
今週はいつだったか忘れぐらいぶりにニッピが寄らずのストップ高してくれた。
同じ老舗健康食品系の森下仁丹は、場中決算で一時2400円まで上げたが、一旦出尽くしで2193円で引け。
配当性向がすでに30%出てるので、ニッピのように大幅増は無いが業績は良好なので、2100円を底に2200円~2300円で年内は動きそう。
ニッピはストップ高翌日に5070円で100株買い増し。
利確売りもそれなりに出てたが、始値5140円、高値5210円、安値4955円、終値5040円。
陰線なので、少しの間ヨコヨコの動きになりそうだが、PER7.25倍、PBR0.4倍は同業他社の中では圧倒的に割安。
配当はまだ未確定で、利回り狙いで気づかれてないところが良く、今期確定してる配当性向23%~25%に合わせると、最低でも170円以上は確定と見て良い。
そして次の材料は11月中に出ることはほぼ確定で、それが中期経営計画更新版の発表。
9/22
中期経営計画策定に関するお知らせ 
成長戦略を含めた更新版を11月に開始予定と記載あり。
しかし昨日の通期上方修正で、今期経常利益30億、当期純利益20億を出しており、26年3月期の計画を大幅に超過してしまっている。
土地や有価証券といった一過性の利益ではなく、売上増と生産コスト見直しによる業績改善なので、来期以降も増収増益が期待できるため、新たな研究開発費などが発生しないかぎりは、間違いなく25年以降の経営目標数字は経常利益30億以上で修正が入るはずなので、ここで将来利回りを見据えてもう1段高があると見ている。


日足の特徴は、決算発表など材料が出た時に急騰して、その後はヨコヨコ若しくは若干ジリ下げで推移する傾向がある。
長期足では6000円に節目がある程度。
指標に関しては申し分なく、唯一気になる所は日々の出来高の割に、信用買い残が28万株ほどあり、これが今年上昇局面に入ってから増えだしているので、売り圧力はそれなりにありそう。
出来高が少ないので、あまり大量保有できないけど、5000円以下は買いだと思うので、600株ぐらいまでは強気に買って、中期経営計画更新版が出たタイミングである程度利確し、3Q直前でまた買う感じを想定。
7287 日本精機「新中期経営計画 2026」策定に関するお知らせ 
金曜決算の中で日本精機が良いIRを出していて、現在PBR0.32倍だが、25年~27年度に向けてPBR1倍を目指し、総還性向80%を掲げたので、ニッピ同様週明け注目。
同日に自社株買いを発表したので、PTSは+140高だが、安値圏なのでここから買っても間に合いそう。
2輪計器世界首位ということで、輸出系円安メリット銘柄。来年円高転換したときに計画未達の可能性もあるので、ニッピほど強気にはなれないけど、PBR0.32倍はやはり魅力大。