
3Q決算は予定通りプレサンスとサンフロンティア不動産のコンボ決算跨ぎ。
今回はサンフロンティアが1日早く決算発表があり、結果が良好だったので本命のプレサンスは躊躇せず予定枚数購入し跨いだ。
結果は昨年同様3Qに通期上方修正&増配が発表された。
前 回 発 表 予 想 (A) 152,471 24,541 23,661 16,132 269.09
今 回 修 正 予 想 (B) 157,851 27,014 26,248 17,856 289.32配当 17.5円 →
23円 合計 35円 →
40.5円■
【株】プレサンス2Qで通期超過の好決算、来期の契約率も順調2Qの決算で、来期分のホテル販売が1案件今期に前倒しになったので、上振れは必然的で織り込み済み。
期首に今後5年間で配当性向を高める中期経営計画が建てられていたので、増配も必然的だが実際に確定すれば心象も良いのでプラス。
で、最も重要なのが来期の契約進捗率。
3Qは9月~12月分で、TATERU問題の影響がハッキリと出てくる期間なので数字が気になっていた。
3Q決算ハイライト資料

1Qからの進捗状況を見ると
1Q
ワンルームマンション 150 2,991
ファミリーマンション 726 27,256
一棟販売 950 13,661
ホテル販売 528 14,530
合計 2,354 58,440
↓
2Q
ワンルームマンション 825 16,620
ファミリーマンション 1,160 42,597
一棟販売 1,072 15,331
ホテル販売 694 19,080
合計 3,751 93,630
↓
3Q
ワンルームマンション 1,597 31,640
ファミリーマンション 1,511 55,531
一棟販売 1,535 24,181
ホテル販売 814 21,773
合計 5,457 133,125合計部分だけ見ても、1Q→2Qより2Q→3Qのほうが伸びが良い。
特にワンルームマンションの契約率が引き続き高いところが安心材料で、TATERUの影響は全く無さそうな感じ。
この数字は再来期21年3月期分の契約も多少含まれているが、少なくとも現時点で1千億強の売上は確保できており、来期期首時点の売上確保率は過去2年並の70%台スタートが見込まれそう。

全体相場が不安定なので、昨年のような決算直前の急落を恐れてギリギリまで購入を待ったが、結果としては一度も調整を挟むこと無く、ほぼ高値で迎えてしまったので仕込むタイミングとしては大失敗で慎重に行ったことが裏目に出てしまった・・・
プレサンスは毎回好決算で翌日の反応がいいのだけど、長続きせずその後全戻しの展開が多いので、今回も移動平均の乖離を見る限り利確優先のほうがいいかも。(但し株価は割安の位置)
20時時点のPSTは1575円(+43円)
投信などのファンド保有が多いので、翌日の動きは個人よりも大口次第。この後数日間はレーティング発表によっては寄り付き前に大きく反応が出そう。
引き続きプレサンスは監視対象銘柄だけど本命は次の本決算での来期予想。
景気動向で四季報予想下振れを警戒して今の低株価水準になっているが、間違いなく数字は下振れなしで発表されるので、そこを狙い撃ちしたい。