Huawei Mate9を3ヶ月使用しての感想:タッチ感度に違和感残るが中華スマホに満足

今年3月末にひかりTVショッピングにて実質3万円半ばで購入したHuawei Mate9も使い始めて3ヶ月経過しました。
3台購入したHuawei Mate9の使い始めレビュー:バッテリー持ちが良くコスパ最高

最初の2ヶ月はサブスマホとして自宅待機させていましたが、ここ1ヶ月はiPhone7s Plusをサブにして半年ぶりにAndroidのMate9をメインスマホに使うようになりました。
(理由としてはワイモバイルSIMはiOS端末でテザリングが出来ないため)

使い始めレビューでMate9の好感触を得ていましたが、ある程度使い込んでの感想を少し書いておきます。


タッチ感度の違和感と改善方法


Mate9最大のネックポイントはタッチ感度にあると感じました。

ネット上では発売直後のレビューで、画面の一部分がタッチ反応しないとの指摘がありますが、これについてはアップデートで修正されたのかわかりませんが、購入時から異常は無いので問題は無し。

気になるタッチ感度というのは人差し指でタッチした際、感度が良すぎるのか微妙に上下にスクロール反応が出てしまい、結果もう一度押し直す事が多々あります。
または、Gmailなどでメール部分を長押しして複数選択するような時でも、スクロールズレが起きているのか長押し反応になっていないこともよくある。

この点がiPhone、Galaxy辺りと比べると操作感に違和感が残るので次期モデルでは感度調整を良くしてもらいたい所。
なおスクロール感度については問題なくスルスルっと動いてくれるので、惰性スクロールが一部効かないiOSより快適。


【タッチ感度改善策?】

根本的な改善方法では無いけど、開発者向けオプションで設定を一部変更するとマシになった感じがする。

1:設定の端末情報でビルド番号を連打して開発者向けオプションを出す
2:開発者向けオプションで、「GPUレンダリングを使用」「HWオーバーレイを無効」にチェックを入れる
※端末再起動した際はHW~だけチェックOFFになるので、再チェック入れる必要がある

CPUで処理していたことをGPU側で処理するようにするという感じ。
最近の端末だとCPU性能もいいので効果があるとも言えませんが、タッチ感度が気になるなら変更してみるのもいいかも。
ONにすることでブラウザ程度の使用ではバッテリーの持ちは殆ど影響無いように感じます。



横幅が大きいが画面サイズはベスト


手の大きさにもよりますが、私の場合iPhone7s Plusの横幅サイズがギリギリフィットする感じで、それより横幅が1.0mm大きいMate9だと片手ではうまく持つことができなくなりました。
Mate9も縁は丸みを帯びていますが、iPhoneほど丸くは無いのでそのへんもフィット感に影響しています。

5.9インチですが、縦横の画面サイズはとてもいいです。
ほぼ全画面になったGalaxy8+の実機を見てきたのですが、予想した通り画面が縦に長すぎるので画面バランスが悪かった。

ブラウザなら縦長でもいいですが、動画や写真を横画面で見た場合に違和感が出てしまう。
この辺は人の好みになりますが、私は3:2や4:3の映像を好むので、スマホだと16:9より横長は持ちやすくても見栄えが気に入らない。


背面指紋センサーの感度はiOSよりいい


背面指紋認証はARROWS NXを使っていた時すごく使いづらかったのでネック箇所だと思っていたのですが、今では違和感は全くなくなり、むしろ前面ボタンのiPhoneより使いやすいとも感じている。

その理由が、指紋センサーの感度がとても優秀なので、人差し指を背面ボタンを探し当てた際、多少指先が中心部からズレていても、センサーが認識してくれてスムーズにロック解除してくれるのです。

また指の手汗が付いていた場合でもMate9のほうが認識率が高い。
親指より手汗は出にくいこともあるかもしれないけど、暑くなってきたこの季節はMate9のほうが明らかに認証ミスが少ないです。


ゲームアプリを使わなければバッテリー持ちは最高に良い


スリープ中のバッテリー持ちは非常に安定度が高く、サブスマホで待機させていた時は4日間充電しなくても持った。
通勤・休憩時間中トータル2時間弱ほどブラウザ閲覧と株アプリを使用して、帰ってくる頃には70%前後なので安定度の高いiOSとほぼ同等のバッテリー持ち。

但しゲームアプリを使用すると、iOSよりAndroidのほうが消費が激しく、Mate9でも20分ぐらい使用して15%ぐらい減ることがある。

モンスト・ハースストーン・ダビマス辺りをプレイしていますが、HuaweiのCPUでも特にカクついたりすることはなかったので、Snapdragonに拘る必要はなさそう。


商品価格で全てが勝る


タッチ感度や、ゲームアプリの動作など部分的に見るとiPhone、Galaxyより僅かに劣るのですが、商品価格を考慮するとMate9は非常に優秀で、中華スマホ=ちょっと粗悪なイメージは完全に無くなり、今後はコスパ重視でAndroidはMateシリーズで買い換えようかとも思っています。

最初のレビューで書いていますが、パッケージと付属品の気配りは日本企業を遥かに上回っています。
背面カバーはブラック端末なら、色に合わせてやや薄めのカバーが付属されており、これがサイズ・重量を殆ど邪魔しない良く出来た物。

液晶には初めからフィルムが貼られていますが、これはあくまで購入時に液晶に傷が付かないようにするためのもので任意で剥がしても良い。(ゴリラガラス4なのでフィルムは無いほうが使いやすい)

USB-typeCケーブルが付いているのは当たり前ですが、従来のmicroUSBケーブルに取り付けるtype-C用のアダプターまで付属してるのはありがたい。イヤホンもついている。


1年でiOS、Android端末を1台買い換える感じですが、Mate9のヤフオク中古相場は4万円弱で今売ると利益が出るぐらい、仮にMate10購入後に売却しても差額数千円の費用で済みそう。

SIMフリー版iPhone6sPlusでも1年後に売却すると、6万円程度で差額4万円ほどの費用発生。
16年10月にヤフオク新品購入したドコモ版GalaxyS7Edgeは、17年4月にヤフオクで売却すると2万円弱の費用発生しました。

Huawei端末は楽天市場などで購入できる所が強みで、還元キャンペーン期間にうまく購入すると価格下落が早いAndroid端末でも買い替え費用が少額で済みそうなので、これからはスマホに10万円前後も払うのはどうかと考えてしまいます。


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