10数年株経験あるも、外国株は全くしたことが無いど素人なので、楽天証券米国株SPUは今までスルーしてきたけど、ちゃんと調べてみると最低でも元は取れそうなので実際に5月分を初クリアさせて見た。

1度クリアしてやり方さえ分かったら簡単なことだったけど、投信と比べると為替レートの影響も受けるし、注文方法も少しわかりにくい部分はあるので、初心者向けに流れを記載しておきます。
対象銘柄と対象外銘柄
買付手数料無料の銘柄はSPU判定対象外ここに記載されている銘柄以外の米国株は対象。
アップルなど個別株でも対象だけど、SPUクリア目的ならETFのほうがわかりやすいと思う。
対象外の見分け方も簡単で

例えば対象外の「
AGG」なら、ポイント利用欄に
「この銘柄はSPU対象外です」と表示されている。
要はこの注意書きが出ていなければ対象銘柄。
円建て決済で3万円弱の銘柄を選ぶ
SPUクリア条件は円建て決済で合計30000円以上となればクリア。
ドル円レートも影響するので、余裕を見て32000円ぐらいのものを選ぶと良い。
おすすめ銘柄も別に30000円に近い銘柄であれば何でもオススメと言えるけど、よりわかりやすい注文をしたければ、1株で3万円弱になり、なおかつ念のため出来高が多い流動性あるETFにしておくとよいと思う。
今回初クリアに選んだのは
IJH iシェアーズ コア S&P 中型株 ETFで、1株で30000円弱になるETF銘柄。
売買の流れとSPUクリア反映タイミング
まずは楽天証券に4万円ぐらい入金しておく。
※指値では約定しない可能性もあり、成行だと値幅制限一杯までの資金が必要
※5月末のドル円レートは139円

数量・・1株(銘柄価格に合わせて調節)
※予想受渡代金が30,000円弱になっていればまず間違いない
価格・・成行
執行条件・・本日中
口座区分・・特定
決済方法・・
円で買うポイント利用・・
利用する※楽天ポイントコースになっていること
※毎月利用ポイント上限1ポイント以上にしておくこと
(例えば上限1000ポイントなら約定時に1000ポイント消費される)
重要なのは「円で買う」と「ポイントを1ポイント以上」支払う設定にしていること。
これだけ確認できたら注文する。
【補足】■約定タイミング
米国株式の注文受付時間及び市場取引時間(日本時間)標準時間 23:30~翌6:00
サマータイム 22:30~翌5:00
→銘柄によっては買/売の価格差が開いていることもあるので、場中では注文しないほうが無難。
なので上記時間外に注文しておけば、始値で必ず約定する。
上記の買い注文は22:30分に約定しているので、この時間以降保有株を見ると、銘柄が追加されている。
しかし
楽天SPUクリア判定は約定した翌日16:30に更新されるので、約定直後は楽天トップページの米国株SPUクリア表示はならない。
またポイント消費も同時刻にポイント通帳から引き落とされる。

因みに買い注文時は「毎月上限1ポイント」で発注し、翌日に設定から「毎月上限1000ポイント」に変更したところ、16:30のタイミングで、1000ポイントが引かれたので、確定までにポイント利用の変更はできるみたい。
続いて保有株の売却は、同様に場中では無いほうがいいので、翌日に成行で決済注文を出しておけば、22:30の始値で約定される。

売買手数料は


買付時が168円、売却時が166円で合計332円

わかりやすく4万円入金しておいたが、売却後は38,883円になっていたので1,117円(785円が手数料除く損失)のマイナスだった。
購入した30日はダウが下落し、翌日31日も弱いままスタートしたので、マイナスとなったがこの程度ならSPU分はプラスになるし、ダウが強ければ儲けの分もプラスになるので、やらないよりやったほうがよい結果だった。
今回は損失で費用がかさんだけど、うまくトントンで売却できれば手数料の350円ぐらいが実質費用となるので、楽天で1ヶ月に20万円ぐらい買っていれば米国株SPUはクリアしておいたほうがいい金額目安かもしれない。
でもSPUで初めて米国株買ってみたけど、手数料や為替レートの仕組みがややこしく難易度が高そうなので、これからも株売買は国内株だけにしようと思った。