2015年発売のパナソニックDIGA「
DMR-BRZ1010」から、2018年発売のソニーBDレコーダー「
BDZ-FW1000」に買い替えました。
レコーダーは大体3~4年毎に買い替えていて、東芝→パナ→ソニー→ソニー→パナ→現在ソニー、だったはず。
昔は買い替えの度DVDに保存して、一から新しい機器で録画してましたが、引っ越しを機に画質の悪いDVDは処分し、好きなTVのみBDバックアップし、それ以外はSeeqvaultHDDに保存するようにしてます。
メーカーが変わることで再生互換性だけが気がかりだったのですが結論から言えば△。
再生はできますが、機器登録すると初期化扱いとなるので、ソニー機器で引き続きダビングできなかった。
HDD容量が半分以上残っているので、登録初期化することになりそうで、そのへんは後述するとして使い始めの感想を書きます。
機器は重く野暮ったい厚み
BDZ-FW1000(2チューナー 1TB)
430x58.7x227.2 mm 3.5kgDMR-BRZ1010(3チューナー 1TB)
430x41.5x179 mm 2.1kg
2チューナーで性能も大して変わらないのに、3年前のDIGAより野暮ったいデザイン。
わかってはいたものの、BRAVIAは洗礼されたデザインなのに、BDレコーダーはなぜこんなにダサいのか。
これでもソニーは贔屓しているだけに、パナより劣るデザインに失望。

リモコンは比較的操作しやすく、こちらはパナより扱いやすい。
最新のBRAVIAリモコンでは「レコーダーホーム」ボタンがあって、このボタンワンタッチで即BDホーム画面が起動するため、これのためにソニーBDレコーダーにしたけど、再生など基本操作はBRAVIA側のリモコンで事足るので満足。
XMBでは無いがUIはそれなりに使いやすい。だがややモッサリ

以前使ってたSONYレコーダーはXMBでカッコよかったが、今回はSONYらしからぬ年配者向け仕様とも言うべき、大型タイルデザイン。
イケてるSONYでは無くなったが、これはこれでシンプルにアクセスできるので悪くはない感じ。
そして、全体の操作感だけど、価格.comでは結構モッサリ意見が多く、DIGAに比べると満足度評価が3点台と低めなのが気がかりだったが、私の感触ではイライラするほど致命的では無いものの、15年パナレコーダーと同じぐらいの操作感だったため、最新機種でこの動きではモッサリと言われてもしょうがないと思う。
(AndroidTV搭載のBRAVIA A9Gが超サクサクだったので、余計になぜBDレコーダーはこんなに重いのかと感じる)

番組表もBRAVIAと比較すると動きがモッサリ。
実際の動作の様子を撮影しました。
自動チャプターの精度は今の所良い

まだそれほど録画してないけど、自動チャプターはCM場面でしっかり作成されているので、録画後のCMカットもしやすい。
たまに本編やCM部分で2つチャプターができていることがあるが、この辺は結合・カットすればいいので問題ない。
パナでも番組によってはCM途中でチャプターが入ってることもあった(特に通販系CM)ので、これがなければいいのだけど。
あと、パナではチャプター内での早送り・巻き戻ししかできなかったけど、ソニーでは早送り・巻き戻ししながら、前後のチャプターに自動的に移るので、ここは正確にCMチャプターが区切れているかの確認がしやすくて◎
おまかせ・まる録はキーワード録画指定ができる

パナでもあったが、番組タイトルなどキーワード指定で録画予約できる。
特に再放送系は、チェック忘れで初回放送を取り逃してしまうこともあるので、これで指定しておくと大丈夫。
ただ「はぐれ刑事純情派」と登録したが、同じBS朝日の通常放送分は認識されたが、SP放送は認識してくれなかったので、番組表の表記と少しでも違うとダメなのかも。
このへんはあまり信用できないので、番組表から録画予約し「番組名」でも登録して万全対策にしてます。
SeeqvaultHDDについて
パナで録画していれたSeeqvaultHDDは、
前面USB端子に接続すれば再生できました。しかし、前面端子はあくまで再生専用であり、
機器にHDD登録されていないので、SONY機器でダビングすることができない。背面端子に接続し機器登録するとダビングできるが、初期化する必要がありパナで撮りためた録画は消えてしまう。私はBDディスクを沢山保管したくないし、実際ディスク再生は結局今まで殆どしなかったこともあり、持ち物を増やさないためにも、SeeqvaultHDDも永久保存用と考えている。
パナ側で完全に容量を埋めることができず、中途半端な状態であるので、残念ながらSeeqvault用途としての買い替えは理想では無かった。
で、今考えている方法としてはBD-RE DLもしくはBD-RE XLを1枚購入して移動させること。
そもそも1枚単位での販売が少なく、Amazonも1枚販売あるものの、最低個数が2個からでプライム会員の意味が無い!
店頭ジョーシンとかで探してなければ、これを買うしかなさそう。
BD-REなら壊れるまで何度でもコピーができるので、
1:パナ→BD-RE→SOMY内部HDD→SeeqvaultHDD
2:パナ→BD-RE→SOMY内部HDD
かなり手間はかかりそうだけど、この方法で内部HDDとSeeqvaultHDDに映せるはず。
1と2どちらもは「はぐれ刑事純情派」と「孤独のグルメ」だけでいいかな。

パナでは、シーキューボルトHDDはタイトルフォルダ分けができず、最終回まで撮ってからまとめてダビングしないと、閲覧性が悪く非常に不便だったけど、ソニーでは「タイトルまとめ表示」で飛び散っていても自動まとめできたので、ここはすごく良かった。
ただ、出だしの番組名が一致しないと分かれることもあるようで、通常放送とSP放送が分かれやすいのが残念。
メーカーは浮気しないほうが良い
コピー10が本当にウザいので、Seeqvaultである程度互換性があっても永久保存として持って行きづらいので、やはり買い換える時はメーカーはずっと固定にしたほうが良さそうです。
正直2018年モデルのソニーBDレコーダーは、他の評価でも書かれているようにイマイチな出来です。
2019年の冬に4Kチューナー搭載の新型がリリースされるので、そっちを待ったほうがいいかも。
18年モデルは発売時からだいぶ値も下がって割安感があるので、録画できれば良いなら買ってもいいかと思います。
SeeqvaultHDDについては、ポータブルHDDタイプがおすすめ。
外付けタイプは容量が大きくても別途電源ケーブルが必要で邪魔ですが、ポータブルは2TBもあるし端子からの電源供給で動作するので利便性が高い。
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