前日まさかの販売抽選となってしまった電話連絡を受けて狼狽したものの、意外にもその日は寝付きが良かった。
迎えた当日、持病の過敏性大腸症で相変わらずお腹が痛くなってしまい、緊張とスッカラカンの胃袋でフラフラになりながらも、マンションサロンには15分前に到着。
サロンには3回目なので、勝手知ったる感じで中に入り、受付係の人にいつもとは違う個室に通された。
サロンの中にはまだ誰もいなかった。(もう一つの3LDK抽選は時間が違う?)
少しすると、担当の人が来て
「○○様、この度は抽選となってしまい申し訳ありません。
実は先々日に飛び込みの申込みが入ってしまいました。
私は朝のランニングの時に○○様が、当選されますようお祈りをしましたので、きっと当選するはずです!」
ホンマかいなと思いつつも
「ありがとうございます。。。」
「本日の抽選方法ですが、黒封筒で選択しての抽選となります」
この言葉を聞いて少なからず動揺。
ガラポン抽選ならば、申込みが早かった1番を付与され、ネットの情報にあるように実はなんらかの忖度があり、第1希望者を当ててくれる。
と、淡い希望を持っていたのだが打ち砕かれる。
「まず、黒封筒に1番と2番が書かれた紙が入っていますので、どちらかを引いていただき1番だった場合、本抽選で選択できる権利が発生します。
そして、本抽選では同じく黒封筒の中に当選かハズレが書かれた紙が入っておりますので、当選なら選択された方、ハズレなら相手側が販売するお部屋の購入権利を得られる形となっております。」
つまるところ、全くイカサマの入る余地が無いガチくじ引き!
※プレサンスは一部上場企業です。
説明が終わり、放心状態のまま部屋の中で座っていると、今回飛び込み申し込みした40代ぐらいでちょっびりホリエモンっぽい人が中に入ってきた。
その人の担当者は別の人だった。
ということは、自分の担当者が抽選を受け付けたわけじゃ無く、ちゃんと申し込みが入らないようガードしてくれてたんだと思う。
そして予定時刻の10:00となり、双方の担当者とジャッジする係の人が入ってきて、いよいよ運命の時間がやってきた。
「それでは、今から抽選を行わさせていただきます。
まず、本抽選で選ぶ権利を決めるための抽選の行いますが、この抽選の選択権利は抽選申し込み早かった○○様(私)が行っていただきます。」
そして、2つの黒封筒は3人の担当者でシャッフルされた、このとき自分の担当者をチラッと見ていたが、当たり前だけどサインらしきものは送ってこず、やはりガチンコ抽選を悟る。
そしてテーブルに置かれた封筒に、私は迷うこと無く自分側に置かれた
「左」の封筒を選んだ。
係の人が封筒の中を開けると
「1番ですので、本抽選の選択権利は○○様(私)となります」
選択権利とはいえ、ラッキーナンバーの1番を引けたことは僥倖!流れが来ている。
「続きまして本抽選へ移らさせていただきます。
黒封筒の中に「当」と「外」が入っており、当ならば○○様(私)、外ならば○○様(相手)が購入権利を得られます」
そして、先ほどと同じく3人の担当が封筒をシャッフル。
この間、どちらを選択するか考えたが、一つは勝負事に対しては絶対迷い手はしないとこれはハッキリ決めた。
そして、申込みが早く1番を引けたということは、相手から当選をもぎ取るのでは無く、自分に引き寄せられた当選を掴むんだと信じ、この時点で
自分側に置かれる「左」の封筒を選ぶことを決めた。
そして並べられた2つの黒封筒を見て、一呼吸入れた後「左」の封筒を手渡した。
・・・・・・・・・・・・
「「当」の文字が出ましたので、購入権利は○○様(私)になります。おめでとうございます。」

イメージ
この瞬間は、もう一生忘れられないと思う。
相手側の人も「おめでとうございます」と軽く拍手してくれて、「・・・すいません。。。」と返すので精一杯。
自分がもし逆の立場だったら、こんなこと絶対言える余裕無い(;_;)
そして、まだ気持ちが落ち着かないまま、購入契約のため別の部屋に移動する。
そこにもう1人の上司担当者もやってきて、
「いやー、この度のご当選おめでとうございます。
こうした抽選は我々も何度か見ていますけど、なぜか最初に申し込まれた方が当選されることが多いです」
と、ネット情報と同じことを言ったけど、自身がイカサマ余地の入らないガチくじ引きで、1番→当選の流れを経験すると、理屈では無いマンション界の不思議なアノマリーが働くのかもしれない。
その後は、手続きの説明となったが、抽選後すぐに重要事項説明があり、翌日中に手付金の送金が必要とのことで、1週間後だろうと思っていたのでビックリ。
何にせよ、証券会社から楽天銀行にある程度現金を出金して、振込限度額も事前に上げておいて良かった。。。
重要事項説明は形式的なもので約20分ぐらいの説明。
ある程度は事前にネットで調べていたが、不動産は詳しくないのでとりあえず聞くだけ。
