設定することになるので、これは必ずメモをしておかないと忘れた時あとあと大変。


LINEヘルプセンター:https://help.line.me/line/android/categoryId/20000113/
LINE Payアカウント項目→「パスワードを忘れてしまいました」を参照

忘れた場合の再設定は、本人認証確認で「クレジットカード情報の登録」「チャージ用銀行口座の登録」どちらかを設定しておけば、自動音声電話での認証番号通知を確認しパスワードの再設定が可能。

しかし、登録していなければLINE Payカードを解約し再登録しか手はありません。

これならまだマシで、「LINE Pay残高がありパスワード再設定ができない場合」だと、LINE Payカスタマーサポートへ問い合わせしなくてはいけなくなります。


還元率をうまく攻略する上級者は除くとして、一般的なLINE Payカード利用者はお手軽なコンビニチャージの利用が一番多いと思うし、チャージに対応している銀行は現在11社のみで、ネット銀行は未対応なので登録したくてもできない人がいると思われます。

何度もいいますが、LINE Payパスワードは忘れると非常にやっかいな事態となるので、とにかく設定後すぐにメモを取るようにしましょう。



カード到着後にすべき設定


LINE Payカードを申し込んだら、大体1週間ほどで自宅ポストに投函されます。(本人受け取り必要無し)
中に用紙が入っていて、QRカードでアクセスしカード裏の3桁のセキュリティ番号を入力するだけで、カード登録は完了するので、ここまでは初心者の人でも100%完璧にできるはず。

コンビニやスーパーの食品レジで少し使うぐらいならこの設定のままでもいいのですが、ネット通販や大手家電量販店といったところで利用する場合は、更に設定しておきたいことがあります。

PAY.jpg

LINE Pay - 設定 -LINE Payカード-「カードの暗証番号」に進む
※ここでもLINE Payパスワードの入力は必要

これはクレジットカードを申し込むときにする4桁の暗証番号と全く同じです。
カードが届いた時には、この暗証番号は未設定のままとなっているので、もし暗証番号を入力しないとダメなお店だと使えない可能性もあります。

LINEアカウント、LINE Payパスワード、LINE Pay暗証番号
このように1つのパスワードではまとめることはできないので、メインカードとして頻繁に使いたい人ほどしっかり管理をしなくてはダメです。


本人確認書類を提出すると利用幅が広がる


LINEヘルプセンター:https://help.line.me/line/android/categoryId/20000113/
LINE Pay項目の「LINE Cash」と「LINE Money」について教えてください。を参照

LINE Payでは本人確認書類(健康保険証、免許証など)をスマホからアップロードすることで、
LINE Cashアカウント → LINE Moneyアカウント
へグレードアップします。

何が変わるのかというと

残高上限額の解除
⋅LINEの友だちへの送金
⋅LINE Pay残高を銀行口座に出金


機能が追加されます。
※本人確認はLINE Pay - 「送金」を初めて選択した時などで画面が表示されます。

友達への送金は、LINEで登録した友達へLINE Pay残高を手数料なしで受け渡しすることができます。
アプリダウンロードなどでLINEポイントを稼ぎ、LINE Payに交換→1つのアカウントに集約するといった技もありますが、家族で利用する場合に結構便利です。
※送金手数料は発生しないので気軽に何度でも行える


pay2.jpg
LINE Pay - 設定 -出金から行える

残高をいつでも登録した銀行口座へ出金できるというところが大きなメリットです。
※但し出金手数料は1回につき216円発生
※1日の最大出金金額は100000円まで

出金口座はチャージ用と違い、全ての銀行口座に対応しているので「その他の銀行」から任意の銀行名を検索すれば登録できます。

1日の出金限度額があり、10万円以上残高があると1度に全額出金できないので、その辺はうまく考慮してチャージする必要があります。



解約種類の違いと利用一時停止


サポートへ電話しなくてもLINE Payから直接解約することはできるのですが、解約は2種類あるので注意が必要。

LINE Pay - 設定-「LINE Pay解約」
→これはLINE Payそのものを解約してしまうので、もし残高が残っている時に行うと無くなってしまいます。

LINE Pay - 設定 - LINE Payカード- 「カード解約」
→手元のLINE Payカードを解約して無効にするだけなので、LINE Payにある残高は残ります。

