資産管理アプリと言えばマネーフォワードが有名ですが、それの株版に近いものとして「
マイトレード(My Trade)」というスマホ向けアプリがあります。

SBI、楽天、松井、カブドットコム、GMOクリック、マネックス、岡三オンライン証券に対応していて、アプリで登録すると全自動で売買データが更新され、資産管理やトレード分析などをしてくれる。
Freeプランなら月額無料で利用でき、アカウント作成はGoogleなどと紐づけできるのですぐに始められます。
Freeプランは売買が少ない人向け

無料で使えるFreeプランは、3つまでの証券口座が登録でき、1年以内で直近200件の取引が管理できます。
ネックなのは直近200件の取引部分で私の場合、手数料節約のため信用買い→当日現引きをよくするのですが、この場合取引2回と数えられるのか、実質1~2ヶ月程度の記録までしか見れない項目がありました。
なので、Freeプランはあまり頻繁に売買せず保有する人なら制限にかからず管理できそう。
機能は色々豊富
【保有資産】

現在保有している銘柄と、これまでの資産推移がグラフでわかる。
各銘柄の詳細画面では、利確・損切りポイントを決めることができ、ここまで来たらどれぐらいの利益が出るかがわかる。
特に良いのが、チャート上に自分が購入した日と売却した日がマークで示されるところ。
こういうのがデータとして残っていると、自分のクセみたいなのがわかっていいかもしれない。
保有資産の推移はシェア機能でアップすることもでき、Twitterで「
#mytrade」で検索すると画像アップしている人がかなり多い。
【取引履歴】

取引記録が期間を指定して確認できる(期間は有料プランで無いと使えない)
取引メモもあり、これを理由に売買したなんてメモも残せる。
ただ少しネックなのが一度にまとめて売買成立しなかった注文がバラバラで表示される点。
6月7日のGMOインターネットだと、2969円に信用買200株注文していたが100株ずつ約定したので、2回分として記録されている。(現引きも取引回数に記録されている)
これはGMOクリック証券側の取引履歴と一緒なので、マイトレード側のせいではないのだけど、この仕様だとFreeプランの取引数にすぐ引っかかるし、履歴としても見にくいと思う。
特に低位株なんかで、少しずつ約定されていった場合なんかだと、その銘柄だけで履歴が埋め尽くされてしまいそう。
【銘柄リスト】
過去に売買した銘柄の結果がわかる。
ソート機能もあり、日付順、エントリー順、損益順などに並び替えできる。
こちらも直近取引200件分までのデータを元に表示しているので、Freeプランだと実質1ヶ月程度しか記録がわからない。
(豆蔵が一番大きい損失だけど、実は2月の森六で150万近い損切りをしている)
【資産推移】
資産推移は取引数に影響しないのか、過去1年間の推移データを見ることができた。
アセットアロケーションでは保有銘柄の割合が見れる。
【分析レポート】
取引履歴を元に、マイトレード独自の分析レポートを見ることができ、ここがこのアプリ一番の機能かも。
Freeプランでは3ヶ月までだが、ここも直近取引数制限の影響もあり、売買が多い人だと正確な分析結果は出ないかも。
以上のように機能は盛り沢山ありますが、証券会社を紐づけたらあとは何もしなくても勝手にデータが自動的に取り込まれるので、煩わしい操作もなく使うことができます。