永代供養墓を購入しました。
父のやり方にあまり口を出さないようにしていましたが、私(と母)が事前に考えていたコストのかからない最善な形を選択してくれたので、まずは一安心でした。
石材屋の人とも仕組みをある程度聞いてきたので書き残しておきます。
ネットで墓探し
今は何でもネットで調べられるし、昔と違って料金も明確になってきているので、風習や仕来りを意識する時代では無いと思います。(自分世代は特に)
地元に特化したポータルサイトもありますが、最大手の「
いいお墓」でまずは調べるのが一番無難な感じ。
※株価上がりっぱなしの一部上場企業「鎌倉新書」が運営しているサイト
資料請求や見学予約も個別にネットで済ますことができます。
永代供養墓について
京都の宇治霊園という場所の永代供養墓にしました。
地域によって仕組みは多少違うかもしれませんが、将来コストを意識せず管理ができます。
(石屋の人も最近は永代供養の問い合わせが相当増えていると言っていた)

宇治霊園では永代供養墓は2種類あって
Aタイプの個人・夫婦墓 一括85万円(人数追加はできない)
Bタイプの家族墓 一括120万円(残り3名追加でき1名15万円で最大165万円)
子供に墓の負担は一切させたくない人ならAタイプがいいです。
Bタイプにしましたが、以下仕組みについて聞いたことを箇条書きで
・Bタイプは購入後に追加人数を増やすことはできず、5人なら一括165万円支払わなければいけない
・代金には墓地永代使用権、石碑料、永代管理料、永代供養料、納骨法要料、諸費用が含まれるとのこと
・墓前での供養と墓石の清掃が50年間継続される(一括代金に含まれている)が、これは次に亡くなった人が納骨されたら更にそこから50年伸びる仕組み。
例えば2050年に家族の中で私が最後に死んだら、2100年まで永代供養墓の管理をしてもらえる。
・50年経過後は永代供養墓は撤去され、画像左下の墓へ合祀されることになる。
※説明資料には別途料金を支払うことで延長できるようなことも書かれていた
・墓石への追加彫刻は別途料金がかかるが、最初に家族5人分が彫られているので追加料金は発生しない見込み(名前の赤字・青字で生死の区別?)
・もし結婚や引っ越しなどで購入した墓に入れなくてもそこは自由でOK。但し返金はしてもらえない
・年に4回(春・彼岸・盆・正月)管理(お経?)してもらえ、これは一括購入代金に含まれる
・納骨の時など、坊さんに来てもらう時は各自で費用を出す必要があり。宗派を問わなければ霊園近くの坊さんに頼める。
・天災による墓の損失は基本的にはこちら持ちの費用になる模様だが、石屋側も誠意は見せますよとのこと
以上のような感じで、
基本的に最初の一括代金以外に費用は発生しない仕組みのようです。
永代供養墓はすごく人気が高いようで、家族墓は残り3箇所しか無く即断即決する必要がありました。
個人・夫婦墓も同様で、これ以上は山を削って開拓しないと無理みたいとのこと。
石屋の人も儲けたいのかもしれないが、通常の墓も安いですよみたいなことで何度も勧めていたぐらいなので、本当に永代供養墓の需要は高いと感じた。
自分達の世代からすれば、墓やお布施・檀家費用など不明瞭な料金システムはバカらしくて坊さんとは関わりたくないわけですが、永代供養墓のシステムは高い安いは別として納得できるものでしたので購入はアリだと思います。
(私は自分が死んだ後は墓なんていらず合祀でいいわけなんですが)
とりあえず墓は一段落つきましたが、相変わらずお金に余裕が無いくせに父は生活に口出しするわ、先走りで物事を進めメンツを保とうとするし、弟は言いなりで自分で管理判断がおぼつかない感じで一緒に生活していて本当に疲れる。
早いとこ新居に引っ越して一人のほうがよっぽど楽で充実した生活が送れると思うものの、残った3人が合理的に物事を考えて生活できるのか不安しかありません。
いい大人なんだから各自好きなように生活してほしい。母の心配してたことが解消される気配が感じられません。
永代供養、うちの近所のお寺は30年でやってました。30年後どうするのかはお寺が決めるそうですが合祀なんでしょうね。自分も将来のことは少し考えてみようかなと思いました。こちらの記事すごく参考になりました。
コメントありがとうございます。
私も永代供養は管理がかからないというぐらいしか知識が無かったので、初めて仕組みをしることができました。
田舎には祖父達の墓があり、墓移動は結構な金額がいるみたいで、どうするか悩んでいるみたい。
父も次男なのに、家系の貧乏くじを色々引いているので可哀想なんですが。。。
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