昨日色々なニュースサイトで、iOS360円の有料アプリだった「
Workflow」が無料化されたと記事になっていました。(Appleが買収)
このアプリは今流行りのプログラムを使って作業を自動化させるものですが、凄い所はプログラム知識が無くても作業内容カードを順番に並べるだけで、素人でも自動化システムを作れるのです。
しかし日本語対応されていないので内容がよくわからないし、とにかくできることが無数にあるので閃かないことにはどこから手を出せば良いのか戸惑います。
プログラム知識は皆無で英語も殆ど読めませんが最初に思いついた内容が、
ブログ用に撮影した画像をiPhoneの中でリサイズし、その画像をDropboxへ自動的にアップロードさせること。
今は、アップロード後にPCでリサイズ処理をしていたので、これが出来たら一つ作業が省けて楽になりそう。
色々使い方を調べるなどして戸惑いながらも約15分ほどで完成できましたので、初心者向けに基本操作と手順をなるべく端折らず紹介します。
トップメニューの見方
まず、最初に起動するとチュートリアル画面が表示され3ページ目にサンプルの自動化プログラムが出てくるので、これを適当にチェックを入れると、トップメニューに入ることができます。
(選択したカードは長押しで削除できる)

トップメニュー画面の見方
My Workflows・・作成したプログラムのリスト
Gallery・・他の人が作ったプログラムをダウンロードできる「Get Workflow」で
+・・自分で新しくプログラムを作成する
英語なので内容がわかりませんが、ギャラリーから取ってくるのが手っ取り早く、また個人のブログサイトでもレシピが公開されてたりもするので、「Workflow レシピ」なんかで検索すると色々見つかるかも。
今回は自分で作成してみたので右上の「+」をタッチ
次の画面は、作業内容カードを配置するスペース。
最初は空っぽなので左下の「Actions」をタッチ。
1つ目:写真複数選択プログラムを作る

カテゴリ毎に様々な内容がありその数200以上もあるとか。
とにかく英語で内容がよくわからないので、この辺は検索なりして把握しなくて勉強する必要があります。
今回の目的、まず一つ目は
Photos&Video -
Select Photosこれを見つけたら、右端の点々を長押ししてカードを持ち上げます。
持ち上げたまま左端に近づけると、配置画面に切り替わるのでそこで手を離して配置する。
配置後は内容によって別途入力できる項目があります。
Select Multipleはチェックを入れときます。(複数選択可能にするみたいな意味?)
これで一つ目のプログラム「写真を複数選択する」が完成です。
2つ目:画像リサイズのプログラムを作る

また「Actions」から次は、画像リサイズの内容を見つけます。
Photos&Video -
Resize Image先ほどと同じやり方で、Slect Photosの下に配置します。
このカードでは、追加でリサイズさせる幅・高さの数値を入力できます。
今回は幅(Width)を800にしました。
高さ(Height)はAutoのままにしとくと、幅に合わせて最適な数値にしてくれるはず。
これで2つ目のプログラム「画像リサイズ数値のプログラム」が完成。
なお
配置スペースでは上から下に向かってプログラムが順番に行われるので、
写真を複数選択した → リサイズが行われる
このような流れで動作します。
3つ目:DropBoxへのアップロードプログラムを作る
最後はリサイズした画像を自動的にDropBoxにアップロードさせる内容を見つけます。

Documents -
Seve File先程同様、リサイズの下に配置させます。
因みに説明文の「☆」をタッチしてマークを付けると、Favorite(お気に入り)登録できるので、よく使いそうなものは登録しておくと見つけやすくなります。
Serviceは対応するクラウドサービスの事で、ver1.7.3現在は「iCloud Drive」「Dropbox」「Box」の3つに対応。
各サービスを選択すると、各自のアカウントIDでログインさせます。(最初のみ)
Ask Where SaveのチェックはONにしておきます。
たぶんONにしておくとDropboxのどこのフォルダに保存するか選択できるのだと思う。
以上でブログ用画像をリサイズしてDropboxへ自動アップロードさせるプログラムが完成しました。
ウィジェットに配置・動作させる

完成したプログラムはウィジェットからの動作が非常に使いやすいので、その配置方法にします。
先程の配置画面右上の「歯車アイコン(設定)」をタッチ
以下の3項目を決めます。
Name・・プログラム名を決める
Icon・・色々用意されているので好きなのを選択
Today Widget・・アイコンをタッチして選択
※Add to Home Screenはホーム画面にプログラムアイコンを個別に配置できます。
タッチするとブラウザが立ち上がり配置説明画面が出るのでその通りに行う。
ウィジェットならアプリを起動せずにアイコンをタッチするだけでプログラムが起動するので便利です。
実際にプログラムを起動させると以下の流れ
1:写真アプリが立ち上がって任意に画像選択
2:Dropboxで保存するフォルダを任意に選択
3:Workflow内でリサイズが行われ自動アップロードされる

画像サイズにもよりますが1枚1秒ほどの処理スピード。
アップロードされた画像を確認しましたが、JPEG画像で幅も指定通り800になっていました。
久しぶりに奥が深い良質アプリ
ここ数年スマホアプリのハウツー記事は殆ど書いていませんでしたが、久しぶりに色々調べて初心者ならではの視点で記事を書いた気がします。
英語表記がネックではありますが、ある程度自分で作成したいプログラムを思いつけば、その内容を検索で調べればそれに近い内容の記事が見つかるし、知識豊富な人が作ったレシピも公開されているので、今回書いたプログラムを配置する一連の基本操作さえ理解すればソコソコ使えるようになるはずです。
今はマインクラフトを自動プログラムで走らせるようなことを小学生でもやってるみたいですが、英語で躓く私にとっては現状これが精一杯。
でも、プログラム用語を覚えなくてもいいし感覚は掴めたのでもう少し高度な自動プログラムを作れるよう頑張ってみようと思います。