NEW ART(シーマ)第2四半期上方修正発表で17年度通期も前年並みが予想される

昨年9月から追いかけている7638 NEW ART(旧社名シーマ)が、9月12日に第2四半期上方修正を発表した。

NEW ART投資家情報ページ:http://newart-ir.jp/ir/

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参考15年9月中間数字:6,025 740 728 710

古参ホルダーなら、第1四半期の数字から上方修正はほぼ確実にあると予想できていたことなので、さほど驚きは無いものの、まずは5月の減収減益予想がやはり保守的だったことが裏付けられたので下値不安要素は和らぎそう。

今回の修正数字から四半期毎の売上推移を見ていくと


15年1Q:1,491 ▲174 ▲177 ▲44
15年2Q:1,971 ▲24 ▲61 ▲110
15年3Q:2,268 112 41 21
15年4Q:2,576 268 269 262
16年1Q:2,668 189 181 141
16年2Q:3,357 552 547 569
16年3Q:3,826 652 648 538
16年4Q:2,899 383 382 52
17年1Q:3,702 386 387 297
17年2Q予想:3,428 528 521 420


前年の2Qは売上が加速したので、前年同期比のノルマが高かったが修正数字ピッタリに着地したとしても、同期比プラスになる見込み。
但し昨年2Qは丁度日経がピークの頃に対し、今年は円高推移で不安要素があったにも関わらず前年並みをキープ出来た所が大きく、一過性のインバウンド好決算では無いことが裏付けされつつある状況。

数字的にはサプライズとするには少し物足りないものの、このまま行くと最低でも前年並みはキープできる通期数字と予想されるので、昨年の株価水準で考えるなら34~35円を推移しないとおかしいので、今日の30円はやや下がりすぎの水準。

NEWART.jpg

すでに日足、週足チャートは崩れており、月足チャート28~30円付近が最終サポートラインで、ここを割り込むと上昇チャートが崩れる形になる。

23時45分時点のPTSは31.8円で出来高121,900
日経先物が一時的に大きく下がったこともあり安値は30.9円まであった。

昨年も発表翌日はある程度高いものの、上値を追う展開にはならなかったので今回は冷静に見ていくつもり。
予想としては日経が夜間も弱いこともあり、始値32円高値34円安値31円ぐらいでじっくりぐらいで丁度良い。

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昨年は平均取得35~36円ぐらいだったが、今回は31円なので余裕があり。枚数はナイショだけど勝負した昨年よりは少ない。

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[ 2016/09/12 23:58 ] | TB(0) | CM(0)

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