間もなく日本でもGalaxyNote8が発売されますが、海外版のNote8で1ヶ月先行して使用しているので、現状気づいた点として、買ったらここは最初にやっておいたほうがいい&覚えておいたほうがいい設定周りをピックアップしました。
データ移行
これについては、私は一から入れ直したい派なので、殆ど使用したことが無いですが以下の方法があります。

Smart Switch:
http://www.galaxymobile.jp/apps/smart-switch/サムスンが提供するデータ移行ツールで、PC用・スマホアプリ用が用意されています。
使い方も上記ページに動画も用意されているので、見ながらやったほうが文章で調べるよりわかりやすいはず。
ただM¥、移行可能なデータ一覧を見ると、連絡先や画像などは対応していますが、個別アプリ(ゲームのデータなど)も含めた完全復元はできないみたいです。

Heliumアプリ:
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.koushikdutta.backup使い方記事:
root・SDK構築不要 Android完全バックアップアプリ「Helium」使い方個別アプリのデータをバックアップして復元させる場合は、昔からの定番であるHeliumアプリを使います。
記事は3年前に書いたもので古いのですが、先日Noue8で一部のアプリを移行させるために使用しましたが、使い方は全く変わっていなかったので、一度仕組みを覚えてしまえば誰でも簡単扱うことができます。
なお端末にADBドライバをインストールする必要があるので、これは次の項目のやり方で入手します。
ADBドライバーのインストール
AndroidSDKといった開発者向けのドライバーですが、データバックアップアプリを使う場合は必須であることが多いので、一般ユーザーもできれば入れておきたい所。
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2015年 1月最新版 Android SDKインストール手順(Windows8対応)昔はPCに一旦SDKを構築して入手する必要があり、初心者にはかなり敷居が高かったのですが、現在は以下のPCツールを使えば誰でも簡単にどんな端末でも一発ADBドライバーが入手できるようになりました。

15secondsADB:
ダウンロードページ使い方記事:
SDK環境無しで全てのAndroid端末にADBドライバをインストールできる「15 seconds ADB」の使い方海外コミュニティサイトで提供されているので躊躇されるかもしれませんが、記事に手順を細かく書き残していますので、このやり方に沿ってPCにインストールすれば、後はどんな端末でもコマンドプロンプトからワンアクションでインストールできるようになります。
指紋・顔認証登録とロック解除時間の設定
最近のスマホでは当たり前に搭載されるようになった指紋認証ですが、GalaxyNote8では新たに追加された顔認証とセットで使うことができ、解除の幅が広がって使いやすくなりました。
設定-ロック画面とセキュリティ-画面ロックの種類顔認証ではいくつか項目スイッチがありますが、ここは全部ONにしておいたほうが使い勝手がアップする。
指紋認証は、今回背面にセンサーが配置されたので両手の人差し指と中指を登録するのが一番使いやすい。
組み合わせは指紋+顔or虹彩認証が選べますが、虹彩は目を画面に表示されたマーク部分に合わせる必要があり、面倒なので顔認証がオススメ。
これでスリープから復帰する際は毎回指紋・顔認証で解除が必要になりますが、僅かな時間で毎回認証が面倒だという人は、以下の項目から指定することで、復帰時の認証を一時回避できます。
設定-ロック画面とセキュリティ-安全ロック設定-自動ロック-5秒~30分→ここで時間を指定しておくと、この時間内ならスリープから復帰する際に認証無しでホーム画面に入ることができる。
設定-ロック画面とセキュリティ-SmartLock→特に「信頼できる場所」で位置情報を使って自宅の場所などを指定しておくと、この範囲にいる時はロック解除状態が維持されます。
これらの設定を組み合わせることで、セキュリティと利便性両方を兼ね備えたストレス無い使い方ができるようになります。
Bixbyボタンの無効化、或いは変更の方法
S8シリーズから音量ボタン下にBixbyボタンが追加されていますが、日本では一部機能が海外向けなこともあり、使う機会が少なく、音量ボタンと間違えて押して起動させることも頻繁に起こるので無効化させるほうが使い勝手がいいです。
また外部アプリを使って、Bixbyボタンを別の動作へ割当変更させることも可能。
これらの使い方は別記事で書いています。
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GalaxyのBixbyボタンを無効化・変更できる「bxActions」使い方サムスン謹製ブラウザの指紋認証ログインが便利
ブラウザアプリはそれぞれ好みがあるかと思いますが、Galaxyを使うのであればサムスン標準ブラウザを使うのがオススメで、特に指紋認証を使ったサイトログイン機能がとても便利なのです。
但し無料のサムスンアカウントに登録する必要があり。
Samsung Internet Browser Beta:
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sec.android.app.sbrowser.beta※ベータ版のほうが翻訳機能などもあり、動作も安定しているのでこちらを使うほうが便利

