【Fire TV】自己apk作成しインストールする方法|マイクラPE、エミュレーターが動作するか検証

初代Chromecastの買い替えに購入した「Amazon Fire TV」が思っていたより使いやすく、それでいて拡張性にも優れていたので、久しぶりに少し変わったことをしたくなり、

自分のスマホ端末からapkファイルを作成 → Amazon Fire TVにインストールして動作させる手順をまとめてみました。

※本体の改造行為ではないので故障するようなことはまず無いかと思いますが、本来非対応のアプリを起動することになり予期しない動作が発生する可能性もあるので、その点は自己責任での利用となります。


用意するもの


Fire TV本体
→Fire TV Stickではできないので注意

・microSDカード
→Fire TV本体で使います。容量は多いほうがいい。
なお手順を行う前、事前にFire TVに挿して初期フォーマットしておく必要があります。

・ゲームコントローラー
→ゲームアプリをするならPS4、Xbox OneなどUSBもしくはBluetooth対応のもの

・マウス
→外部インストールしたアプリはリモコン非対応が多く、操作するにはマウスが必要。USBもしくはBluetooth対応のもの

・ES ファイルエクスプローラー
→apk作成~インストールに必要なので、スマホ端末とFire TV両方で使う
apk作成できるアプリは他にも色々あるけど、これがAndroid昔からの定番アプリなのでこれを使ってます。

・各自好きなアプリ
→大抵のものはapkファイル作成できると思う


1:スマホ端末でapk作成


スマホ端末にGoogle Playから「ES ファイルエクスプローラー(無料アプリ)」をインストールして起動。

X2vGW8RD-1.jpg

トップページにある「アプリ」に入る。
端末に入っているアプリが表示されるので、長押しで好きなアプリを複数選択し「バックアップ」する。
※「アンインストール」を押すと消えてしまうので注意!

es.jpg

バックアップされたapkファイルは
内部ストレージ - backups -appsフォルダ
に入っているので、これをFire TVで使用しているmicroSDカードにコピーする。(コピー場所はどこでも)



2:Fire TVで外部apkインストール


Fire TV側でも「ES ファイルエクスプローラー」をインストールしておく。
こちらはAmazonアプリストアが正式に対応しているので、Fire TVのアプリ項目から検索などして見つけてインストールします。

次にFire TVの設定 - 端末 開発オプションに入り
ADBデバッグ
不明ソースからのアプリ
を「オン」にしておく


FIRE2 (1)
FIRE3.jpg

Fire TVでもUIは一緒。
最初に「設定」に入り「ロガーフローティングウィジェットを有効にする」のチェックを外しておきます。
これをONにしていると、画面右端のほうに小さな○アイコンが常時表示されてしまうので邪魔。


FIRE2 (2)

トップページから「外部ストレージ」を選択するとSDカード内を見ることができるので、各自入れた場所からapkを選び「インストール」をする。
スマホ端末でapkイントールする時と同じ感じです。


FIRE2 (3)

リモコンのホームボタン長押しでアプリを開くと「マイアプリ&ゲーム」にapkアプリが正常インストールされています。
もし正常起動しなかった場合でも、リモコンの「三」ボタンを押すと、アプリをアンインストールすることができます。


3:マウス・コントローラーのBluetooth接続


有線なら本体のUSB端子に接続するとすぐ認識しますが、Bluetoothの場合は
設定 - コントローラーとBluetooth端末
からペアリングをします。

手持ちのコントローラーは

PS4ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 4)



FC30PRO GAME CONTROLLER
最強モバイルコントローラー「FC30PRO」でWin10マインクラフトの設定方法



この2台を使用しましたが、どちらもFire TVで認識して動作することを確認しています。


以上が自己apk作成しFire TVインストールする手順です。
最後にいくつかインストールしたアプリの動作報告をしておきます。


アプリ動作検証


× Google Playストア

→アプリを開こうとすると固まってしまい全く動作しません。
暫くするとリモコンのホームボタンが効いて動くようになるので電源は切らなくても大丈夫。


× Googleフォト

fire4.jpg

→起動はするものの設定からGoogleアカウントにログインすることが出来ず、ストリーミング再生することはできない。


× Googleドライブ

→初回説明画面は表示されるものの、説明を最後まで進む もしくは スキップを選ぶと「Googleアカウントが見つかりません」と表示され強制終了して動作せず。


△ マインクラフトPE

FIRE5.jpg

→ほぼ完全動作で最初からだが処理落ちは一切無くSEもあり、BGMが鳴っていない?
使用コントローラーの異常かもしれないが、数回レバースティック反応がおかしくなり、左の上下左右の移動が反転したり、右は強制的に上空をグルグル回るような挙動になった。
コントローラー設定後におかしくなったのだが、一度ホームに戻りFire TVの電源を再起動、もう一度マイクラを起動したらコントローラーが正常に動いた。
Amazon純正コントローラー、XboxOneコントローラーは不明なので持ってる人は試してください。


× Matsu Player

fire6.jpg

→無料アプリだけど、起動したらライセンスチェックが入り「はい」を押すと強制終了してしまう。


△ PPSSPP

FIRE7.jpg

→BGMが音割れで間延びした音になり、やや動作は処理落ち気味でプレイには少し厳しい挙動。
PPSSPPのトップ画面は完璧に表示されているので、設定を弄れば改善するかもしれない。


○ Snes9x EX+

FIRE_20170821220956a69.jpg

→処理落ち・BGM全く問題なしで完全動作。
コントローラーも設定なしで最適割り振りされていて文句なし。
少し前に配信されていたレトロゲーム系のエミュレーターは、いずれも似たような作りをしているので、完全動作する可能性が高い。


○ ePSXe

fire8.jpg

→ナムコミュージアムで確認したが処理落ち・BGMは全く問題なしで完全動作。
コントローラーだけ未割り当てになっているので、ePSXe内の設定からボタン割り当てをする必要がある。


× Radiko

FIRE9.jpg

→起動するものの、Fire TVは位置情報取得に対応していないのか、どちらを選んでも強制終了してしまい使用不可だった。


以上を試した結果、Google系はアカウントログインが出来ないので使用不可が濃厚。
Radikoなど位置情報が必要なアプリは使いないかも。Tverは使えるとネット情報にある。
マイクラなどパッド対応しているアプリは、コントローラー相性もあるかもしれないが基本正常動作するのかも。
一昔前に配信されていたレトロゲームエミュレーター系は完全動作する可能性が高い。

[ 2017/08/21 22:29 ] Fire TV | TB(0) | CM(0)

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