壁に最小の穴で額縁をかけられる「壁美人」と浮世絵

最近U-NEXTで必殺仕事人や時代劇をよく見るせいか、浮世絵が欲しくなってしまい、ヤフオクで3万円ほどで落札できた手摺木版画の東海道五十三次フルセット。
彫師と摺師が手作業で作ったもので、昭和時代の販売された復刻版でも味気ないデジタル彩色で売られている物とは一味違う。

しまっておくだけは勿体なので1枚飾ることにしたのだけど、今まで壁に穴を開けたくなく飾り方もよく知らなかったので、いつものようにググって調べて見つけたのが「壁美人」という便利グッズ。

KABE (1)



画鋲や釘を使わず、ホッチキスで止める代物。
この商品レビューしてるサイトも結構あり、抜いたときの穴も小さかったので間違いないはず。
ホッチキスは100均で売られているものを買ってきたが、180度開くタイプのもので無いとダメ。

KABE (2)

取り付け方は3箇所ある穴に、1穴ホッチキス3つで計9箇所打ち込めと説明書にはあるが、1穴1つでかなり頑丈に取り付けられたので、1kg程度の額縁ならこれで大丈夫。
最初は躊躇して2発不発してしまったが、思い切って押し込むとキレイに仕上がる。
針も見た感じ先が真っすぐのまま打ち込まれているので、抜くときも真っ直ぐ引き抜けば良さそう。

隣の画鋲は無印良品の「針が細い画鋲」を最初に買ったが、凹みがなく額の紐がすぐ落ちてしまいそうで額縁には向いていなかった。


KABE (3)
KABE (4)

横から見た隙間もほぼ無く、額がお辞儀してしまう形にもならないので、このタイプの壁美人で正解だった。
若林製作所いうところが作ってるらしく、Amazonで色々なタイプの壁美人が販売されてて、800円~1500円程度で購入可能。

額縁も色々探してHAKUBA、ナカバヤシ、フジカラー辺りが有名っぽいが、KenkoTokinaという写真用品メーカーの額縁にした。
額縁知識もついでに仕込んだが、透明板素材が一番重要らしく、PET板は安いが透明度が悪く、せっかくの絵がキレイに見えないみたいなのでこれは除外。
ガラスとアクリルがベストで、ガラスが望ましいが重量が重くなってしまう。
アクリルはガラス並の透明度で、軽くて落下しても破片が飛び散りにくい素材。
この2つの素材は大体2000円~3000円の価格帯になってしまうが、いくつも額縁は買うものでも無いので、ここは惜しまずに投資した。

DARUMA.png

因みに一番欲しい浮世絵が歌川国芳の「木曽街道六十九次之内 守山 達磨大師」
蕎麦屋の親父と食ってる達磨大師の表情がたまらなく良いのでこれを飾りたい。

今、現役の職人が手作業で浮世絵をつくって販売してる店はいくつかあるようだが、「アダチ版画」が一番品揃が良さそう。
しかし蕎麦食ってる達磨大師は売ってない。

[ 2022/09/27 23:42 ] 生活雑貨レビュー | TB(0) | CM(0)

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