ソフトバンクAirの回線速度は夜間だけ遅いが、フレッツ光(アイスマート)の混雑詐欺に比べればマシ

現在自宅の回線契約はアイスマートの「iSmart接続-Fひかり ファミリー 3y」
でしたが、父がまた電話勧誘でソフトバンク光に乗り換えたとのこと。

アイスマートは契約当初こそ夜間でも50~100MB出ていたのですが、クーリングオフ期間が過ぎた頃から速度が落ち今では一桁が当たり前で、典型的な回線詐欺プロバイダ。
しかもv6プラスといった混雑回避オプションには対応していない。

それに比べれば、ソフトバンク光は「IPv6高速ハイブリッドIPv6 IPoE + IPv4」が無料で設定でき混雑回避可能なので、まともな回線速度が維持できそう。
(ザイブル?ザイグル?という代理店の電話から申し込んだらしいが、会員ページはソフトバンクだったのでたぶん大丈夫なはず)

回線切替は5月なので、その時に契約オプションとか無駄なものが契約させられてしないかチェックするとして、それまでの期間、お試しとしてソフトバンクAirの「Airターミナル3」がレンタルできた。

softbankair (1)

回線工事不要でWi-Fiが使える優れものですが、ネット上の評判は下り最大350Mbpsでも昼夜問わず遅めらしいが、回線速度はどれぐらい出るのか計測しました。


箱の中身は説明書と返却用の着払い用紙、あとは本体、電源アダプター、有線LANケーブルのみ。
SIMカードはすでに挿っているみたい。

softbankair (2)

電源アダプターを挿して10秒も経たず通信可能状態となるので、説明書を読まなくても非常にお手軽に使えるので良い。
サイズも大きくないのでどこにでも設置できる。

背面には有線ポート2つとUSBポート1つあり。
無線は2.4GHzと5GHzに接続でき、acにも対応している。

GalaxyNote8で、速度計測アプリは定番の「Speedtest.net」を使い、4月まで使えるアイスマート光との速度比較。

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午前8時計測
ソフトバンクAir 下り38.4Mbps 上り9.58Mbps PING29
アイスマート光 下り94.9Mbps 上り310Mbps PING19

→午前中は利用者も少ないのかフルHD動画もストリーミング再生できるぐらいの速度。
アイスマートも腐っても1Gbpsを謳っているので朝だけは、日々それなりに速度は出る


zB0YVyFG-1.jpg

午後16:00
ソフトバンクAir 下り35Mbps 上り10.8Mbps PING29
アイスマート光 下り9.76Mbps 上り203Mbps PING22

→意外にも下りは午前中の速度をそのまま維持し、実用的には何ら不自由しない速度。
そしてアイスマートは相変わらずの詐欺回線っぷりで早々に1桁でギリギリHD動画が再生できる感じ。
上りの高速ぶりを見ても典型的なIPv4混雑が影響している。


Cjl5mk4W-1.jpgYMO.jpg

午後22:00
ソフトバンクAir 下り6.07Mbps 上り9.53Mbps PING34
アイスマート光 下り3.94Mbps 上り23.8Mbps PING21
ワイモバイルLTE 下り20.2Mbps 上り17.6Mbps PING25

→最も混雑する夜間は流石に一桁となり、HD動画再生も少し厳しい感じ。(でも見れないことは無い)
アイスマートに至ってはクレームを入れたくなるほどで、日によってはまさかの1MB割れすることも。勿論HD動画すら再生できない。
最近LTEのほうがマシと言われていますが、ワイモバイルは昼夜問わず非常に安定した回線速度です。


以上の結果となりました。
なお3階に設置していますが、1階まで電波は届き使うことができた。

Try WiMAXでW04を無料レンタルして夜間の回線速度は5MB前後→20~30MBだった

今年の1月にお試しでWiMax2+を使用していますが、それと比べると夜間は遅い結果でしたが、3日10GB制限無しを考えると、PCとスマホ全てを賄う回線としてはいいかも。
夜間の混雑時に速度制限を行う場合もあると明記されていますが、アイスマート光との比較を見る限り、まだマシな速度規制だと感じる。

速度計測で感じたもう一つの点として
アイスマートでは速度計測開始直後に一瞬ブースト加速するが、すぐに垂れて計測するまでにスピードが減速する一方。
逆にソフトバンクAirでは計測途中に減速は無く、昼間だと逆に少しずつ速度が加速していた。

PCで画像多めのサイトを開いてもアイスマートはアナログ回線かと思うぐらいパラパラと表示されますが、ソフトバンクAirではやや遅いながらもパッと表示されるので、体感的な速度でもソフトバンクのほうがまだイライラしない品質でした。

フレッツ光の夜間混雑はIPv4しか対応していないプロバイダはどこもひどいようなので、契約するならIPv6ハイブリット接続に対応しているプロバイダ、もしくはKDDI、Nuroを使ったほうがいいです。

ipv6_20180414164719607.jpg

しかし、対応しているプロバイダでも有料オプションとなる所が多く、無料では@nifty、DMM、biglobe。
ソフトバンク光はオプション申し込みは無料なのだけど、利用にはBBユニット(月額467円)のレンタルが必須となっている。
※このユニットを介することで混雑回避できるらしい

BBユニットを利用するにあたってWi-Fiマルチパック(月額990円)も付けられているのだが、これは別途ブリッジモードで手持ちルーターを使用する場合は不要となる。
※ソフトバンクモバイルのおうち割ひかりセットを申し込んでいる場合は、これを外すと無効になるのでこの辺の契約知識は各自理解しないとダメ。

この辺の仕組みは下調べ済みだが、5月に切り替えた際に改めてIPv6高速ハイブリッドの話として記事にする予定。

<関連記事>
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[ 2018/04/14 17:03 ] ネットサービス | TB(0) | CM(0)

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