高性能スキャナーアプリ Android版「CamScanner」の使い方

iPhoneよりも高画質なカメラを搭載しているAndroid端末にぜひ入れておきたいアプリが「CamScanner」
このアプリはレシートやメモなどの他、時間をかければマンガや雑誌もデジタルデータ化してしまう、とっても高性能なスキャナーアプリです。
無料版も配信されていて広告表示や一部機能制限がかかりますが、数枚のメモをデジタルデータ化するぐらいなら十分使えます。

今回は有料版で使い方を紹介します。

2014年1月19日追記
こちらの記事は過去verでの使い方記事になります。最新ver3.0.0ではUIが一新されているので新しい使い方記事として作成し直していますので、以下を参照してください。
最新ver3.0.0対応 Android版CamScannerの使い方

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Android無料版:CamScanner マーケットヘ
Android有料版(400円):CamScanner 完全版 マーケットへ





【無料・有料版の違いについて】

FZ104.jpgFZ105.jpg

無料版では以下の機能制限があります。

・画面下部に広告表示
・作成されたPDFに透かしが入る(画像参照 左が無料 右が有料版)
・ドキュメント数は50件(いわゆるフォルダ扱い)
・1ドキュメントにつき、10ページまでスキャン可能
・バッチスキャン(一度に複数スキャンする機能)は毎回3ページまで


有料版にするとこれら全ての制限が取り払われます。
※有料版アプリは解除キーとなっているので無料版のほうが本体になるため削除はしません。




【スキャン方法】

fz106.jpg

1:左下カメラアイコンで撮影モードに入る
※トップ画面で撮影すると新規にドキュメントが作成されその中にデータが入る
 ドキュメント内で撮影すると、そのドキュメント内にデータが作成される
2:カメラが立ち上がるので普通に撮影する

fz107.jpg

3:画像処理画面でスキャン範囲をマーカーを動かして指定する
アイコンは左から順に
「キャンセル」「左に90度回転」「マーカーを全画面に合わせる」「右に90度回転」「決定」
品質は「高品質鮮明化」が基本ですが、レシートなど白地のものは「グレーモード」のほうが見えやすい場合もあり

fz112.jpgfz113.jpg

4:スキャン完成。 端末戻るボタンを押してメイン画面へ戻ります。
右側の「+」をタッチすると画像にメモを付箋することが可能。
下のアイコンからアップロードなども可能ですが後述で

fz111.jpg

5:メイン画面から撮影したのでこのように新しくドキュメントが作成され、その中に入っています。



【スキャン後の処理について】

<端末にjpg画像として出力する>

fz116_20120218152253.jpg

デフォルト設定ではスキャン後、アプリ内に保存されますが端末にjpgとしては出力されません。
スキャン後にjpgで端末にも画像を自動で保存したい場合は
端末メニューボタン→「設定」→「画像をアルバムに保存」にチェックを入れる


<pdfファイルとして出力する>

スキャン後の画像をpdfファイルに出力する場合は手動で行う必要があります。
pdf出力方法は
ドキュメント内に入る→真ん中の「pdfアイコン」を選択→ドキュメント内全ての画像が1枚のpdfファイルとして端末に保存される

fz116_20120218152253.jpg

ファイルは端末側の以下の場所に保存されています。
トップルート-camscanner-pdfファイル
トップルート-camscanner-images-jpgファイル

※ARROWS ZではSDカード内ではなく端末内の保存領域に入りました。
アプリ内から保存先の設定はないので使用する端末によってSDカード側に入るか端末側に入るかわかりません。




【SDカード内の写真をスキャンする】

FZ119.jpg

1:メイン画面の左から2番目のフォルダアイコンを選択
2:写真リストを開くアプリを選択(写真管理アプリを入れてなければ内蔵の「ギャラリー」で開きます)

FZ120.jpg

3:SDカードに入っている画像を選択(1枚づつしかスキャンできません)
スキャン方法は一緒です。




【編集モード】

<ドキュメント名を変更>
・メイン画面でドキュメント部分を長押し→「改名」

<複数のドキュメントを1つにまとめる>
・メイン画面右から2番目の「四角に鉛筆アイコン」を選択→まとめたいものにチェックを入れる→左から2番目の「+マークのフォルダアイコン」を選択

<ドキュメントの削除>
・メイン画面でドキュメント部分を長押し→「削除」
※個別に画像削除する場合はドキュメント内に入って画像を長押しして→「削除」

<画像を別ドキュメントに移動・コピー>
・画像ファイルを長押し→「移動」もしくは「コピー」→移動先を選ぶ


<ドキュメントにタグを付ける>
・個別にタグ付けする場合
メイン画面でドキュメント部分を長押し→「タグを設定(5種から選択)」

・複数まとめてタグ付けする場合
メイン画面右から2番目の「四角に鉛筆アイコン」を選択→タグを入れたいものにチェックを入れる→一番右の「タグアイコン」を選択(5種から選択)

※自分で新しくタグ名を作成する場合は
端末メニューボタン→「タグの管理」→右上の「新規」から作成可能

<タグから検索する>
・メイン画面真ん中の「虫眼鏡アイコン」→検索バー横のタグアイコンから選択する

<ドキュメントにロックをかける>
※この機能を使うには設定から「パスコードの設定」で任意のパスワードを先に指定します。
・メイン画面右から2番目の「四角に鉛筆アイコン」→ロックをかけたいドキュメントにチェックを入れる→右から2番目の「ロックアイコン」を選択




【クラウドサービスへアップロード】

FZ121.jpg

「GoogleDocs」「box.net」「dropbox」は先にログイン情報を入力します。
・端末メニューボタン→「設定」→「アカウント管理」から

fz122.jpg

メイン画面右から2番目「四角で鉛筆アイコン」→アップロードしたいドキュメントにチェック入れる→右から3番目「↑アイコン」→任意のクラウドサービスの「アップロード」選択→アップロード完了と表示されると終了




※Evernoteへのアップロードは少し異なります。

fz124.jpg

メイン画面右から2番目「四角で鉛筆アイコン」→アップロードしたいドキュメントにチェック入れる→左から3番目「メールアイコン」→「Evernote」を選択(ログインは予めしておくこと)

fz125.jpg

pdfが添付されている。あとはノート名、メモを入力して「完了」でアップロードが始まる。

fz126.jpg

Evernote側はこんな感じでアップロードされています。




以上が高性能スキャナーアプリ Android版「CamScanner」の使い方です。
慣れれば簡単に扱えるスキャナーアプリなのでAndroidを購入したら無料版でもいいので必ず入れておきましょう。

iPhone版の記事
2011y02m15d_220202380.jpgiPhoneスキャンアプリ「Cam Scanner Free」の使い方


[ 2012/02/18 16:14 ] Android(アプリ) | TB(0) | CM(0)

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