PSエミュレーターと言えば、10年以上前から
「ePSXe」がトップクラスの完成度で有名なソフト。
最近では、PC用では「
PCSX-Reloaded」、Androidでは「
マルチエミュレーター」辺りが扱いやすいPS対応エミュですが、それでも高画質化などができるePSXeが一番な感じ。

PC用公式サイト:
http://www.epsxe.com/download.php ※フリーソフト
PC用プラグイン配布サイト:
Pete's PSX GPU Plugins、
Pete's PSX SPU Plugins、
Pete's PSX CDR Plugins日本語パッチ配布サイト:
ねこかぶのblog2※最新では不要、各種エミュレーターの翻訳パッチを提供されてる超有名なサイト
Android版:
ePSXe for Android ※345円買い切り有料アプリ
Android用プラグイン2種:
ePSXe openGL Plugin、
ePSXe sevenzip PluginPC版とAndroid版の基本的な設定方法は。
PC用の簡単な使い方
公式サイトから「ePSXe v2.0.5 Windows」リンクをクリックしてソフトをダウンロード。
※Linux、MAC用もあり
zipファイルを解凍して、ePSXe.exeを起動するだけ。
■フォルダについて多数ありますが、以下のフォルダだけ用途を覚えておけばOK
bios・・SCPH5500.BINといったファイルを入れる。最新では入手していなくても遊べる
isos・・ロムを入れるフォルダ。指定はできるのでこの場所以外にいれてもよい
memcards・・メモリーカードデータが保存される場所
※epsxe000.mcr、epsxe001.mcrファイルをPC⇔Androidにコピペすれば共通で使える
plugins・・別途入手したプラグインファイルを入れる場所。最新では内蔵のものでも動くので不要。
sstates・・どこでもセーブ機能のファイルが作成される場所
★重要:CPUオーバークロック X1で初回起動する★
Windows10だけかもしれないけど、普通に起動するとアプリが強制終了するようです。
初回のみ、オプション-CPUオーバークロック-X1 にチェックを入れてゲームを起動させます。
一度起動すれば、以降はX1.5等に指定しても起動できるようになります。
■初回設定ウィザード設定-ウィザードガイド から各種プラグインを指定する。

biosを入手していなければ、内蔵の「HLE Bios」を指定する。
エラーメッセージが出る場合は、
設定-BIOS-「HLE BIOSを有効」にチェックを入れる
以降は
GPU・・ePSXe GPU Core 2.0.0
SPU・・ePSXe SPU Core 2.0.0
CDROM・・ePSXe CDR WNT/W2K Core 2.0.0
コントローラーは1が1P、2が2P用

変更したい箇所をクリックしてから、コントローラー側で割り当てたいボタン、キーを押すと指定されます。
基本はノーマルのデジタルでいいけど、ジョイスティックを使いたい時は、プルダウンから「デュアルアナログ」に切り替える。
■GPUプラグインの設定設定-ビデオ から、現在指定しているプラグインの詳細設定ができます。

10年以上前からあるエミュなので、最近のPCなら「最良」クリックの設定でサクサク動作。
以下は設定しておきたい箇所
★内部解像度→高画質プレイができます。通常は実機再現、2倍、4倍は画質アップします。
ゲームによっては少しグラフィックが崩れたりすることがあるものの、高画質でも快適に動きます。
通常画質

解像度2倍

解像度4倍
・色数→解像度の高いPCなら「32bit」でよりキレイに表示されます。
・明るさ設定→暗めのゲームだと「少し明るい」設定にしておくと見やすくなります。
・引き伸ばしモード→引き伸ばしは違和感が出るので、「4:3」か「ワイドスクリーン」で
■ゲームの起動ファイル-ISOの起動で直に指定してもいいし、
ファイル-ゲームリストを開く でパッケージ画像を見ながら選んでもいいです。

「フォルダ」でロムファイルをあるフォルダを指定して「更新」
その後、「カバー画像を取得」で自動的にパッケージ画像が表示されます。
プレイ中は
F1:どこでもセーブ
F2:どこでもセーブのスロット切替
F3:どこでもセーブのロード
F4:フレームスキップのON/OFF
F5:コントローラーの切替
F6:コントローラーの切替
F7:GPUをハードウェアまたはソフトウェアに切り替える
F8:スクリーンショット取得
Del:オプションメニューを表示/非表示
Esc:ゲーム終了
Android版の簡単な使い方

本体アプリに加え、高画質になる「ePSXe openGL Plugin」を無料ダウンロード。
あと手持ちロムが7zipの場合は別途「ePSXe sevenzip Plugin」も無料ダウンロードしておく。
PC版より、使い勝手がよくプラグイン相性がいいので、より初心者でも扱いやすいです。
■フォルダについてアプリを起動したら、スマホの内部ストレージに「epsxe」フォルダが作成される。
フォルダ構成はPCと全く一緒なので、セーブデータファイル等をコピーしてフォルダに入れてやれば共通で利用可能。
■各種設定
・BIOSの設定→無くても動作します。ある場合は、BIOSファイルからBINファイルを指定するだけ
・CPUの設定CPUフレームスキップ・・有効(高解像度向け)
→読み込みが早くなります。
PSX CPU Overclock・・任意で変更
→基本はx1で、暴走しなければx2以上にすればより快適に動くかもしれない。
・画面の設定画面の向き・・横か縦
→画面比率4:3だと、最近の6インチスマホだと縦画面でも違和感なく遊べます。
ゲーム画面が上半分、仮想パッドが下半分に表示されるので遊びやすい。
スクリーンの色数・・32
→新しめのスマホなら32bitの高画質でもサクサク動作します。
★ビデオの設定※Androidの高画質プレイは、別途プラグインアプリを入れたほうが手っ取り早いです。
ビデオレンダラ・・ハードウェアが内蔵、「OPenGLプラグイン」がプラグイン用
→ハードウェアでする場合は、
Internal Resolutionで画質変更できます。
「x1」が実機再現。「x2」と「x4」が高画質で、PC版と同じ。
→→OPenGLプラグインでする場合は、無料プラグインを事前にインストールしておき
GPUプラグインに「libopenglplugin.so」ファイルがあるので、タッチして指定するだけ。
※0Bytesになってるけど、指定できれば反映されてます。
上がハードウェアx1、下がプラグイン導入
・入力の設定
プレイヤー1が1P用のコントローラー設定
プレイヤー1ボタン割当から、コントローラーのボタンを一つずつ押して指定する
※Android版は接続してるコントローラーを自動認識する機能があり、例えばPS4コントローラーをペアリングしていれば、アプリ起動時に自動的にボタン設定がされる。
しかしボタン指定がズレているようだったので、個別で確認したほうがいいかもしれない
タッチスクリーンゲームパッド
→Bluetoothコントローラーを持っていない場合、仮想タッチボタンで操作できる。
「パッド1表示形式エディタ」「Gamepad Skin Editor Portrait」からボタン位置を変更できる
コントローラー接続時は「タッチボタンの表示/非表示」からOFFにしておけば消せる。
・メモリーカードの設定Android版では、セーブデータをdropbox/GoogleDriveにアップロードしておくことができ、機種変更時もすぐに復元することが可能。

↑ボタンでアップロード、↓ボタンでダウンロードできます。
■ゲームの起動
Android版もパッケージが自動的に表示されます。
プレイ中に、画面下から上にスワイプしてナビゲーションバーを表示させ、バックキーを押すことで、どこでもセーブや各種設定を切り替えることが可能。
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