前回中間決算持ち越しで成功したこともあって、昨日また懲りずに胡散臭さの抜けきれないNEW ARTを1500株購入し持ち越しました。
この企業は開示日や時間がころころ変わって毎回不安を駆り立てる(しかし数字は良い)のですが、今回は更に摩訶不思議な開示をしてくれました。
なぜか四半期報告書が2/10 0:00に開示される
適時開示は2/10 15:10だったのに、なぜか深夜に開示されている。
本当に深夜かどうかわからないものの、ヤフー掲示板では前場終了後に指摘され私も気づきました。
四半期報告書は適時開示情報サービスでは公開されず見つけにくい情報だったのですが、
ロボフォリオアプリが、このIRも自動的に拾ってきてくれてスゴイと思った。
記載形式は少し異なるものの、この報告書には第3四半期の数字がバッチリ記載されていて、実質10日前場寄り付き前には結果が出ていたことになりますが、場中の動きを見る限り決算には無反応で、むしろ引け数分前の一時的な急落を見る限り、決算発表前の仕掛け的な動きにも見えました。
上方修正が出なかった?株探の書き方が悪い?引け直後PTSは800円付近まで急落
15:10に予定通り、通常の第3四半期決算が開示され数字は報告書通りのもの。
にも関わらず、引け直後のPTSは100株だけだが一瞬800円付近まで100円近く急落。
中間の進捗率は高く、上方修正期待は高かったので、その影響もしくは発表すぐAIが書く株探の決算速報の書き方に不安なホルダーの投げが出たのかも。
長年追いかけている者としては、四季報が会社予想より高い水準で数字を出しており、3Qの数字ではギリギリ四季報に届かない可能性も感じた。
そんな感じで、ヤフー掲示板では主に長期ホルダーが、この数字でPTSで売るのは株探に騙されてる的な書き込みが多かったが、結局PTSの終値は882円(-29円)出来高9900株で終了。
祝日11日 恒例の社長報告が掲載され、第4四半期も安心しろ的なメッセージが出されるNEW ARTは最近四半期決算毎に、
HPで社長からのありがたいご報告が開示されているが、ここで決算書になんで載せんへんのや的な重要情報がてんこ盛り。
・新型コロナウィルス感染が世界的に拡大しつつある状況が続き、世界経済にもその影響が懸念されております。
当社におきましては、
上海店舗1店のみに支障が生じておりますが、他の国外国内店舗には一切影響なく、業績への懸念は生じておりません。・当社主力事業であるブライダルジュエリーは、
景気に左右されず安定的な需要が見込まれ、インバウンドへの依存もありません。特に国内では、webやテレビCM等による効果が奏効し、好調な集客を維持できております。
・今春オープンするハイクオリティーの新銀座店や大分の新店を始めとして、全国数か所において新しく出店を予定し、増改築も数か所の店舗で進行中
・よって、
第4四半期も前年を大きく上回る業績が見込まれておりますのでご安心ください。
したがって、来期につきましても継続的に業績の拡大が続く見通しです。
さり気なくインサイダーっぽいことも言ってる。。。

この第4四半期が1~3月期を指しているのか、それとも通期の数字で表しているのか判断が難しいのだけど、どちらにせよ、前期を大きく上回る数字ということなら、最低でも四季報に少し足りないが会社予想は上振れて、第4四半期発表と同時に通期上方修正もされるということになる。
合わせて、業績の拡大が続く見通しという言葉を信じれば、来期も今期の着地数字より高いというわけで、減益予想での出尽くし急落の可能性も薄れてくる。

この社長メッセージを受けて明日の寄り付きがPTSの終値に沿うかどうかは予想が付かないが、ジャスダックの元クズ株銘柄だったので、大口機関は入っていないはずなので、決算書を読まない個人に間違った投げという解釈なら特売りにはならないかも。
NEW ARTは生まれ変わっていい数字を出しているんだけど、社長の顔とシーマ時代の胡散臭さがどうも抜けきれないので、私自身も未だ信用しきれない^^;