タルガというメーカーが販売している、昭和生まれ世代には懐かしい公衆電話型貯金箱「
電話銀行」を買いました。
ただの貯金箱では無く、コインを投入するとジリリーンの呼び出し音がなった後、合計10曲の懐メロがなる仕掛けとなっています。




本体は鋳物では無く勿論プラスチック製。
パッケージのようなレトロっぽい色合いではありませんでした。
昔の電話機と言えばダイヤルボタンですが、この部分は指を入れて回すことができますが、離した時のゆっくりと戻る動作は再現されておらず、ガチャガチャと回せるぐらいのものですが、それでも回せるところが良い。
受話器部分の話し口も穴は空いていますが、ここからは音は流れず本体の背面にあるマイク穴から音楽が流れてます。
受話器を載せるところのスイッチも動かないので、この辺でBGMを停止できるギミックがあれば尚よかった。
コイン投入口は10円になっていますが、1円~500円まで対応。
1コイン入れる毎に、ジリリ~ン → ガチャ → 懐メロ →ガチャ の一連動作となります。
投入したコインは裏面の取り出し口から取り出せます
懐メロはサビ部分のBGMで曲の長さもちょうど良い感じ。
裏面のスイッチで音楽のON/OFFができます。(単3電池2本使用)
そしてこの商品で一番細かい作りだと感じたのは返却口。
最初はただ再現しただけで特にギミックは無いと思っていたのですが、500円玉を入れた際BGMが鳴らないときがあり、しかも取り出し口からも500円玉が出てこず、振って音は鳴るものの一体どこに消えてしまったのかと思えば、何と返却口に返ってきてました。
返却口に返ってくる仕組みはよくわからず、普通に投入しても正常に入ることのほうが多く、中々返却口には行ってくれません。
この辺のコイン詰まりみたいな部分が再現されている点は非常に渋いなと感じました。
この玩具の動作の様子はYouTubeにアップされていましたのでどんな感じかよくわかります。
Amazonの販売データでは2176日間となっているので、結構前から発売されているロングセラー玩具のようです。
最近もヤフオクで、この商品の箱なし本体のみの出品されていたのですが、これが最終的な落札価格は5000円以上と定価超えしていました。
商品名には「電話銀行」ではなく、昭和レトロな電話 みたいな感じのタイトルだったのですが、この商品のことを知らない人が見れば、余り見かけない昭和レトロ再現玩具として欲しくなるのかも知れません。
追記:オークファンで確認できます。
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http://aucview.aucfan.com/yahoo/h256305316/いつか製造終了となった時には昭和懐かしグッズとしての価値も高まるかもしれません。