年々買い切り有料アプリ購入する機会が減ってきましたが、8月に期待の弾幕STG「アカとブルー」が配信されたので購入。
メーカーは「タノシマス」という会社ですが、ケイブで怒首領蜂などを作っていた人達が手がけているようなので、会社名は変われど本質は正当なケイブシューに仕上がっていました。

公式サイト:
http://tanoshimasu.com/aka-to-blue/Android版:
GooglePlay 960円
iOS版(iPhone/iPad両対応):
AppStore 960円
マインクラフトを超える価格設定は高いと感じる人が多数だと思うけど、元々エスプガルーダから始まったケイブシューアプリは、定価1000円超えで配信開始から数日は600~800円程度の特別価格で販売が行われてきたので、960円設定はこれまで通り妥当な設定です。
(とは言え有料アプリを買う人が少なくなった今は、本当にケイブSTGが好きな人しか購入しなさそう)
これまでは大画面のiPadでも遊べるiOS版で買い続けてきましたが、すでにiOSはメイン端末で使うことがなくなってきたので今回はAndroid版を購入。
Huawei Mate9で処理落ちも不具合も無く快適動作。
グラフィック設定も低・高画質の2パターン選べますが、高画質でもバッテリー持ちは良く端末もそんなに熱くならないのでアプリ品質に関しては完璧かと思います。

これまでのケイブシューは5ステージ通しての面クリア型で、スコアアタックをするとクリアするまで1時間前後はザラだったのですが、今作はプレイ中は死ぬまでステージ進行するのですが、次ステージに進んだ時に必ず残機2で始まるので単体ステージ攻略型となっています。
この仕様変更は今のカジュアルゲームに適していて、1プレイが短時間で遊べるので良いです。
単体ステージ攻略となったことで、死亡後のコンティニュー要素も無くなっています。
これも非常に良い点で、従来だとコンティニュー=スコアアタック放棄になってしまい、コンティニューすることが屈辱的なのですが、ゲームオーバーで強制終了させることでスコアアタック失敗の意識が反らせることができます。
ハイスコア記録も1ステージ毎で、通してのスコアは記録されません。
但し17年8月現在の初期verではオンラインランキングに対応していないので、これはジャンル的にモチベーションが下がるので実装してもらいたい。
iOSのGameCenterは廃れているので、GooglePlayゲームのランキングのほうがいいかなと思う。

大きな特徴の一つとして、ステージの開始からクリアまで、フルボイスで会話が途切れること無く進行する。
カットインも左上に入りますが、弾除けで精一杯でここを見れる余裕は全くなし。
女キャラのほうは最近の声優に多い、耳障りなキンキン声で喋っていないので鬱陶しくない。
男キャラは熱血野郎タイプで、敵キャラもナルシストっぽい感じ。
ボイスのON/OFFは設定できるけど、このボイスなら常にONでしていても耳障りでは無い。
弾幕STGはひたすら避けるタイプ、かすらせるタイプがありますが、今作のタイプは敵弾をかき消すタイプだと思う。
従来のボム仕様は緊急回避として敵弾を消し無敵状態にさせるものでしたが、今作ではボムを敵弾に放ってかき消すことで、ボムのゲージがチャージされ如何にボムレベルを高くで維持できるかが攻略の鍵になる。
敵弾に当たってもオートボムが発動するが、これは従来の敵弾かき消しの緊急回避になり、スコアには繋がらないしボムレベル貯め直しとなるので逆境に陥ってしまう。
あと今までのケイブシューだと道中でパワーアップ・ボムアイテム取得や、フィールド上に隠されたスコアアイテム(蜂など)があって、これらの配置を覚えることが大変でしたが、今作はそういった要素は一切無いので非常に楽。
覚えることは敵の出現と弾幕パターンのみなので、弾除けだけに専念して攻略してもそれなりに高スコアが狙えるので、やり込みまくって配置を覚えているコアユーザーとの差が埋められるので、意外と弾幕STG初心者のデビューゲームとしていいかもしれない。
(但し弾幕かき消し仕様を理解しないと従来の作品より弾除けは難しいしステージ5だけは超難関でムズい)
システムの大きな特徴は以上で、後は公式PVを見て面白そうだと感じたら即買い。
同時期に「
Danmaku Unlimited 3」も配信されましたが、同じ弾幕STGでもやっぱり背景(地上と上空)の作り込みまで完璧なアカとブルーのほうが一段と上。
Danmaku Unlimitedは見た目が初代から余り変わっていないので、内容も同じような感じかもしれない。