「LinksMate」は対象ゲーム・コンテンツの通信量90%OFFになる要注目MVNO

7月1日からMVNOサービスが開始される格安SIM「LinksMate」が本日発表され、今日4月30日から事前登録が開始されます。

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公式サイト:https://linksmate.jp/

ここ最近で提供開始されている格安SIMはLINEモバイルとイオンモバイルを除き、在り来りなサービスばかりなので記事にせずスルーしましたが、LinksMateは久々に特徴的なオプションが用意されており、期待できそうなMVNOだと感じました。

そのオプションが対象のゲーム・コンテンツ・SNSの通信量が90%OFFになるということ。

対象タイトルは限られているものの、ゲームなら「グラブル」「あんさんぶるスターズ」「みんゴル」「バンドリ」といった人気作も多く、LTE通信でリセマラをよくする人には助かりそう。

またコンテンツ・SNSでは「App Store」「GooglePlay」「AWA」「Abema TV」「Twitter」「Facebook」が対象。
特注は何と言ってもAbema TVであり、動画サービスでパケット割引のMVNOは聞いたことが無く、サイバーエージェントに取っては非常に追い風となりそう。

※ストアでは対象コンテンツのアプリをダウンロード及びアップデートする時のみ有効で、対象外アプリは90%OFFにならない
※運営するLogicLinksはサイバーエージェント、Cygamesの関連会社なので実質CA系列の会社

次に料金プランなどを見ると


料金プラン


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料金プラン:https://linksmate.jp/plan/

データ通信プラン+SMS
※SMS無しプランは無さそう

月額:5GB 1500円/10GB 2500円/20GB 4200円/30GB 5400円


音声プラン

月額:5GB 2100円/10GB 3100円/20GB 4800円/30GB 6000円


※参考LINEモバイル
データ通信 5GB 1640円 音声 5GB 2220円

3GBプランが無いものの、LINEモバイルの同容量プランと比較すると割安設定となる(無料キャンペーン等の実質コストは考慮せず)


高速データ通信繰り越しにも対応しているので、5GB使いきれなかっても翌月に上乗せすることができます。

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高速データ通信繰り越しについて:https://linksmate.jp/about/carryover/


各種手数料は

SIMカード発行手数料・・400円
SIMカード変更事務手数料・・3000円
SIMカード追加事務手数料・・3000円
SIMカード再発行事務手数料・・3000円
SIMカード削除事務手数料・・3000円
MNP予約番号発行手数料・・2000円

要注意点なのが、他社にはない「削除事務手数料3000円」が発生する点。
Q&A:退会した場合に精算金は発生しますか?

Q&Aを見る限り、データ通信プランでも契約期間に関わらず、SIMカード削除の名目で手数料を徴収するみたい。
しかし、新規事務手数料の名目は無く契約時の発行手数料400円のみとあれば、それほどデメリットにはならない。


解約についてQ&Aを探してみたけど、音声プランによる最低契約期間内での解約で発生する違約金は見当たら無かった。
ということは、データ・音声プランの契約期間に関わらず解約する時は一律3000円の費用が発生すると考えて良いのかも。



カウントフリーオプション


目玉特典の対象のゲーム・コンテンツ・SNSの通信量が90%OFFは、カウントフリーオプションを別途契約する必要があります。

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カウントフリーオプションについて:https://linksmate.jp/about/countfree/
※このページに全対象コンテツ一覧も確認できる

サービス提供時はキャンペーン中ということで月額500円 → 無料で提供されます。
このオプションはデータ通信容量が無くなっても、対象コンテンツであれば高速モード通信のまま制限がかからないのが大きなメリット

無料期間は2017年12月31日までとなっており、それ以降はどうなるのか未定。
仮に有料化された場合、LINEモバイル5GBデータプランと比較すると360円ほどコストアップします。

この辺りは他社のキャンペーン同行次第となってきますが、本気で対象コンテンツを使い込む人にとってはLINEモバイルよりまだメリットが上回りそうな感じです。



キャンペーンは特に無し


カウントフリー無料以外では、月額料金無料期間や通信容量増量、キャッシュバックといったキャンペーンは行っていません。


価格の安さ以外の特徴を出したMVNOということもあり期待すると同時に、今後は他社も特定のコンテンツに対してカウントフリーになるようなオプションを提供してくるかもしれない。

目先のデメリットとなりそうな部分は

・カウントフリーオプションの有料化有無
・ユーザー増加による回線速度の低下

この2点が発生しない限りは使える格安MVNOとして注目できそうです。


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