この機能の登録、利用手順は
1:任意のサイトでログインをする。
2:ログイン後ページ読み込みが終わると、情報保存するかのウインドウが出るので「保存」
3:ログアウトした状態で登録したサイトのログインページに入ると、指紋認証サインインが毎回出現し指紋だけで自動的にログイン可能となる
設定から任意にサイトの登録・削除など編集も行えます。
設定-ロック画面とセキュリティ-SamsungPass-Webサインイン情報画面の解像度は任意で変更する
GalaxyNote8の解像度スペックはWQHD+(2960×1440)ですが、デフォルトではFHD+(2220×1080)に指定されています。
設定-ディスプレイ-画面の解像度ここで任意に変更することで常時指定した解像度が維持されます。
WQHD+にしてもバッテリーにはさほど影響は無い感じで、5%ぐらいFHD+より早く減るかなといった感じ。
また6.3インチの液晶画面であれば、どちらを指定してもハッキリと画質がわかるほどの違いは実感しづらいので、ここは好みで変更するといいでしょう。
ドロワーのアプリボタンを追加するには
Note8ではホーム画面の仕様が少し変わって、ドロワーを表示させるアプリボタンがデフォルトでは非表示になっています。
設定-ディスプレイ-ホーム画面-アプリボタンここで「アプリボタンを表示」にチェックすると従来の仕様となります。
アプリの配置数を変更する項目もここで変更できます。
しかし非表示のほうが使い勝手が良く、ホーム画面上のどこでもいいので下から上にスワイプさせると簡単にドロワー画面が開きます。
現在1ヶ月使用していますが、誤動作も全く無くスムーズに開閉できるし、アプリボタンが非表示になることでその分1つ多く固定場所にアプリを配置できるので、ボタン非表示が絶対オススメです。
ゲームをするならGameLauncher機能が面白い
ゲームアプリを利用する人に限りますが、サムスン独自機能のGameLauncherを使うと色々と便利です。
デフォルトではOFFなのでONにさせる必要があります。
設定-高度な機能-ゲーム-Game Launcher※ONにするとホーム上に「Game Launcher」フォルダが作成され、以降ゲームアプリをインストールすると自動的にこのフォルダに追加され、機能を使ってゲームが起動できる。
機能はいくつかありますが、面白いところでは

アイコンから、ゲーム中に通知制限ができたり、低・通常・高パフォーマンスでゲームを動作させることができる。
アプリを長押し「ゲームの詳細」を開くと、そのゲームに関連する動画や期間毎のユーザー数推移を見ることができる。
※ユーザー数は全世界でGalaxyを使用しているユーザーのみなので、総ユーザー数では無い

ゲーム内からではゲームタッチをロックして、ポケットやカバンの中で誤動作させなくしたり、ゲームプレイを録画することも可能。
クリーナー系アプリは使用せず端末メンテナンス機能を使う
GooglePlayでお掃除系のアプリを使う人も多いと思いますが、基本的にGalaxyNote8ではインストールさせる必要が無く、サムスン側が用意しているメンテナンス機能を使ったほうが安心です。
設定-端末のメンテナンスここに入ると自動的に現在の状態をスキャンしてくれて数値化して表してくれます。
「今すぐ最適化」をすると、バックグランドアプリを終了、ストレージに溜まったゴミファイルを自動的に削除しスッキリさせてくれる。
クリーナー系ではたまにゲームアプリの追加データまで削除してしまう物もあったりしますが、この最適化ではこうした大事なデータを判別してお掃除してくれるので影響はありませんでした。