昨年夏の「楽ラップデビューキャンペーン」目的で、ロボアド運用してきましたが2月28日で半年間の運用満了となったので、結果とロボアドに対するまとめを書きます。
まずは運用結果から
※11月頭に100万追記入金し合計200万円で運用
※12月25日に150万円入金し合計350万円で運用
※18年1月5日に151万円入金し合計501万円で運用


17年
9月:+27,839円
10月:+34,859円
11月:+931円
12月:+39,423円
18年
1月:+83,127円
2月:-185,880円
半年間の結果:
+299円1月までは順調だったのものの、2月に米国金利上昇による相場急落により大幅に悪化。(追加入金時期も悪かった)
しかし、大底の時点では約20万円ほどのマイナス収支となっていたので、半月でプラス収支まで回復してくれたので良かった。
キャンペーンでは、前半に2500楽天ポイント、後半に12500楽天ポイントを貰える。
このまま楽ラップを続けるかと言えば答えはNO。
完全な初心者ならロボアドをオススメしますが、多少でも投資の知識があるなら投信をすべきです。
その辺の理由は。
私は投資歴がすでに15年ほどあるので個別株を中心に買っていますが、それでもロボアドを試してみたかった理由としては、
AI=市場動向を見極め適切に売買してくれるこんなイメージを持っていて、相場が急変したとき人間より素早く利確して一旦現金に戻し、下がりきった所で買い戻してくれるといった自動売買がロボアドの特徴だと思っていました。
しかし実際は自動売買は一切無く、2月の急落時も個人がよくやるお祈り投資法でホールドしたまんまでした。
※サービス概要によると数ヶ月に1度投資見直しが行われる仕組みらしい
これは2月7日時点の楽ラップのスクショ。

現在の配分比率を見比べてわかるように、国内株式が0.3%程度減っているぐらいで、この1ヶ月ほぼ何も行動を起こしていません。
下落ショック低減機能なし、にしているということもあるかもしれないが、急落初動で行動できないのであれば人間と変わりないわけで、AIのイメージはありませんでした。
結局
ロボアド(AI)が何をしてくれるのかと言えば、一番最初の10問程度の質問を元にリスク許容度を判断し、投入した資金を元にバランスよく配分してくれるだけです。(このリスク許容度も後から手動で任意に変更できるので殆ど意味はない)
では、数千種類ある投信(ファンド)から成績の優れたファンド商品を選び抜き配分してくれるのかと言えば、これも全く違います。
今の相場環境だと6割~8割程度を国内株式と外国株式に配分されるのですが、楽ラップでは提供されている投信が限られていて、
【楽ラップ専用】と記載された商品しか購入してくれません。
投信ページで「楽ラップ」と検索しヒットした商品は31件だけでした。
現在保有している商品数が10だったので、残り20程度しか無くテーマに合わせた投信選択余地はほぼありません。
そして楽ラップの手数料ですが、これは色んなサイトで年2%以上の運用パフォーマンスなら、年率0.702%の固定報酬型がお得と紹介されています。
手数料については年率1%を切っているので、この点は初心者が完全放置運用するには程よいコストだと思います。
でも自分で投信を買う場合、ノーロードで信託報酬が0.2%~0.5%程度の人気上位商品が多数あるし、どの証券会社でもダントツ1位のひふみプラスでも1%程度。
SBI中小型割安成長株ファンドは1.8%と高いものの、インデックス系以上の高いパフォーマンスで安定しています。
自分で投信を選び適切に積立、解約判断ができるのであれば、手数料を考慮してもロボアドをするより投信が良いという結論になりました。
楽ラップは期間毎にそこそこポイントが貰えるキャンペーンをしているので、それ目的で半年ほどしてみるのはアリだと思います。
恐らく3月1日から新たな楽ラップキャンペーンが始まるはず。