3月末に楽天ブックス、ひかりTVショッピングの大型キャンペーンで安売りされていたHuawei Mate9を3台まとめ買いし、一台は自分用で残りは両親にプレゼントしました。
新作スマホではGalaxy S8とXperia XZ Premiumが気になっていましたが、前者はNote8に期待したいしているのでS8を買うと短期間に買い替えになってしまう。
後者は久しぶりにSONYらしい尖ったスペックでしたが、相変わらずベゼルが太いデザインが変わり映えせずイマイチ。
そこで、最近価格.COMのランキングでも上位を賑わしているHuawei製品を初めて使ってみようと思い、スペックも高く大画面で見やすそうなMate9を選んだ次第。
両親も画面が大きくなって操作し易いとことで一安心。
使い始めたばかりの感想を書きました。
理想にかなり近いバランスの取れたデザイン
掲載されてる端末画像の見た目が自分の中では理想的に映り期待していましたが、実際に届いた端末を見てもかなり満足度の高いデザインでした。

Mate9:幅78.9x高さ156.9x厚み7.9 mm 重量190g
iPhone7 Plus:幅77.9x高さ158.2x厚み7.3 mm 重量188g
0.4インチ大きいですがサイズ感はほぼ一緒。
四角は丸みを帯びていますが、iPhoneほどではないので角に触れると若干痛い。
一番重要視しているサイドラインですが、ここも丸く湾曲しておらず厚み部分は平坦になっているので、手に持った時のフィット感はやっぱりiPhoneに及ばない。
背面の質感は非常に気に入っており、iPhoneとよく似た質感ながらMate9のほうがツヤがあり綺麗。
ブラックでも指紋や手汗がついても目立たないので良かった。
あと背面は若干カマボコ形状で湾曲している点はいいと思う。
ディスプレイの色合いも非常に良く、ロック画面も壁紙画像は毎回色々な種類が表示されるので見ていて飽きない。
解像度は久しぶりにフルHDを見ることになりましたが、正直な所2Kディスプレイとあまり違いがわからなかったりします。
フラットスクリーンになりましたが、ギリギリまで液晶画面になっていて無駄がないし、フラット画面に有りがちな縁の溝も無いので、フリック時に指が引っかかることも無く、ホコリが入り込むことも無いので、エッジスクリーンと同等の感じで違和感なし。
唯一使いにくいと感じている部分が
背面の指紋認証ボタン。
このボタンはiPhoneと同じく疑似ボタンですが、押し込んだりしての感触機能は無いみたい。
指紋認証感度はiPhone並に高いので、殆ど認証ミスをすること無く素早くロック解除できるのでストレスは感じないのですが、背面にあるとテーブルの上に置いた状態ではロック解除できず、PINコードで解除する手間が出来てしまう。
手に持っていても、背面ボタンの位置に手のひらが合わないこともあるので、やっぱり前面ボタンほどスムーズには使えませんでした。
中国企業でも気配りは日本企業以上
今までかなりのスマホを購入してきましたが、パッケージと付属物は過去最高の豪華さでした。

イヤホン、USB-typeCケーブル、電源アダプターの付属は他メーカーも同様なのですが、背面カバーを付属している端末は今まで無かった。
母に上げたシルバー色はカバーが透明だったのですが、ブラックは色に合わせて薄黒にしている所が良い。
カバー重量は14gだったので、これなら装着してもあまり重さは変わらないし、持ち心地もほぼ一緒だったので違和感がない。
そして、前面ディスプレイには最初からフィルムが貼られています。
最初、今頃飛散防止フィルムかと思ったのですが、Mate9はゴリラガラスが使用されているのでそれは無い。
フィルムが貼られている理由は、クイックスタートガイドと一緒に小さな紙が入っており
出荷時にスクリーンに貼付してある透明フィルムは、納品までに本体を保護する事を目的としております。このように明記されています。
背面カバーといい、ここまで製品の状態を気にする気配りは素晴らしいの一言。
これを中国メーカーにされてしまうと、日本メーカーにもう勝ち目は無いに等しいと思えてきます。
設定
使い始めで変更しておきたい設定など。

ホーム画面のスタイル→
「ドロワー」デフォルトは標準になっているが、これはドロワーが無くなりiOSと同じくホーム画面のみの管理になる。
でもシステムアプリは削除出来ないし、アプリがゴチャゴチャするので標準は使えない。
視力保護iOSと同じく、時間指定でブルーライトカットできる機能はありがたい。
色温度マニュアル操作だと調整が難しいけど、暖色・寒色で色合いを簡単に変更でき、その後微調整もしやすい。
ナビゲーションキー戻るボタンを右端、左端に移動できるので右持ち、左持ちどちらの場合も使える。
指紋ID指紋は最大5つ登録できる。
認証ボタンでできる機能はいくつかあるけど、これと言って便利な機能は無かった。
別のHuawei端末だと液晶画面ダブルタップで電源ON機能があったみたいだけど、Mate9のスマートアシスト機能からは省かれていた。
クリーンアップキャッシュが簡単に削除できるので、別途アプリを入れる必要が無い
ロック画面のクリーンアップMate9はお掃除系機能が充実しているけど、特に強力そうなのがロックした時に全てのアプリを閉じる機能。
□ボタンで開いているアプリをこまめに全削除している人はこの機能を使うとバッテリー持ちがよくなるかも。
Mate9はエンタメ系の機能は手薄ながら、実用系機能(特にお掃除系)はかなり充実していました。
ホーム画面もアイコン配置数、画面枚数など必要最小限の設定は完備されているので、別途ランチャーアプリを使用しなくても満足して使えます。
やっぱりバッテリー持ちがいい
Mate9は4000mAhバッテリーと20分の充電で1日使えるスーパーチャージ技術を強調していますが、Galasy S7Edgeと比べてもバッテリーの持ちは全然違います。
まだ使い込んではいないものの、100%充電後半日ほど放置した状態でもバッテリーは7~8%ほどしか減らず、ブラウザやゲーム以外の軽めのアプリなら1時間ぐらい使用しても10%減るか減らないかぐらいなので、かなりバッテリーの持ちは強力だと感じます。
Android端末全体に言えることですが、ゲームアプリについてはやっぱりiOSのほうが動作がスムーズで安定感があります。
スペックは満たしているので動作相性だと思うのですが、いつもプレイしているハースストーンではコレクションページをめくるスピードがiOSに比べると遅く、プレイ中もカクつくこともあります。
3万円半ばで購入していますが、このコスパでこれだけのハイスペックだと少しぐらい欠点があっても元以上は十分取れるので文句なしの端末です。