(重要事項説明は持ち帰り翌日までに目を通して再確認はできる)

手付金はその日のうちに送金予約。
この額ならまだいいけど、来年5月に残金の1800万円以上を一括送金するときはやっぱり緊張しそう。
(そのときまでに念の為、楽天銀行には大金の一括送金可能が確認しようと思う)
因みに、プレサンスでは振込用紙は無く、口座番号等書かれた用紙を手渡されるので、それを見て自分で送金する必要があるみたい。
大金送金はミスが少し怖いけど、その代りネット銀行は手数料無料で一瞬で送金予約できるので楽といえば楽。
そして、重要事項説明の中で聞いたけど、残り10数戸(全176戸)とのこと。
8月上旬に申し込みした時は残30数戸と聞いていたので、次回の第3次が最終となりそうな感じ。
手付金もすぐ支払いする仕組みだったので、プレサンスの決算説明資料にある売上確保率はキャンセル見込みがほぼ無い確定の数字と見て良さそう。
京都はホテル建設が多い上、建築規制が厳しいので、大阪・神戸・滋賀(大津)ほど新築・中古ともマンション供給数が無く、タワーマンションも建てられない。
※宇治市なら規制は緩いと思うが、六地蔵にあるパデシオンタワー(19階建)が最も高層なマンション
今回購入した六地蔵は毎週自転車で買い物に行く勝手知ったる土地で、3路線徒歩5分圏内、1分以内に中型ショッピングモール、5分以内に病院・交番、飲食店(チェーン店)も多く、いくら不動産が高騰のピークだとしても、立地+京都の希少性を考えると資産価値は非常に高いと見ている。
※現にこの近辺の中古マンションは築年数が経ってても販売数が少ない。(関西全体に言えるが京都は特に土地に根付く傾向が高い)
また、京都は学生や単身社会人割合が東京と遜色ない率なので1LDKの希少性も高い。
以上が、一生分の運を使い果たした抽選会の顛末でした。
マンション買えた事で、今後は株売買は控えて(すでに殆ど出金)、一人暮らしネタ的な記事多くなるかもしれませんが、まだマンション完成まで10ヶ月ほどあるので、暫くは資金を絶対減らさないよう、購入後現金1000万円キープをできるようコツコツ貯めていきたいです。
おめでとうございます!
ブログよみながらハラハラしてました。
良かったです。
>たわし さん
ありがとうございます (^^)
前日の電話で状況が一変してドキドキだったのですが、当たって本当に良かったです。
心臓が止まりそうな抽選は、もう2度と経験したくないです。。。
本当によかったですね〜
もしも当選漏れということになればこのブログの存続もあるいは、という気持ちで(勝手に)心配しておりましたがほっとしました。これからもお得な記事の配信を楽しく拝読したいと思います。おめでとうございます!
手に汗を握りつつ拝読しました。いい記事を読めて、こちらも運があがりそうです!これからも楽しみにしています。
おめでとうございます。
3LDK安いなーと思いつつ、会社の社宅住まいなので購入には至らず。
ネット代金、維持費考えれば本当にいい物件ですね。また住み心地のリポート楽しみにしてます。
>うなどん さん >まるな さん >訪問者 さん
みなさま、温かいコメント本当にありがとうございます。
たぶん当選していなかったらショックで、投げやりな記事で結果だけ簡単に書いていたと思います。
プレサンスの価格は階によって幅はありましたが、低層階や今回の抽選分は私も新築にしては六地蔵では安めの設定だと思いました。
近所にはパデシオンタワー、ブランズが築5~8年経ってますが、中古は60~70平米の部屋が3000万円代と多く、分譲当時よりも値上がりしていると、少し前の週刊ダイヤモンドのマンション特集で載ってました。
まだ10ヶ月あるので、それまでは他の人の一人暮らし情報なども見て色々勉強したいと思います。
おめでとうございます。
昨日現場の近く通りました。
色々便利な場所ですね。
>よしき さん
ありがとうございます。
長年住んでいる地元近辺ということもありますが、このへんは商業施設や交通網がいいわりにさほど人が多くない(車は多いけど)、観光名所はやや離れた醍醐寺しか無く、観光客は宇治に行くので、生活のしやすさはかなりいいと思います。
おめでとうございます。
周到な準備など、運は引き寄せるものと感じました。
株の情報が減りそうですが、気になる会社等ありましたら
教えてください。もちろんそのほかの情報も楽しみにしています。
>ほるととーす さん
ありがとうございます。
昨日のくじで運をだいぶ使ったためか、今日はプレサンスの株価が結構下落してしまいました。
融資残高改ざんのタテルショックで、不動産全体の先行きが不透明になってきました。
(プレサンスは影響軽微と見ていますが)
株の記事は減ってしまうかもしれませんが、完全に株引退するわけではないので、初心に返って手堅く投資します。
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