WALKMAN「NW-WM1AM2」レビュー|前モデルより機能充実、Android利点が大きい

3月25日に発売されたソニーの最新ウォークマン「NW-WM1AM2」
購入後すぐにバランス接続での200時間エージングが完了したので感想。

wm1am2 (1)

内蔵の専用アプリと音機能は、NW-WM1AやZX507とさほど変わらず。
でも、ZX507で省かれたUSB DAC機能が復活したので、パソコンの音楽や動画をWM1AM2を介して高音質で聞けるようになったので価値がアップ。


wm1am2 (2)

OS:無し→Android11
画面:4インチ→5インチ
解像度:854x480→1280x720
サイズ:72.9x124.2x19.9 mm→80.5x142.5x20.8 mm
重さ:267g→299g

前モデルから画面が大きくなり幅もかなり分厚くなった。
このシリーズはバランスケーブル接続で、自宅でじっくり聴く代物なので携帯性は問題なし。

今作はAndroid11が搭載され、初代WM1AとZX507のハイブリットで完成形だと購入前から予感していたけど、実際その通りで、手持ち音楽ファイル以外に、音楽配信やYouTube動画も対応したので、スマホ持ってたらDAPなんて価値無しみたいな扱いを受けることは無くなくなり、いい音で聴きたい時専用の機器としてスマホと区別できるようになった。

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RAMは3.5GBで、CPUはZX507と同じくARM Cortex-A53。
メモリはあれこれアプリ開かなければタスク落ちすることも無いので大丈夫。
ただ、CPUはかなり性能が低いので、タッチやスクロール感度が一昔前のAndroid機で操作性はよくない。
とは言え、発売当初の初代WM1Aのガクガク挙動ほどでは無く、ZX507並なので画面移動を頻繁にしなければ気にならない。

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ソニーウォークマンお馴染みの高音質ガイド。
今作は専用ミュージックアプリ内の設定から、バランス・アンバランス再生時間が表示される。
購入直後から1週間ほど再生させっぱなしでノルマ達成。
オーディオマニアじゃ無いので、言葉で言い表せるほど違いがわからないけど、ソニーが200時間超えて真の力発揮すると言ってるんだから0時間のときより良くなってるに決まってる。
典型的なソニー信者^^;

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ウォークマンの音機能は、専用ミュージックアプリのみ使える。
手動で弄らず基本ON/OFFのみで、プリセットから選べばいいだけなので、誰でも簡単に高音質再生できる。
このアプリは使いやすく、埋め込んだ歌詞表示もできるし、アルバム内の曲を個別に埋め込んだジャケットもしっかり表示されるので、ここがXPERIAのミュージックアプリとは違う所。
※アルバム1曲目のジャケット=アルバムジャケットなので、1曲目だけはアルバムジャケ&シングルジャケみたいにはできないと思う。

Walkman Lyrics Extension
このアプリを入れておけば、ミュージックアプリと連携し、曲再生したら自動的に歌詞表示してくれるので、XPERIA同様音楽の必須アプリ。


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エージング中にバッテリー駆動を見たけど、概ね16時間弱といったところ。
※スリープ状態でバランスケーブル接続での音楽再生。AACとハイレゾは入れ乱れ。

仕様ページでは、MP3またはFLAC再生は35時間~40時間となっているので実際は半分程度?
ウォークマンに限らずスマホでも駆動時間は仕様よりかなり短いことが多々あるのでこんなもんだと思うし、音楽再生だけでこれだけ持てば優秀。


こんな感じで満足度は90点ぐらい。
発売前の予約は、カメラのキタムラなど通常10倍還元で、諸々合わせると25~30倍還元近くで買えたが、現在は軒並み定価で還元は殆ど無し。
ソニーストアも昨今の部品不足が影響してるのか、次回出荷は5月中旬以降。
DAPの完成形だと感じるので、少なくとも4~5年は現役で使える優秀なウォークマン。

追記
手元に無いから比較できないが、初代WM1Aに比べると若干音が軽いというか低音の厚みが無くなったような...
ZX507寄りで全体的にフラットでクセの無い感じのDAP


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