2年たったVAIO Z Canvasも当初のOS8.1→10→大型アップデートをして、購入時から大分色々な更新ファイルをインストールしていますが、最新のCreators Updateをしてからどうも無線LANの調子がイマイチで、Chromeを使っている時に無線は繋がっているものの、突然サイトに繋がらなくなる現象が起こるようになりました。
スマホでいうところのパケ詰まりみたいな感じで、Chromeの左下は「ホストを解決しています」みたいな表示が出たまま読み込み中が続く。
他のブラウザにしても同じく開かない。
手っ取り早い改善方法は、A⇔G(5GHz⇔2.4GHz)に切り替えると開くようになる。
1時間に1回ぐらいの頻度で発生して気になるので、ドライバーの更新を考えるもVAIO Z Canvasのサポートは最近更新頻度も少なく、メーカーが配布しているものでは一応最新の状態。
となると、Intel側の最新ドライバーを直にダウンロードとなり難しそうなのでずっと躊躇していたのですが、今はIntelが公式に配布してるツール
「Intel Driver Update Utility」を使うことで自動的にPCのネットワークアダプターに対応したドライバーを探してくれるようなのでこれを使ってみることにしました。
Intelサポートページ:
http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/support/detect.html結果はうまくいったので手順を残しておきます。
自作PCと違い、メーカーPCのドライバーアップデートは場合によっては最新にするとより悪影響が出ることもあるので、まずは復元ポイントを作りました。
PC内検索で復元と入力すると「復元ポイントの作成」が出て来る。

復元ポイントを今すぐ作成しますの「作成」をクリックし、適当な名前を入れて復元ポイントを作成する。(数秒で完了)

「システムの復元」をクリックして今日の日付で復元ポイントが出来ていれば、もしドライバー更新で不具合が起きても、このポイントから復元すれば更新前に戻るので安心。
これができたらIntel Driver Update Utilityを起動する

デフォルトは英語になっているので、最初に「setting」でLanguageを日本語に変えることができる。
「スキャンの開始」をする

自動的にPCで使われているネットワークアダプターが検出され、そのアダプターにあった最新のドライバーと現在のドライバーVERを知らせてくれる。
使われているIntelのハードを見る場合は「デバイスマネージャー」でも確認可能。
VAIO Z Canvasの無線LANは「Intel Dual Band Wireless-AC 7265」が使われていた。
今回はついでにBluetoothのほうもチェックを入れ「ダウンロード」をクリック

「インストール」をクリックすると自動的にダウンロードが行われインストールが開始される。
完全自動では無く途中でインストーラーが開くので、この辺は余計なことはせず「次へ」で進ませる。

Bluetoothではこの画面で一応「完了」を選び全ての機能をインストールしておいた。

Wirelessは最初の画面でチェックを入れ「アップグレード」で後は自動的に進んだ。
Wirelessドライバーアップグレード、再起動するかのウィンドウが出て来るが一旦キャンセルして、Intel Driver Update Utility側の「再起動ボタン」をクリックして完了させたほうがいいかも。
というのもウィンドウで再起動をすると、まだ未完了のインストールファイルが残っているらしく完全には終了していなかった。
この場合もう一度Intel Driver Update Utilityを起動して、同じ手順を行うと残りの部分もインストールしてくれて完了させることはできた。

最終的にUtilityで最新VERが一致してれば正常に完了している。
このツールを使うと、デバイスマネージャから一旦ドライバーをアンインストールして入れ直す手作業が無いので、不慣れでも比較的安全に行うことができました。
ドライバーを最新にしてから1時間頻度で発生していた途切れ現象は今のところ発生しなくなりました。
何年も使っているPCで無線の調子が悪いと感じたら、このツールを使って最新ドライバーにしたら改善するかもしれません。
但し行う時は復元ポイントの作成を最初にすることを忘れずに!