【株】東京製鐵の2度目上方修正で、含み損中でもJFEは超強気モードに

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今週も難しい相場が続き、週明けは今月の負け全て取り戻せる状態だったが、半ばからまた日経だけ怪しくなり逃げ遅れた東電で損切り。
キトーと一部利確のダイトロンで多少補填できたが、腹を括ると決めたJFEが一気に萎んで含み損。


金曜日の大引け前に、少し損切って枚数減らすか迷ったけど踏みとどまった。
来週もキツイ状態続くこと覚悟したが、夜にJFEのPTSを見ると1730円(+50円ほど)上げていて、何事かと思ったら同業の東京製鐵の決算日だったらしく、今期2度目の通期上方修正が出ていたからだった。
日本製鉄もPTSは+45円高。

2Q上方(10/22):http://www.tokyosteel.co.jp/pdf/news211022-2.pdf
1Q上方(7/21):http://www.tokyosteel.co.jp/pdf/news210721-02.pdf

中間の数字は
116,111 / 11,014 / 11,694 / 10,428

1Q時の通期上方修正幅は
221,000 / 12,000 / 12,000 / 11,000

244,000 / 22,000 / 22,000 / 19,000

2Qでの通期上方修正が
244,000 / 22,000 / 22,000 / 19,000

274,000 / 31,000 / 32,000 / 28,000

中間の数字だけで、期首の通期営業利益以下をほぼ達成。
売上半分だけで達成できているということは、円安、鋼材需要が相当いいということ。

国内粗鋼生産25.6%増 9月 車減産、先行き懸念
中間までの数字は9月上旬頃までの上昇期間に織り込んでおり、中旬から現在までの下落調整が主にトヨタ減産報道によるもので、下期に粗鋼生産に影響が出ると思われたから。
後は恒大絡みで中国の失速懸念も影響ありそう。

でも、東京製鐵の上方修正を見ると、むしろ下期のほうが売上比率が高く、営業利益も中間より2倍も出るということがわかったので、車減産の影響は少なくとも今期全く影響がないということに。
為替レートの見直しが資料では見当たらなかったので、恐らくドル円110円を下回らなければ影響ないはずで、円安進行すればまだ上方修正余地がありそう。

11/2の日本製鉄決算思惑のJFE狙いだったのに、東京製鐵の決算発表日がこんなに早くだったのは見逃していた。
とにかく日本製鉄のチャートがイマイチなせいでJFEももたついているので、75日線を超えてムードを良くしていってほしいところ。

というわけで、月曜日は寄り天失速しないことを祈りながらJFEは超強気モードで更なる買い増しも考えつつ今年最後の勝負。
NISA枠もまだ120万円使ってないし。



[ 2021/10/23 21:59 ] | TB(0) | CM(0)

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