ここ数年はmoraなど音楽配信サイトで購入するので、AAC320kbpsかハイレゾならFLAC形式なのだけど、まだ7割ぐらいはiPod時代にリッピングしたものなので、MP3の192kbps形式が多いので、最近またCDを買い直してFLACの高音源でリッピングをしている。
昔はiTunesやMedia Go辺りでリッピングしていたが、正確なリッピングをする場合「
Exact Audio Copy」が有名らしい。
あとはCD音源をハイレゾ化できる「
dBpoweramp CD Ripper」もあるがこちらは有料ソフト。
最初はEACをダウンロードしてみたが、どうにも使い方が難しかったので、同じくリッピングに定評あり誰でも扱いやすい「
fre:ac」を使うことにした。
間が開くと使い方を忘れるので一連の流れをメモ。
まずは公式サイトからver1.1.6をダウンロード(22/3/14時点最新)
初めから日本語化されていて、インストールも変なツールとかのチェックも無いので安心。
使う前にオプション-一般設定で以下の項目を指定する
エンコーダ→FLAC Audio Encoder v1.3.3に変更
CDDB-CDDBサーバ→デフォルトはfreeDB.orgだが、これを「freedbtest.dyndns.org」に書き換える

freeDB.orgでも曲情報は取得してくれるが、数年前にサーバー停止したようで、CDによっては曲情報不明で返ってきたので、別なCDDBサーバーにした。
このソフトに限らず、他のリッピングソフトもデフォルトはfreeDB.orgが使われてるので、別なCDDBサーバーに変更は今後必須かも。
初回設定は以上で、あとはソフト起動中にCDを入れる

リスト無反応なら、左から2番目アイコン「CDコンテンツをリストに追加」押すとリストに入る。
曲データが取得されていなかったら、データベース-「CDDBに問い合わせ」で曲データが取得される
次にジャケット写真を曲に埋め込む。
「タグ」をクリックし、個別に曲を選択する
右側のカバーアートの中に埋め込みたいジャケットをドラッグ&ドロップすると埋め込んだ状態保留中となる。
アルバムジャケットでいいなら「アルバム」クリックで、1枚カバーアートに埋めればいいけど、アルバム内の曲ごとにシングルジャケットを表示させたいなら、「タグ」から曲ごとに埋めていく。
但し、再生機種によってジャケットが個別に表示されるかは別で
XPERIAのミュージックアプリだと、1曲目に埋め込んだジャケット画像しか表示されない(アルバムジャケット優先)
WALKMANのミュージックアプリだと、アルバムとしては1曲目のジャケットが使われるが、アルバム内の再生は曲ごとに埋め込んだジャケットが表示される。
ここまでできたら完了で、右から3番目のアイコン「エンコードを開始」押すとFLACでリッピングされる。
fre:acも最新1.1.6で歌詞埋め込みに対応したみたいだが、これはまだ試しておらず以前やった「Mp3tag」と「LyricsMaster」を組み合わせて埋め込んでいく方法で。
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ハイレゾ(FLAC)に歌詞を埋め込む方法Onkyo HF Playerだとこのタグ形式で歌詞は表示されるが、歌詞も機種毎にタグ対応が異なり、SONYのミュージックアプリでは、この方法ではFLAC形式の歌詞表示はできなかった。
なので、XPERIAやWALKMANでは「
Walkman Lyrics Extension」アプリを別途入れる。
これを入れると、ミュージックアプリで再生した曲と連動し、自動的に歌詞が表示される。
但し、曲名やアーティスト名がサーバー情報と異なっていると見つからないので注意。
FLACにすると1曲辺りではAAC320kbpsの3倍ぐらいのデータ容量となる。
音の聴き比べはよほど精通していないと大きな違いは感じられない。
ハイレゾは同じFLAC形式だが、ビットレートが高いので1曲辺り90MBで1/3ほどのデータ容量。
ハイレゾのほうがいい音に感じるが、この辺はマスタリングされてるかしてないかで、曲の感じがまた違ってくるので一概にFLACが劣るともいえない。
しかし192kbpsと比べると、やや違いがわかってくるので、やっぱり昔の名曲は良い音源で保存したほうがいい。