
週明け2日間で、商船三井と日本郵船は手堅く利確。
4日の11:30に川崎汽船、12時に日本郵船の発表があるが、波乱要素は中間無配だった川崎汽船。
業績は良いだけに期末こそ復配があるはずだけど2Qでも未定懸念は残る。
日本郵船は増配濃厚だけど、すでに通過した中間配当を増配し期末は500円キープの可能性も僅かながらあり、この場合は実質利回りが上がるわけでは無いので逆に売られてしまう。
深読みすると決算跨ぎは1Qよりで難解なので、買い直しても100株程度のお遊びで。
そしてJFEにとって前哨戦となる日本製鉄の決算が2日15時発表されたが、結果は四季報予想を大きく上回る通期上方修正と更なる増配が発表された。
上方修正:
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211025415901.pdf増配:
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211025416072.pdf増配がキーポイントで、すでに過ぎ去った中間配当55円→70円の増配で期末配当は未定。
四季報は年間125円~130円で、今の円安だと間違いなく下期のほうが数字が出やすいので、期末も70円で年間140円が最低ラインになりそう。
株価2100円とすると期末配当利回りは3.3%
PERは割安でも利回りはもう一声欲しいところなので、9月の高値2350円付近を一気に超えるかは微妙なところ。

日本製鉄の信用取組が悪く上昇基調にならずJFEも伸びが悪い。
週足・月足もやや乖離があり大型株なので長期線付近で足固めが長引きそうな形。
日本製鉄を見る限り5日のJFEも通期上方修正は120%確定。あとは中間上乗せでは無く、未定の期末配当を最低80円で期末利回り4.4%程度とすれば、少なくとも決算跨ぎで負けようが無い。
高値更新は微妙なので、1850円~1900円の利確が今回の目標。