初代Chromecastのミラーリング機能でスマホからTVに表示させていましたが、どうしても遅延が発生してしまい動画はいいにしても、ゲームなんかでは操作してから反応がワンテンポ遅れるので実用には少し厳しかった。
最近プライム会員が大幅に増加しているのか、Fire TV(stick含む)の需要が非常に高く、ヤフオクでも定価に近い価格で売却できていたのですが、自分用にも1台使って見るべく「
Amazon Fire TV」のほうを購入。
11,980円でStickの2倍しますが、数年後には4Kが普及して回線も早くなるかもしれないので高性能なほうにした。

使い始め直後の感想です。
電源ボタンが無い!

本体は正方形で思ったより小さく平べったいのでTVラックの空いた場所にでも設置しておけば邪魔にならない。
本体、リモコンともに表面はツヤ消し材質なので指紋、ホコリが目立たず質感は高い。ボタンのクリック感も良好。
StickタイプならHDMIに挿しTVからの電力供給で動作するのだけど、こちらは別途電源アダプターの接続が必要。
あと
HDMIケーブルは付属していないので必ず別途購入が必要。
検索で上位表示される「
HORIC ハイスピードHDMIケーブル」545円で評価も高かったので合わせ買い。
ケーブルの太さ硬さとも程々で取り回しはマズマズかと。

Fire TVでダメな所は
電源ボタンが無い点。
ケーブルを挿すと自動的に常時電源ONになってしまうので、電気代をどうしても意識してしまい気になってしまう。
なので、ON/OFF切り替えスイッチに対応した電源タップ使用が望ましい。
あとStickより優先した点は
・microSDカード対応
・USB端子対応
が使えること。
設定簡単・ホーム画面も見やすい
起動直後の初回設定はWi-Fiに接続するだけですぐ使える。
Amazonアカウントは購入したアカウントに勝手に紐付いているので、ヤフオクで売却する際は要注意。
以前Kindle端末の紐付け解除を紹介した方法で、Fire TVの解除もできるので譲渡する時は必ずしておくように。
■
ヤフオクで新品Kindle端末を売却する際はアカウント登録解除をしたほうがよい
ホームのリスト一番上に最近使用した動画、アプリが表示されるのでアクセスしやすい。

マイビデオではプライム動画で好きな番組を「ウォッチリスト登録」するとブックマーク代わりになるので、多数ある動画から自分好みにコレクションできる。
80年代アニメが好きなので「美味しんぼ」「めぞん一刻」「笑うせぇるすまん」など、特にシンエイ動画のアニメ作品が全話対応で見れるのはすごく嬉しい。
動画以外の実用アプリも使える
Fire TVではAbemaTV、YouTube、dTVなどにも対応しているが、これらは別途専用アプリをインストールすることで見ることができる。

AbemaTVは最初から全画面表示になってくれる。
動画のコメント機能は鬱陶しいと感じる派なので、TVに近い感じで見れることはありがたい。

マイアプリ&ゲームを開くとFire TVに対応しているアプリで購入済みのものが表示される。
数年前、Amazonアプリでは日替わり無料セールなどのイベントをしていたので、その頃からAmazonアプリを手当たり次第ダウンロードしてた人は、いくつかFireTV対応ゲームがあるはず。
また「アプリ」を覗くとゲーム以外の実用アプリもいくつか対応していてインストール可能。
microSD保存の動画も見れる
microSDカードをFire TVに挿し込んだら最初に必ずフォーマットが必要になります。

フォーマット直後のフォルダ構成。
この直下ルートに「Video」など新しいフォルダを作って動画ファイルなどを入れらます。
FireTVのアプリ一覧からGooglePlayでも定番のファイラー「
ES File Explorer」
動画再生アプリの「
VLC for Fire」をインストールする。いずれも無料。
※Fire TVで探すのが難しい場合は、PC或いはスマホからアプリを購入扱いにしておくと、マイアプリ&ゲーム一覧に登録されるので見つけやすい。


VLC for Fireは起動すると自動的にSDカード内の動画・音楽ファイルを見つけてくれる。
Fire TV正式対応アプリなのでUIも使いやすい。
mp4動画ファイルを沢山入れておけば、プライム動画以外も楽しめます。
PS4コントローラーも使える
Fire TVではBluetooth4.1に対応しているので、マウス・キーボードからゲームコントローラーまで使うことができる。(USB端子のケーブル接続も可能)
PS4コントローラーも使うことができ、ホーム画面上でカーソル動作しました。
カスタマーQ&AにはXboxコントローラーも使用可能とあり、大抵のゲームコントローラーは使えそうな感じ。

Fire TVに対応したゲームもPS4コントローラーで動きました。
起動時にゲームコントローラーが必要との注意テキストが出るものの、ソニックCDは付属のAmazonリモコンでも操作できたので、簡単操作のゲームなら遊べるのかも。
ミラーリング機能は不安定

Chromecastと同様にスマホ画面を表示させるミラーリング機能もあるのですが、Huawei Mate9ではうまく接続することができませんでした。
(スマホのマイクラをTVで遅延なく遊べるかが試したかったのに・・・)
Mate9の設定-Wi-Fi-Wi-FiDirectでFire TVは見つかるのですが、Mate9側では接続済みとなってもFire TV側は反応せず、暫くするとミラーリング終了してしまって成功しません。
ネット上でもFire TVのミラーリングは不安定との書き込みも結構見つかるので、相性の良い端末を使わないとダメなのかも。
外部アプリインストールも対応

開発オプションに対応していて、ADBデバッグや開発元不明アプリのインストールも可能。
ネット上に一番見かけるのは「Tver」をapkインストールして使用可能にするというもの。
メニュー画面は引き伸ばされた解像度で画面サイズにあっていないが、動画は正常画質で見れるそうです。
殆どのアプリをFire TVで動作するみたいですが、リモコンでは反応せず別途Bluetooth接続したマウスでの操作になるみたい。
→別記事で検証してみました。
■
【Fire TV】自己apk作成しインストールする方法|マイクラPE、エミュレーターが動作するか検証操作感重視ならChromecastよりFire TV
スマホのあらゆる画面をキャストできるChromecastのほうが万能なのですが、やはりミラーリングしているので若干の遅延が発生するので気になる。
その点Fire TVはアプリを直に内蔵ストレージにインストールでき、遅延皆無で動作するので快適感が違います。
Dolby Audio、5.1chサラウンド対応にも対応し、別途サウンドバーも使っているからかやっぱり音質はかなり良い。
1万を超える価格は微妙ながら、画質・音質・更に拡張性の高さまで求めるならStickよりFire TVのほうが長く使えるスペックかと感じました。
ラジコ(ラジオ日経を聞くため)はつかえるのでしょうか?
使えたら是非買いたいと思います。
> ラジコ(ラジオ日経を聞くため)はつかえるのでしょうか?
> 使えたら是非買いたいと思います。
コメントありがとうございます。
残念ながらRadikoアプリはFire TV未対応でした。
今日書いた記事で、無理やりapkで外部インストールしてみましたが、位置情報取得が出来ないみたいでこの方法でもダメでした。
【Fire TV】自己apk作成しインストールする方法|マイクラPE、エミュレーターが動作するか検証
http://app-roid.com/blog-entry-2330.html
ありがとうございます。
もうすぐ後期高齢者の母がクリアな音でラジオ日経が聞きたいと言い出したので、ipadを貸したのですが、どうも使いこなせなくてキンドルスティックならどうかな?と思い質問してみました。
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