【株】プレサンス今期決算は問題ないが来期のワンルーム進捗が気がかり

今日は大好きなプレサンスの第3四半期決算発表。
社長逮捕後の数字ということで、特に来期分の契約確保率が重要でした。

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契約確保率は95.4% → 103.5%となり今期の通期数字はクリア。(上方修正は出ていない)
決算書の読めるホルダーなら、この辺は織り込み済みで下方修正とかあり得ない状況はわかっていた。

残念なのは3年連続で3Qで増配発表が出なかったこと。
数字だけ見れば多少増配できる水準だけど、社長逮捕の件もあってしなかったのかも。
※大株主1位のパシフィックは山岸社長家族の会社

焦点は来期の契約確保数字がどうなっているのか


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上が2020年3Q、下が2019年3Q。
社長逮捕12月中旬からなので、3Qはそれほど影響がない期間。
にも関わらず、合計数字は19年と比べ約100億ほど少ない。

2Qの時、ワンルームの契約率が上がるかが最大の焦点と指摘したが、ファミリー向けは好調だが投資向けであるワンルームが伸び悩んでいるのが非常に気がかり。

来期の売上は2510億円を予想しているので、期首の契約確保率は60%台となってしまう可能性が高い。
※昨年は73.3%、一昨年は77.9%だった。

プレサンスの営業力なら来期もギリギリ、中期経営計画の数字は達成出来そうな感じだが、成長性の鈍化は明らかに感じるので、配当性向を更に上げるか、自社株買いなどで株主還元をしてくれないと厳しくなりそう。

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1400株決算持ち越ししたが、来期の数字に陰りが感じられたので、1385円で500株はPTSで利確。
増配が出ていれば安心して週明けを迎えられたが、個人はともかく機関は来期の数字をシビアに見てくるようだと、売ってくる可能性もありそう。

月曜日は高値はあっても1450円。
買い残も相当多く、上で捕まっている分と、安値で買った分の利確もあるので、高寄り後窓埋めの展開も十分あり得る。
今期の配当と優待は確定いているので、1300円~1500円のボックスで権利日までは少しづつ切り上げていくと予想してます。

どちらにせよ次回4Q決算持ち越しはかなり難易度の高いものとなりそう。

[ 2020/02/07 22:43 ] | TB(0) | CM(0)

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