ソニーがPC用向けに販売している、
テレビ視聴・録画・書き出しアプリ「PC TV Plus」
2014年頃から販売されており、初期の頃はソニー製レコーダーしか対応せず、それほど便利な代物じゃありませんでしたが、昨年の他社製レコーダー対応アップデートから一気に使い勝手が良くなり、先日のVER3.7からはPCにダビングした映像の編集機能も追加されています。
このソフトはVAIO Z Canvasを購入した際、無料で製品版プレダクトコードが付いていて使っていましたが、Canvasを売却してVAIO Zに買い替えた際、入れ替えるのを忘れていたのですが、認証は問題無く乗り換えることができたので、久しぶりに起動してみました。
まずは、製品ページでソフトをダウンロード。

Canvasで使っていた時はソニー製のレコーダーでしたが、今はパナソニックのDIGAレコーダーを使っているが、機器登録できた。

Canvasで認証したままでしたが、改めてVAIO Zで認証しなおすことができたので、プロダクトコードさえ保存しておけば、PC1台分は永久的に使用できるようでした。
※はじめての人は体験版として14日間は無料で使えるが、その後は使えなくなる。
PC1台用の認証コードは3000円(税抜き)

UIは初期の頃とあまり変わっていないようです。
現在DIGAにはSeeQVault対応外付けポータブルHDDを接続しているのですが、ソフト側でも認識しているようで再生も可能でした。

検索・ソート機能が充実していますが、「シリーズ表示」をONにすることで、まとめることができます。
DIGAでは外付けHDDの中身はソート機能が皆無で、日付順にすら並び替えできないので、ドラマだと1話~最終話まで一気にコピーしないとバラバラになってしまうのが物凄いネック。
それがTV PLUSだとソート機能で見つけることができるので便利です。(このソフトから並び順やフォルダ作成編集できるといいのだけど)

最新VERで追加された編集機能ですが、これはちょっと面倒でレコーダーで編集したほうが遥かにマシかも。
レコーダーに入っている映像を直接編集することはできないので、一旦PCにダウンロードする必要があります。
映像の画質は3段階で圧縮できます。
自宅の回線が遅いせいだと思うけど、500MBぐらいでもダウンロードに10分弱かかったので、沢山の映像をこのソフトで編集する気にはなれない。

ダウンロード後編集モードに入ると、チャプターロール作成が始まるけど、これも結構が時間がかかる。
(2016年モデルのVAIO ZなのでPC性能が低いせいではないはず)
画面再生を見ながらチャプター作成、カットができるようだけど、これもイマイチ使い方がよくわからなかった。
やっぱり編集機能は「
TMPGEnc video mastering works」のほうがしっかり編集できる。

あと、レコーダー側のチューナーを利用して、PC側で地デジ放送が見れます。
こちらは特に映像途切れも無く、それほど早くない自宅のWi-Fi回線でも快適に見れました。
まとめると
・レコーダー録画(外付けHDD含む)映像をPCで再生する用途としては、使い方もわかりやすく便利。
・録画映像の編集機能は手間がかかる上に、使い方もイマイチわかりにくいので実用的ではない。
編集機能がないnasneとの相性は良さそうですが、レコーダーとの組み合わせでは、レコーダー側で全ての操作を行ったほうが早いので、使う必要性は薄いかなと感じました。