8月からビットコインが報酬に貰える「ウィムジカルウォー」1ヶ月無課金プレイレビュー

1ヶ月前から無課金プレイで遊んでいる、GMOインターネットが運営するリアルタイム型ジントリ攻略バトル「ウィムジカルウォー(Whimsical War)

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2018年3月12日に配信されたゲームで普通なら遊ばないのですが、やってみようと思ったキッカケが6月に発表されたニュースリリース
ゲームアプリ内でビットコインを報酬として配布できる「CryptoChipsクリプトチップス byGMO」を2018年8月より提供開始

今年に入ってリアルワールドゲームスが開発する「ビットハンターズ」がポケモンGOみたいな感じで、遊んで仮想通貨を稼げるゲームが今後注目されるかもということで株式市場でも反応しましたが未だリリースの動きは無く、現時点で最も早く仮想通貨報酬ゲームとなりそうなのが、このウィムジカルウォー。

※イーサリアムを使ったブロックチェーンゲームとして「クリプ豚」がサービス開始されているが、これは正直ゲームとは言えない。

取り敢えず1ヶ月間プレイし、ビットコイン報酬ランキングに参加できるレベルには難なく到達できたので、ゲーム内容の感触を書きます。


クラロワ+スプラトゥーンの陣取り要素を合わせたシステム


ウィムジカルウォーを一言で言うと、基本的なゲームシステムはクロッシュロワイヤルを元にしており、キャラクター性能や課金システムはほぼ一緒。
(但しこちらのほうが無課金でも十分遊べるぐらい緩い設計)

で、まんまパクリでは無くクラロワより面白くしているシステム部分が、表題にもなっている陣取りシステム。
スプラトゥーンのように陣地を色で囲うことで、ポイントが加算されるのですが、このルールがあることで単なるタワーの破壊し合うだけの要素にならず、陣取り(防御)勝利することも可能なところが面白い。

ULIM.jpg

実際にゲームをしないと画像だけでは理解出来ないですが、うまく陣取りをすることで、相手にタワー1つ破壊され、こちらは無破壊でもタイムアップ時にトータルポイントで上回って勝利することもあるというわけ。

最初の内は低ランク同士の戦いなので、陣取りよりタワー破壊のゴリ押し気味になるのですが、ビットコイン報酬に参加できる最高ランク11までになると、お互いルールがわかっているので、ゴリ押し勝利は全く無くなり、陣取りをしつつ相手の動きを探る読み合いになってきます。

ランク11は無課金プレイで2週間足らずで達成しました。
というのもさほどメジャーなタイトルでも無いのでユーザー数が少なく、全体で見ると一番多いのがランク11ユーザー。
逆に低ランクは人が少なく、マッチングしないのでCPUとの対戦になることもしばしば。
逆に言うと、CPU戦はゴリ押しで勝てるので、むしろ経験値と報酬まで貰えて楽にランクアップできる。

今は、サービス開始当初からやっている常連ユーザーが殆どですが、ビットコイン報酬が始まってGMOがそれなりに宣伝をかけてくるようだと、新規ユーザーが増えそうなので伸びしろはありそう。



ウルトラレアが手に入りやすい


クラロワもアリーナ10まで無課金でやっていましたが、この間バトル報酬の低ランク宝箱でウルトラレアが出たことが無かったけど、ウィムジカルウォーではバトルの低報酬でも結構ウルトラレアが出現するので、複数枚集めてのレベルアップがかなり容易になっている。

ULIM1 (1)

これは下から2番目報酬で出たウルトラレア1枚(カバの水晶キャラ)
一番下の報酬でも出る。


ULIM1 (2)

バトル報酬では最大4つまで貯蓄でき、数時間経過後に開封できるシステムなのだけど、クラロワと違って1個ずつでは無く、4つ全てが時間経過対象となるので、圧倒的に待たされる時間が無くキャラクターが増やせるので、ここがクラロワと決定的に違う良心的ポイント。

しかも稀にプレゼントマークが入ったものも出てくるが、これは動画広告を30秒ぐらい見ると、時間経過またずして開封もできる。
このシステムのおかげで、自キャラを強化できないジレンマに陥ること無く、無課金でも継続して楽しめる所がクラロワより優れている。


UIMU2.jpg

デッキは8種類まで入れられる。すでにウルレアも含めコンプしている状態。
ウィムジカルウォーでは誰でもコンプできるようにし、複数枚集めての強化を頑張って他ユーザーと競い合ってね、という作りになっている。

少し無課金で難があるとしたら、レベルアップに必要な通常コインが金欠になりやすいので、ある程度気に入ったキャラを集中してレベルアップしたほうが効率がいい。

なお課金コインは、普通にログインしたり遊ぶだけで結構たまり、すでに12000課金コインは手に入れている。
この課金コインでショップで必ずウルトラレアが出る本も買えるので、明らかにクラロワより無課金で簡単に集められてしまう。

正直これで儲ける気があるのかと思ったりもするけど、恐らく
少額のビットコインを報酬にする → 換金するためのGMOコイン口座開設を勧誘 → 仮想通貨売買をさせる
こんな感じの誘導になるのではないかと思う。
(GMOインターネットはビットコインのマイニング事業も手がけている)

すでにソシャゲはレッドオーシャン状態なので、独自仮想通貨発行(ICO)を目指しているサイバーエージェント辺りも、自社が運営する他のサービスとの相乗効果を狙った売上を将来的には考えていると思われる。


ランキング


O-U.jpg

ビットコイン報酬がどのようなランキング方式で行われるのか不明だが、現在のシステムだとランク11(オーブ数5000)同士で一定期間オーブを奪い合い、終了時点でのオーブ数順位で報酬が確定するような形になるのではないか。

ランク11(オーブ5000)になると、以降ランク10への降格が無くなり、どれだけ負け続けてもオーブ数5000が固定されるので、新規開始した際はひとまずオーブ5000到達が目標となる。
実際のプレイ感触だと4500~4999が鬼門。というのもユーザーが少ないせいで、オーブ5000以上ユーザーとのマッチングすることがしばしばあるため。

無課金1ヶ月プレイだとオーブ5000~6000辺りをウロウロで、課金組には追いつけなくなる感じですが、マメに遊ぶことで課金コインやキャラクターを増やせて追いつけそうな感じもするので、ビットコイン目当てにして見るものありかと思います。

[ 2018/07/12 00:19 ] Android(アプリ) | TB(0) | CM(0)

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