
先週末の暴落で早めに持ち株は投げてノーポジにしたが、その後買い戻したのは今一番監視しているゲオホールディングスのみ。
日足チャートは、月曜日の陰線、火曜日の窓開け十字線、水曜日の窓開け陽線で、綺麗な形をした明けの明星が出現。
25日線上も上抜けているので、高値調整後の反発としては申し分ない形が出来上がっている。
そして、プレサンスも楽天も買い戻さずゲオのみとしているのは、来週辺りサプライズ上方修正発表の期待が高いため。
以下ポジショントーク。
過去第2四半期で上方修正があったのは、2017年と2015年だがいずれも中間決算予定日よりも前に発表されている。


↑SBI証券の業績から見れる。
2017年は10月27日。2015年は10月28日(この年は8月にも修正発表)
また、2015年は1月28日と5月1日に通期上方修正発表があり、こちらも予定日前の修正発表。
このようにゲオは中間・通期予想を控えめに開示しているのか、かなり振れ幅の大きい修正を出すことが特徴。
そして今期だが、第1四半期発表の翌日ストップ高(1717円)したように、通期予想に反して非常に高い進捗率を出している。
(ストップ高は同日の自己株消却も好材料だった)
第1四半期:64,425(4.9%) 3,724(22.7%) 4,524(36.4%) 2,781(50.9%)
通期予想:290,000 8,600 9,100 4,600
四季報中間予想:133,000 5,000 5700 3,100
※会社の中間予想は非開示
Switch一巡で今期減益見通し予想だったが、蓋を開ければ経常利益は1Q時点で49.7%の進捗率に達している。
また、最近の株記事で何度も書いているように、ゲオは過去5年でも1Qの売上が最も低く、2・4Qはそれ以上、クリスマスシーズンの3Qは一番高くなる傾向があるため、過去の四半期データ通りならば2Qは最低でも1Q同水準が上乗せされるため、四季報の中間予想を上回り、会社通期情報修正も発表されると予想する。
発表があるとすれば、10月25日、26日、29日のどこかだと思う。(26日か29日が本命)

1Q好決算の要因は、販管費の適正化に加え利益率の高いリユース系(特に衣料雑貨)が伸びた点で、右肩下がりのレンタル事業をリユースでカバーできている点が業績好調の証。

↑トレファク2Q決算資料

↑テイツー2Q決算資料
第2四半期(7月~9月)は台風を除けば気温が高く、天候も安定していたので衣料リユースも好調が予想されるが、同業のトレジャーファクトリーが先週発表した2Q(6月~8月)も、衣料やホビー用品が好調だったので、リユース業界NO1のゲオも同じく好調な売上が見込めると予想。
古本市場でお馴染みのテイツーの2Q(6月~8月)も中古ゲームは昨年並を維持している。
新品ゲームは不調なのでゲオも同様だと思うが、中古に比べ利益率は低いのでリユースの売上比率が高まっていくほうが会社の将来性としては良い傾向。
というかメルカリの時価総額4500億に対し、業界NO1で実績十分なゲオの時価総額が720億というのもおかしな所で、成長性を加味してもメルカリの評価は異常で、出来高が細ればまだまだ下げそうな感じ。
こんな感じの解析で来週の早期上方修正発表を予想してゲオ1本で勝負。
あとは予想日まで大暴落せず、落ち着いてくれればよし。
ゲーム、リユースジャンルは自分が最も得意とする分野で、同セクターの株相性は非常に良く、今までの大勝した利益の殆どはこのセクターからなので期待している。
(今年はゲーム系でピンと感じるものが無く、ソシャゲ銘柄では無いがゲオが初めて自信あり銘柄となった)