先日超小型PC「
GPD Pocket」をクラウドファウンディングで支援購入したので、今後旅行に持っていく時に超小型コントローラーがあれば、Windows10版のマイクラも遊べるようになると思い色々探しました。
探した中でビビッときたのがサイバーガジェットから販売されている「
FC30PRO GAME CONTROLLER」で、Bluetoothに対応してPC、Android、iOS(iCade対応アプリのみ)でも使える優れたモバイルコントローラーでおすすめ。
この商品元々は輸入商品らしく、Amazonで検索すると複数見つかるのですが、サイバーガジェットは日本向けパッケージになっているのでサポート面でもこれを買うのが安心。
※パッケージ右上にサイバーガジェットのロゴが入っているので目印。輸入物はロゴが入っていない。

このシリーズから色々コントローラーが出ていますが、ジョイスティックが付いた一番の高価モデルで約4200円。
この価格だとPS4やXboxOneのコントローラーを単品買いできるのですが、やはりメリットは携帯しても邪魔にならない大きさと重量にあります。
外観も含めWindows10でマインクラフトを使えるようにする設定を紹介します。
外観・特徴

見ての通りのファミコンカラーで中国生産ながら品質は中々よく、十字ボタン・ジョイスティックの感度もモバイル用としては十分過ぎるぐらい。
商品レビューではスティックが倒れたままになるみたいな情報もありますが購入した品は全く問題なし。
問題のあるレビューはサイバーガジェット販売と違い、海外パッケージの商品みたいです。


重量は85gで非常に軽い。
バッテリー充電タイプで、1時間の満充電で10~15時間連続使用できるとのこと。
PS4コントローラーと比べても厚みが無いので、これなら旅行にコントローラーを持っていく気にもなれます。
その他、細かい特徴は付属の取説をスキャンしたので仕様確認を。

本体アップデートもできるみたいですが、ファームウェアは2015年から更新されていないみたいなので、今販売されている分はたぶん最新版になっているはずで、そのまま使っても特に問題ありませんでした。
あとこの商品はDirectInputのみ対応で、Xinputは非対応みたい。
前者は昔からある規格みたいで、エミュレーターや殆どのPCゲームで使えます。
後者は最近の規格のようで、Windowsストアのマインクラフトもこの規格。
なので、普通に接続しただけでは反応しませんので、次はマインクラフトを動かすための設定をします。
PCとのペアリング
まずはPCと本製品をBluetoothでペアリングします。(USB有線接続でも使えます)
Windows設定-デバイス-Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する

ペアリング準備されていると、こんな感じで見つかるので「接続済み」となればペアリング完了。
以降はコントローラーの電源を入れるだけで自動的に繋がるはず。
次にWindows検索窓にコントローラーと入力して「USBゲームコントローラーのセットアップ」を開きます。
BluetoothWirelessController OKと確認して「プロパティ」を開く。

この画面でジョイスティックやボタンが反応するか確認。
またボタンを押すと数字が点灯するので、これがどのボタンの番号か覚えておくのですが、ここで記載しておきます。
Aボタン・・1
Bボタン・・2
Xボタン・・4
Yボタン・・5
L1ボタン・・7
R1ボタン・・8
L2ボタン・・9
R2ボタン・・10
セレクトボタン・・11
スタートボタン・・12
左スティック押し込み・・14
右スティック押し込み・・15
次はPC用フリーソフトを使って設定します。
※DirectInput対応ゲームなら以下の設定不要ですぐ使えます。
JoyToKeyでマインクラフト専用配置を設定する
昔からフリーソフトとして有名な「
JoyToKey」をPCにダウンロードします。
現在はシェアウェアですが、寄付みたいな感じなので特に無料のままでも制限無く使えます。
ZIPファイルなので、解凍して「JoyToKey.exe」を起動するだけ。

