GMOインターネットの時価総額だけ見ると伸びしろがありそうに見える

ミクシィやサイバーエージェントで一山当てたように、どちらかというとIT系企業との相性が良く事業内容もある程度理解できやすいのですが、最近時価総額を比較してもGMOインターネットだけがライバル達に遅れをとっているのが気になっています。

楽天・・約1兆8100億 
サイバーエージェント・・約3800億
GMOインターネット・・約1600億

DeNA・・約4980億
グリー・・約1390億
ミクシィ・・約3070億
LINE・・約1兆円


上の3社はITバブルの同時期に上場。
楽天は別格としても、サイバーエージェントにダブルスコア以上の時価総額を広げられては、年下の藤田社長に負けてはいられないと熊谷社長も頑張るはず。
下の4社は同業他社。DeNAは上の3社に近い存在。

サイバー、DeNA、GMOもPERは20倍台なので業績で見ると違和感ない時価総額なんだけど、同時期に上場した社長比較で見てみると、熊谷社長の巻き返しに期待してしまう。

GMOは子会社も沢山上場しているけど、ここ1年ほど子会社が親会社の時価総額を上回っている現象が続いていて

GMOインターネット・・約1600億
GMOペイメントゲートウェイ・・約1850億

最近は差が縮まってきたけど、数ヶ月前はダブルスコアに近いぐらい時価総額が開いたこともあった。

GMOはゲーム事業のヒットが無い(来期は4本開発予定)ので売上で大きく見劣りするけど、インフラ・証券・広告事業はいずれも手堅い業績で非常に安定しているのが特徴。
ゲーム事業も赤字縮小中。
しかも四半期毎に配当が出るため、権利落ち日でも大きな変動もしない。

大きいところでは

・7月から世界No1新ドメイン「.shop」の登録受付開始。9月末で6万件突破
・あおぞら銀行と新ネット銀行を2018年3月までに開業

今後EC、金融決済領域に力を入れてきそうな感じ。
今期~来季以降にかけても四季報予想通りに安定した業績が見込めそうで、地味だけど一番手堅いことをしているのがGMOだと思うし、ゲームが1本でもヒットすれば大分違ってくる。

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最近は数万円の買ったり負けたりで、2~3年前のダイナミックな資産変動も無く横ばいから若干下がり気味なのは変わらず。
どの銘柄も長期では無く、チャートを見ながら適度に利確・損切りをしてる。
GMOは目先1400円以上が重たそうなチャートだけど、1300円前後も堅そうなので、この辺でもう少し仕込んである程度大きく狙っていくかもしれない。

[ 2016/10/23 22:46 ] | TB(0) | CM(0)

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