よくある事象として
カードを無くしたので一時的に使えなくしたい、カードが汚れた・破損したから交換したい、
このような場合は、「カード解約」をして再申し込みすれば、現時点では手数料無料で新しいカードを送ってくれます。(カード番号は新しい物に変わる)


またカードを落とした場合、拾われて使われてしまうことを防止する策として、一時的な利用停止が設定できます。

LINE Pay - 設定 -LINE Payカード- カードステータス「利用中」をタッチすると、「一時停止しますか」の確認画面がでてくるので、一時停止しておけばその間他の人がカード利用することはできなくなります。
利用中に戻したいときも同じ手順。


オンラインショップでの名前は


LINE Payカードには「LINE MEMBER」と記載されており、オンラインショップで注文する際に迷うところですが、

公式ブログ:「LINE Pay カードってなに?」あなたの疑問にお答えします!

Q:★お店でどうやって使うの?(オンラインストア編)
A:♪オンラインストアで、LINE Pay カードを使ってお支払いされる場合は、以下の方法でご利用ください。

1. お支払い方法で「クレジットカード」または「JCBカード」を選択してください。
2. カード番号(16桁)/有効期限をご入力ください。
3. 「カード名義人」の欄にローマ字でご自身のお名前をご入力ください。

とガイドされています。

ただ、利用者の情報ではAmazonなどの登録で「LINE MEMBER」と入力して決済したとの情報もあるので、基本的にはどちらでも大丈夫だと思います。

肝心なのはカード番号で、登録後のカード種類が自動的に「JCB」となっていれば認識できているので、名前よりもカード番号と有効期限の入力が正しければ問題無いです。


<8月2日追記>

先日楽天市場のマップカメラというお店で、名義人を「LINE MEMBER」として注文したところ、翌日決済はされたもののその後のメールで、注文者と名義人が違うことで決済ができず発送を見合わせていますとショップからメールが届きました。

ショップにはすでに決済はされており、カードの表記通りに名義名を入力しましたが本人に間違いない旨を返信し発送となりました。

以上の事から、カード番号と有効期限があっていれば「LINE MEMBER」でも決済できることは事実ですが、お店によっては注文者と名前が違うと、決済はできても確認の有無が必要となる場合があるので、やはり名義人は必ず本名ということに結論付けたいと思います。


LINE Payで使用したお店と承認期間


※臨時追記中

最後にこれまでにLINE Payカードを使ったお店と承認され、LINEポイントが通帳に記帳されるまでの期間をメモとして残しておきます。

簡単にこの仕様の流れを説明すると

1:お店で支払った → 即時LINE Pay残高から引き落とされ、決済履歴に「LINE Payカード決済」と表示される

2:お店の情報が反映される → 決済履歴に「LINE Payカード決済」→「使用したお店の店名」に変化
※引き落としはすでに済んでいるので、LINEポイントが間もなく還元されると考えればよい

3:LINEポイントが還元される → LINEポイントの「履歴」-「獲得履歴」に記帳されポイントが反映される

クレジットカードのように、決まった日にまとめて引き落とされポイントが入るのとは違って、基本即日引き落とされ、後日お店によって還元日数が異なるという仕様です。

※楽天市場のマップカメラというショップでは、注文後即では無く翌日に決済となったのでネット通販では一部例外もあるようです


ヤフーショッピング(お店:BLANC LAPIN)→6日
ヤフーかんたん決済(落札商品の決済)→5日
プレミアム会員費&ヤフオク出品手数料自動引き落とし→3日
ローソン(ゆうパック支払い)→4日
セブンイレブン→4日
MOMOテラス→2日
平和堂→4日
無印良品(店舗購入)→4日
クリックポスト→10日
Amazonプライム年会費→4日
オンワードクローゼット(予約購入)→6日
ペイパル認証コード確認の少額決済→12日間で確認後の返金まで完了


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[ 2016/08/02 23:52 ] マネー | TB(0) | CM(0)

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