今年購入を決めていたデジモノで一番ワクワクして到着を待っていたのが超小型コントローラー内蔵ゲームPC「GPD WIN2」
中国のメーカーが日本向けに販売していることもあり、購入できるお店は限られていますが、GPD製品正規販売店である「
デントオンラインショップ(Amazonマーケットプレース店)」で4月19日に予約し、先週6月23日に到着しました。
(輸入商品なので、次回の出荷は7月29日頃になっている)

何と言っても3DSLLとほぼ同サイズでWindows10でゲームがサクサク動くというのは、長年待ち望んでいた理想的な携帯ゲーム専用PC。
昨年GPD Pocketも購入していますが、タイピングも兼ねた普段使い用途がメインとなり、やっぱり携帯サイズだと本体ごと持ってゲームを遊べるというのが理想的なのです。
(GPD Pocketは万が一VAIO Zが故障した時の予備の位置づけ)
本体サイズは
縦99mm×横162mm×高さ25mm 重量460g
NEW3DSLLが
縦93.5mm×横160mm×高さ21.5mm 重量329g
重量がやや重いところがネックですがサイズ感はほぼ一緒。
事前にレビュー動画を見ていて、外人が操作しているので実際のサイズ感がどうかと思いましたが、そんなに手が大きくない私でも本体にフィットし、ボタン周りの操作も違和感なかったので良かった。
なお付属のケースはデントオンライン購入者のみだと思いますが、しっかりした作りなの別途購入する必要は無し。

背面には日本用の技適マークも付いているので、もう少ししたら大手家電量販店でも店頭に並ぶかも。
SSDは換装できるようですが、そこまでマニアックに使うことは無いので、最初から入っている128GBで十分。
排気口は背面にありますが、持っている時に熱風は手にかからないし、夏場の現在も高スペックのゲームをするわけでも無いので、ファンは結構回るけどやや暖かい程度の感触なので問題なし。

本体は最大180度開きます。3DSのように部分的な角度調整では無く、自由に角度を決められるし、本体を置いてもコケたりしない。
キーボードは固めで、指先でコツコツと打ち込む感じ。
ゲーム専用マシンなのでタイピングはそれほど必要ないと思うので、ブラウザなどでちょっと文字入力をする分には特にストレスは感じない。
もし、このキーボードでブログ記事を書いたりしたら絶対普段より2倍近い作成時間がかかりそう。
あとGPD Pocketと同じく配列が少し特殊で「半角/全角」ボタンが無いので、ローマ字⇔日本語切り替えが「Alt」+「~」 付属説明書にこのことが書いてないので、今回もすっかり忘れていて初回起動の設定で10分ぐらい切り替えだけで戸惑った。
肝心のコントローラー部分はとても良くできていて、スティックは柔らかすぎず硬すぎずで丁度良いし、ボタン配置もさほど違和感なく操作できる。
ただ最近のコントローラーと同じくボタン連射には向かない押し心地。それに一つでもボタンがおかしくなったら修理行き(1年保証)になってしまうので、外付けゲームパッドのようにガチャガチャ激しくできそうにない。
中央のマウス⇔コントローラースイッチで切り替えることができるが、ラグは殆ど無いのでスムーズにモード変更できる。
カーソル移動は右スティックになるところに慣れが必要で、今でもつい左スティックで動かしてしまうことがある。
左右クリックはLRボタン、マウスの高速移動はR2ボタン長押し。
無線マウスのほうが操作しやすいといっても、このPCでそれをしてしまうと野暮というものなので、最初に一通り設定を済ませた後はコントローラー操作でマウスを使っている。

ポート類も揃っていて
USB-TypeA 3.0で外付けHDDからデータの出し入れもしやすい。
充電ポートは最近流行りのUSB-TypeC(PD2.0対応)
映像出力はMicroHDMI
イヤホンジャックとMicroSDカードリーダーも完備
GPD Pocketは電源OFFの充電中でもファンが回りっぱなし(仕様?)になる変な所があったのだけど、GPD WIN2ではそういったことが無いので良かった。
GPD WIN2詳細スペックページに記載されているように、性能はソコソコ高いのでハイスペックな3Dゲームでなければ普通に動く。
最近のゲームだとマイクラしか持っていないけど、グラフィック設定デフォルトのままで、空中走り移動で飛んでみましたが、読み込みが遅れること無く映像が表示されたし処理落ちも無かった。
ネット上でもGPD Pocketの時と違って、初回ロットでもさほど致命的な不具合が出ておらず、GPDシリーズも3作品目ともあって完成度は高くなっているようです。
GPD WIN2を買って十数年ぶりにエミュレーターを色々入れてみたりもしたけど、その辺りはまたの機会に。