この画面からマインクラフトのキーボード設定とコントローラーボタン配置を結びつけるのですが、手っ取り早く設定したい人向けに、私がボタン配置を設定したファイルをアップしました。
BOX:
https://app.box.com/s/0utkfgr6f50t5ree7osihlkhpu9m1dz6上記リンクから「マイクラFC30PRO.cfg」ファイルをダウンロードしていただき、このファイルをJoyToKey.exeがあるフォルダの中に一緒に入れます。
その後起動すると「マイクラFC30PRO」と表示されているので、そこをクリックして選びます。
この画面でコントローラーのボタンを押すと、配置された設定部分が青く点灯するので、どの操作割り振りになっているか確認できます。
一応こんな感じの配置です。
十字ボタン及び左ジョイスティック・・キャラ移動
右ジョイスティック・・視点(カメラ)移動
Yボタン・・攻撃
Bボタン・・ジャンプ
Aボタン・・アイテム仕様
Xボタン・・捨てる
L1及びR1ボタン・・持ち物欄カーソル移動
L2ボタン・・忍び足
R2ボタン・・視点(カメラ)切り替え)
スタートボタン・・持ち物画面
セレクトボタン・・メニュー画面
あとはJoyToKeyのウインドウは出したまま、Win10版マインクラフトを起動するとコントローラーで動かすことができます。
(タイトル画面やメニューなど一部の場所は、画面タッチかマウスクリックで選択してください)
使いにくい場合は各自で設定変更してもらうのですが、簡単に変更の仕方を説明すると
・JoyToKeyの「Joystick1」タブにする
・ボタンはコントローラーの配置割振のこと(前項のプロパティで確認できます)
・機能はキーボードの配置割振のこと
→これはマインクラフト設定の「キーボード」に割り当てられているもの当てはめればいいです。
例えばメニューならキーボードの「Esc」になります。
・コメントは各自設定を覚えられるようにメモ欄

該当のボタンを右クリック「このボタン設定を編集する」
キーボードなら「KeyBorad」タブにして、黄色になっている箇所にカーソルを置いてから、設定したいキーボードを押すと反映されます。
あとはコメントにメモして「OK」

マイクラ側でマウスクリックに該当する操作の場合なら「Mouth」タブにして、左クリックなら「左ボタン」というようにチェックを入れてOK。
細かい使い方はわからないので、基本的なことだけで設定しています。
ここまでの設定で実際にWindows10マインクラフトが操作できている動画を簡単ではありますがアップしておきました。(Java版は持っていないのでわからない)
Android版マインクラフトは設定いらず
Android端末で使用する場合もまずはペアリングから行います。
※すでにPCとペアリング済みの場合、Android側でデバイスがうまく見つからないときがあります。
その場合、PCはスリープでは無く一旦終了させておくと、Android側でデバイスが見つかるはずです。

1:Android設定-Bluetooth-ONにしておく
2:FC30Proの電源ボタンを押してペアリング待機状態にする
3:使用可能なデバイスにアドレスみたいな物が見つかるのでタッチ
4:ペア設定要求画面では、数字を「0000」と入力してOK
5:接続完了。以降は自動的に接続できるようになります。

Android版マイクラでは自動的にコントローラーに操作が割り当てられるので誰でもすぐに遊べます。
ボタンを変更したい場合は、コントローラー設定で変更したいボタンをタッチ→黄色く変わったら指定したいコントローラーのボタンを押す。
モバイルコントローラー色々
このコントローラーは色々シリーズが出ているようです。
Amazonの商品ページでAmazon発送となっていて安全そうなショップを選別していますが購入時にはよく確認の上注文を。

FC30PRO GAME CONTROLLER 約4200円
当ブログで紹介した商品。Amazonでは複数のショップ同商品が検索に引っかかるので、メーカー名がサイバーガジェットになっているページのリンクにしています。

NES30 PRO 約4780円
NESなので海外ファミコンカラー、形状とか機能はFC30PROと全く同じ。

FC30シリーズ「Zero GamePad」 1180円
こちらはFC30Proよりも更に超小型なコントローラー。
ジョイスティックが不要で何より携帯性を重視するならこのコントローラーが鉄板です。
■
僅か20gのBluetooth対応超小型コントローラー「Zero GamePad」
8BITDO SFC30 GamePad 約3769円
まんまスーパーファミコンコントローラーの形をしたもの。
昔のゲームなら向いていますが、ジョイスティック無しでこの価格ならFC30Proのほうがいいかなと思います。
商品ページのメーカー名はサイバーガジェットですが、マーケットプレース(日本ショップ)販売ですがAmazon発送となっているので、たぶん安全かと思います。
<関連記事>
■
【Input Mapper】PCWin10版マインクラフトをPS4コントローラーで無線接続する■
Windowsストアでマインクラフトを購入してコントローラー設定など四苦八苦の1日